概要・あらすじ
学校に好きな先輩ができてもなかなか告白する勇気が持てない春風どれみは、「魔法が使えれば…」と思って歩いていた。するとそこに「マキハタヤマリカの魔法堂」という変わった名前のお店が出現。そこには、いかにも魔女という格好をした女性が立っていたため、どれみは「もしかして…魔女?
」と言ってしまう。すると、目の前の女性は奇妙なカエルの姿になってしまったのだった。ここからどれみの魔女見習いが始まる。
登場人物・キャラクター
春風 どれみ (はるかぜ どれみ)
小学3年生の女の子。赤い髪を2つのお団子にしているシニヨンヘア。MAHO堂という店を開いている。「世界一不幸な美少女」とボヤく彼女は、ドジで、おせっかいで、困った人がいるとほっておけない性格。何かの度にでしゃばっては騒動を起こす。 年配女性マジョリカのことを魔女だと見破り、そのため魔女ガエルとなってしまったマジョリカをもとに戻すために、子どもの頃から憧れていた魔女を目指し、現在魔女見習い中。 好きな男の子に告白する勇気を得るため魔法を覚えている。魔法の呪文は ピリカピリララ ポポリナペペルト。
藤原 はづき (ふじわら はづき)
春風どれみの幼馴染の女の子。ロングヘアをオレンジのリボンでまとめていり、眼鏡をかけている。成績優秀。いつも冷静なお嬢様で、優しいが少しおっとりとした性格。両親が子離れできておらず、そのため自分をうまく表現できないでいる。 どれみが魔女見習いであることを知り、彼女が魔女ガエルにならないために、自分も魔女見習いになる決心をする。母親に「イヤ」なことは「イヤ」とハッキリ言えるように魔法を覚えている。 魔法の呪文は パイパイポンポイ プワプワプー。
妹尾 あいこ (せのお あいこ)
青い髪の元気少女。大阪から引っ越してきたナニワっ子で、歯に衣着せぬ物言いが冴える姉御肌。両親が離婚し、タクシー運転手の父とふたり暮らし。そのため家事全般をこなしている。春風どれみが魔女見習いであることを藤原はづきと共に知ってしまい、ふたり同様、自分も魔女見習いになる決心をする。 両親がもう一度仲良くなったらと思い魔法を覚えている。魔法の呪文は パメルクラルク ラリロリポップン。
マジョリカ
人間界に住み、春風どれみの住む町で店を開いていた魔女。しかし、どれみに正体を見破られたために、呪いがかかり魔女ガエルとなってしまった。どれみが魔女見習いになった後、藤原はづきや妹尾あいこが魔女見習いになり、次々と苦労がのしかかる過酷な日々を送るハメになった。 魔法の力の源である魔法の玉を蓄え、魔女界の女王の座を狙っていたが、それどころではなくなってしまった。どれみたちをうまくダマして早く元の姿に戻ろうとするが、なかなかうまく事が運ばない。
ララ
マジョリカが持っている妖精。トンガリ帽子に長い髪のきれいな女性。マジョリカに怒られるどれみたちを優しくフォローしてくれる、魔女世界の案内役である。どれみたちと意見やセンスが合い、話が通じやすい。 必要に応じ、白猫に変身したりする。温泉、エステ、サンバが好き。
瀬川 おんぷ (せがわ おんぷ)
春風どれみたちのクラスに転校してきた少女。紫の髪を、頭の上の方でひとつに束ねている。現在、超人気チャイドルで学校に通いながら仕事もこなしている。そして実は、彼女は、マジョリカのライバルだったマジョルカの正体を見破り、マジョルカを魔女ガエルにしてしまった。 そのためマジョルカのもとで魔女見習いをしている。現在、三足の草鞋を履いた努力家である。魔女の昇級試験も飛び級合格という天才ぶりを発揮しているが、自己中心的で禁じられた魔法を使うこともある、少々問題児。 ママが叶えられなかったトップアイドルの夢を自分が叶えるために魔法を覚えている。魔法の呪文は プルルンプルン ファミファミファー。
ぽっぷ
春風どれみの妹。しっかり者のおませさんで、ちょっと要領のいいスーパー幼稚園児。姉のどれみやその友達が魔法使い見習いという事を知り、自分も魔女見習いになってしまう。