概要・あらすじ
ガルトー・リューゼンは、マスゲニア大陸を支配する魔王。ある日ガルトーは、城に攻め込んできた女勇者アンジェリカのパーティをあっさり返り討ちにするが、心優しい彼は、倒れたアンジェリカたちを家に送り届けることに。アンジェリカの生家を訪れたガルトーは、アンジェリカの母親のレイティアと出会うが、彼女は死別したガルトーの妻のササヤに生き写しだった。レイティアに一目惚れしたガルトーは、その日のうちに再婚を申し込み、レイティアもそれを受け入れる。晴れて二人は夫婦となり、魔族と人間の奇妙な共同生活が始まるのだった。しかし、あとから再婚を知ったアンジェリカは激しく反発。ガルトーは義理の娘であるアンジェリカと良好な関係が築けるよう、奮闘することになるのだった。
登場人物・キャラクター
ガルトー・リューゼン
マスゲニア大陸を支配する魔王。かなり長命の魔族であり、少なくとも数百年は生きている。人間に換算すると中年ほどの年齢で、中年男性のような外見。両耳の後ろから曲がった角が生えているのが特徴。300年ほど前に妻のササヤと死別して以来、独身だったが、人間の女性のレイティアに一目惚れしたことで再婚し、同居することになる。魔族でありながら、気が優しく誠実な性格の持ち主。義理の娘となったアンジェリカからは強く反発されているが、なんとか良好な関係を築こうとしている。
レイティア
マスゲニア王国に住む人間の女性。金髪のロングヘアで、口元にほくろがある。ガルトー・リューゼンの元妻のササヤとそっくりな容姿をしている。かなりおっとりした性格で、相手が人間以外の種族であろうと分け隔てなく接することができる人物。アンジェリカが生まれてすぐに夫を亡くし、一人でアンジェリカを育てていた。ガルトーの誠実さを気に入り、彼と再婚する。
アンジェリカ
レイティアの娘で若い女勇者。ガルトー・リューゼンの元妻のササヤにどことなく似た顔立ちをしている。勝ち気な性格の持ち主で、父親を早くに亡くしたこともあり、冒険者となる。一度は魔王の城を攻略してガルトーと戦った経験があるが、冒険者としてはまだまだ荒削りで実力は今ひとつ。母親が魔王と再婚したことについてひどく反発していたが、次第にガルトーのことを受け入れ始める。
クレジット
- 原作
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森田 季節
- キャラクター原案
-
すし*
書誌情報
魔王です。女勇者の母親と再婚したので、女勇者が義理の娘になりました。@comic 4巻 小学館〈裏少年サンデーコミックス〉
第1巻
(2019-07-19発行、 978-4091292964)
第2巻
(2019-11-19発行、 978-4091294807)
第3巻
(2020-07-17発行、 978-4098502059)
第4巻
(2021-01-12発行、 978-4098504329)