概要
日本の漫画家。男性。近畿大学法学部卒。大学在学中の1983年、小池一夫の主催する私塾劇画村塾神戸教室に入校。1984年、「コミック劇画村塾」に『ミスターカワード』を発表して漫画家デビュー。同誌で1986年より連載した『ドクター秩父山』で人気を博す。大学卒業後はタカラ(現・タカラトミー)に入社。以降、転職期間を挟みながらも、一貫してサラリーマン兼業で漫画を発表。サラリーマンとしては、テレビゲームや漫画制作ソフト「コミPo!」のプロデュースなどを手がけたことで知られる。デビュー当時は劇画タッチのギャグ漫画作品を発表していたが、90年代に入ってからは意識的に作風、とくに絵柄のリニューアルに取り組む。その後、手塚治虫や本宮ひろ志、藤子・F・不二雄などの有名作家の絵柄を模倣し、下ネタギャグを展開するというスタイルを確立した。2002年には、それらのパロディ作品をまとめた単行本『田中圭一最低漫画全集 神罰』を発売し、話題となった。その他の代表作に、『ヤング田中K一』『うつヌケ〜うつトンネルを抜けた人たち〜』など多数。2014年より、京都精華大学マンガ学部ギャグマンガコース准教授に就任。
ヒストリー
- 1962年5月4日
大阪府枚方市に生まれる。
- 1983年
劇画村塾神戸教室に入学。
- 1984年
「コミック劇画村塾」に『ミスターカワード』を発表し、漫画家デビュー。
近畿大学法学部を卒業後、タカラ(現・タカラトミー)に就職。以降、転職期間を挟みつつも、サラリーマンと兼業で漫画を発表。
- 2002年
『田中圭一最低漫画全集 神罰』発売。手塚治虫など、さまざまな有名作家のパロディで話題となる。
- 2010年12月
プロデュースを担当したマンガ制作ソフト『コミPo!』が発売される。
- 2014年
京都精華大学マンガ学部ギャグマンガコース准教授に就任。
作品
- 1986年
-
作者
- 1989年
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作者
- 2002年
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作者
- 2004年
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作者
- 2007年
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作者
- 2009年
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作者
- 2013年
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Gのサムライ
作者
- 2014年12月
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作者
- 2014年
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田中圭一のペンと箸 -漫画家の好物-
作者
- 2017年
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作者