異世界で最強魔王の子供達10人のママになっちゃいました。

異世界で最強魔王の子供達10人のママになっちゃいました。

母親を亡くして天涯孤独の身の上となった女子高校生の朱里は、異世界にある魔王城に召喚されてしまう。朱里が召喚された目的は、勇者アルベールが率いる人間たちとの戦争のために、魔王グランとの子供をもうけることだった。まだ16歳で処女ながら、魔王の子供十人を産むことになった朱里のドタバタな姿を描く、ファンタジーラブコメ。「月刊少年シリウス」2019年6月号から掲載の作品。

正式名称
異世界で最強魔王の子供達10人のママになっちゃいました。
ふりがな
いせかいでさいきょうまおうのこどもたちじゅうにんのままになっちゃいました
作者
ジャンル
ファンタジー
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あらすじ

第1巻

女子高校生の朱里は、母親と二人でなかよく暮らしていたが、その母親は朱里をかばって交通事故により他界した。事故から1年が経ち、母親への思いにふける朱里は今すぐ家族が欲しいと願ったことで、異世界アヴィルフィアに召喚されてしまう。朱里を召喚したのは、ゾディア帝国の魔王城の者たちで、魔王グランと子作りをして、子供を産ませることが目的だった。最初は戸惑う朱里だったが、魔王の魔素が詰まった「コウノトリの秘薬」を飲むことで、処女のままタマゴを産み、そのタマゴから最初の子供、アンが誕生する。朱里は初めての育児に苦労しながらも、アンのかわいさに励まされ、アンはすくすくと成長していくのだった。

第2巻

魔王グランアンと共に家族でピクニックに出かけていた朱里は、森で迷子になったアンを探している最中に勇者アルベールと出会う。その勇者は、1年前に朱里が遊んでいたゲーム「光と影のインフィニティ」で操作したキャラクターとそっくりだった。そしてアルベールに、正体が魔王の巫女だとバレた朱里は、アンと共にアルベールたちの暮らす人間たちの街に連れていかれる。しかし、美味しい料理やお風呂のある人間たちの街での暮らしは快適で、アンは優しいアルベールにすっかり懐いてしまうのだった。人間たちの街に幽閉されていた朱里とアンだったが、魔王グランが迎えに来て、無事に魔王城への帰路につく。その帰り道、子供が生まれるマジックアイテム「ラブ・ベビクッキー」を、アルベールの仲間、ヴァニラの手違いによって食べさせられていた朱里は、魔王グランとの二人目の子供となるドゥーを産むのだった。

登場人物・キャラクター

朱里 (あかり)

女子高校生。年齢は16歳。母親との二人暮らしだったが、朱里をかばった母親を交通事故により亡くした。事故から1年間、一人暮らしをしていたが、人間たちとの戦争のために魔王グランから子供を産む巫女として異世界アヴィルフィアに召喚されてしまう。突然の変化に戸惑い、イモばかりの食生活にもウンザリしているが、魔王城の人々とも親しくなり、何よりも魔王グランとのあいだにできた二人の子供、アンとドゥーを溺愛しているため、元の世界に戻りたいとは特に考えていない。ちなみに、アンは「コウノトリの秘薬」、ドゥーは「ラブ・ベビクッキー」というマジックアイテムを口にすることで産まれた。また、あっという間にお腹が大きくなり、タマゴとして出産したため、2児の母だがいまだに処女である。子供を戦力と考えるような、人間たちとの戦争は回避したいとの強い思いを持つ。魔王城の人々からは「巫女様」と呼ばれている。

魔王グラン (まおうぐらん)

異世界アヴィルフィアにあるゾディア帝国の魔王城で暮らす、異世界最強の魔王。薄い褐色の肌に、薄紫色のロングストレートヘアのイケメン。頭部に禍々しい2本の角があり、背中には悪魔のような翼が生えた、いかにも魔王然とした風貌をしている。母親を人間たちに捕らわれており、取り戻すためにも人間たちと戦争をしている。その戦力として子供を必要としており、子供を産ませるために朱里を召喚したが、朱里がその気になるまで無理強いはしなかった。無表情で不愛想ながら、民を思う気持ちは強く、戦争で傷ついた魔族の者たちを救うために、その者の傷を自分に負わせることで回復させている。

ジルル

魔族の娘。魔王グランの配下で、セクシーな衣装にマントを羽織っている。朱里をアヴィルフィアに召喚し、右も左もわからない朱里に魔界のことを教えるなど、面倒を見ている。語尾に「です」を多用する、やたらと丁寧なしゃべり方をする。露出度の高い服を好んでおり、まだ幼いアンにもセクシーな衣装を着せようとしていた。魔王グランをその気にさせるため、朱里にもお色気スキルを持つ色魔、サキュバスの装備を用意し、朱里の脱・処女のために尽力するが、ジルル自身もいまだ処女である。

モーリス

魔族の男性。いつも笑顔の優しい性格で、丸眼鏡をかけている。才知に優れており、魔王軍の参謀を務めている。魔王グランの子供の戦力は、一人で10万人の兵士に匹敵するため、人間軍の兵士100万人に対抗するため、朱里には魔王との子供を10人産んで欲しいと無茶なお願いをする。

アン

朱里と魔王グランとのあいだに産まれた最初の女の子。赤ちゃんがマネしてよく使う言葉と、フランス語で「1」の意味を持つ「アン」、そして朱里の「あ」と魔王グランの「ん」を取って、朱里によって「アン」と名づけられた。魔王の魔素が詰まった「コウノトリの秘薬」を朱里が飲むことで、朱里からタマゴとして産まれた。耳がとがっており、父親の魔王グランと同じく頭には2本の角が生えている。人間の子供よりも成長が早く、数か月もしないうちに5歳児程度まで育ち、しゃべれるようになった。弟のドゥーが産まれたことで彼に注目が集まり、へそを曲げていたが立ち直り、ドゥーのお姉さんとして頑張っている。作った料理によって、食べた者を全回復させるというスキルを持っている。家族を愛しているが、一番好きなのは勇者アルベール。

スライム

魔王城のトイレに住んでいる下級魔族のスライム。透き通った大福のような見た目をしている。ふつうに会話することができ、一人称は「ボク」。人手不足のため、アンの教育係に任命される。

勇者アルベール (ゆうしゃあるべーる)

人間軍を率いる勇者の男性。黒髪のイケメン青年。朱里が、異世界に召喚される1年前に遊んでいたゲーム「光と影のインフィニティ」で操作していたキャラクターとそっくりの外見をしている。天然なところがあるが、正義感が強く実直な性格をしている。命の危険を感じるほどに極度の方向音痴。朱里の「あなたは私の(ゲームのキャラ)なんだから」という言葉を勘違いし、自分は朱里のものだと解釈している。個人的に知り合った朱里やアンとは友好的な関係を築いたが、国王からは朱里とアンを捕らえるよう命令を受けている。様子を探るため、魔法でスライムの姿に変身して魔王城に潜入する。

ヴィラン

魔族の男性。魔王グランの側近の一人。左目に眼帯をしている肉体派のマッチョで、戦闘において活躍する。ドゥーから、広背筋がまるでバハムートの翼のようだと、自慢の筋肉を褒められた際には、涙を流し、膝をついて感激していた。

ヴァニラ

勇者アルベールの仲間の女性。アルベールに思いを寄せている。魔道士の娘で、人間界一魔力が強い。マジックアイテムを作る天才でもあり、男女で半分ずつ食べれば、二人の子供が生まれるハート型のクッキー「ラブ・ベビクッキー」を作った。そのクッキーをヴァニラとアルベールで半分ずつ食べる予定だったが、手違いによって朱里と魔王グランが食べてしまい、ドゥーが産まれた。

ユリス

勇者アルベールの仲間の女性。アルベールに思いを寄せている。小国のお姫様で、剣舞の達人でもある。

ソフィア

勇者アルベールの仲間の女性。アルベールに思いを寄せている。アルベールの師匠も認める槍の名手で、アルベールにとっては姉のような存在。

ドゥー

朱里と魔王グランとのあいだに産まれた二人目の男の子。朱里によって、フランス語で「2番目」を意味する「ドゥー」と名づけられた。ヴァニラが作ったマジックアイテム「ラブ・ベビクッキー」を朱里と魔王グランが知らずに食べたことで、朱里からタマゴで産まれた。姉のアン同様にすぐにしゃべるようになり、アンよりも大人びた丁寧な口調で話す。賢くて優しい性格で、天使のような笑顔が、魔王城のみんなから愛されている。すべてのスキルを使いこなすスキルを持っていたが、アンのスキルを活かすためにあえて鍬を武器として選び、広大な荒れ地を一晩で耕した。

料理長 (りょうりちょう)

魔族の男性。口ひげを生やしたオーク。魔王城で料理長を務めている。コック帽をかぶり、スカーフをまいてシェフの恰好をしている。土地が荒れ果て作物が不足しているため、魔王城でもイモを主食とする日々が続いている。

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