磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~

磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~

ダメ侍である磯部磯兵衛のぐだぐだな生活ぶりを、浮世絵タッチで描く日常系ギャグ漫画。舞台は江戸時代だが、時代設定は曖昧であり、宮本武蔵の霊や平賀源内などの偉人も登場する。集英社「週刊少年ジャンプ」2013年26号、27号に掲載された読み切り版を経て、同年47号から2017年46号まで連載。

正式名称
磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~
ふりがな
いそべいそべえものがたり うきよはつらいよ
作者
ジャンル
その他ギャグ・コメディ
レーベル
ジャンプコミックス(集英社)
巻数
既刊16巻
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あらすじ

第1巻

江戸の町で立派な武士になろうと日々精進していた磯部磯兵衛は、ある日、道ばたで春画を拾い、迷わず自宅へと持ち帰る。さっそく自室で春画を楽しもうとする磯兵衛だったが、なにかと理由をつけて母上がたびたび部屋に乱入して来る。磯兵衛はそのたびに春画を隠し続けていたものの、天井裏から自室へ入って来た母上に、ついに春画が見つかってしまう。(第1話「武士ですから候」。ほか、15エピソード収録)

第2巻

立派な武士になるために武士道学校に通っていた磯部磯兵衛だったが、山で行われる滝行を恐れ、初めて学校をさぼってしまう。だが、帰宅してから母上にウソをついたり、翌日に先生に体調不良のふりをしたりと、サボるのも面倒である事に気づく。さらに自分が学校をサボった事がばれると、あこがれている看板娘に嫌われるのではないかとネガティブになったところに、同じ武士道学校に通う中島襄が現われる。(第24話「はじめてのさぼたぁじゅで候」。ほか、19エピソード収録)

第3巻

ある日、花岡華男武士道学校に酒を持ち込む。クラスのみんなは、先生に隠れて悪い事をしている事実に、妙な昂揚感を覚える。そんな中、磯部磯兵衛だけは、酒ごときで騒ぐのはまだまだ子供だと大人ぶって斜に構えた姿勢を取り、花岡に対して自分は酒を飲んだ事があると言い放つ。そして磯兵衛は、教室内で花岡の酒を勝手に飲み出す。しかし実際は、酒など飲んだ事のない磯兵衛はテンションが上がって教卓にのぼったり、クラスメイトに対して暴言を吐くなど暴走し始める。(第38話「酒と涙と武士と候」。ほか、17エピソード収録)

第4巻

磯部磯兵衛は以前から相性が悪く、なにかとぶつかり合う間柄だった。そんな磯兵衛と犬が散歩していると、そこへ発明家の平賀源内が偶然通りかかる。平賀は磯兵衛と犬のあいだを取り持とうと、動物の言葉がわかる翻訳機を発明。すると犬は磯兵衛に対して「大好き」「楽しい」などとうれしい言葉を話している事が判明し、磯兵衛は大いに喜ぶ。しかし実際は平賀が操作を誤り、「犬語」ではなく「猫語」で翻訳されており、さらに犬が平賀に対して、強い殺意を向けている事が明らかになる。(第61話「お犬様の本音で候」。ほか、17エピソード収録)

第5巻

看板娘への恋心を募らせた磯部磯兵衛は、ついに恋文を書いてみる事にした。少しでも知的な大人の自分を演出したい磯兵衛は試行錯誤し、ついに満足いく文章が完成する。そして磯兵衛は看板娘に恋文を渡すべく、団子屋へと向かう。(第73話「恋という字にゃ下心で候」。ほか、17エピソード収録)

第6巻

葛飾北斎は、最新の春画をチェックしたいものの、自身の外見が幼いために、手に入れられずに悩んでいた。そこで、磯部磯兵衛に春画を買ってきてほしいと依頼をする。北斎の新作が見たい磯兵衛は快く承諾するが、春画を買っているところを江戸の町の子供達に目撃され、ひやかされてしまう。そんな子供達に激怒した磯兵衛は、男性の下半身の大切さを熱く語り出し、そのためには春画が必要なのだと大声で主張し始める。これによりさらに騒ぎは大きくなり、子供達だけでなく周囲の大人達の注目を集める事となった磯兵衛は、大いに動揺するのだった。(第94話「正直みんなエロいで候」。ほか、19エピソード収録)

第7巻

武士道学校花岡華男と会話をしている最中に、磯部磯兵衛は「片腹痛し」と発言する。すると花岡は、今どき武士でも言わないと磯兵衛をバカにし、武士道学校のクラスメイト達のあいだでからかい半分にこの言葉が流行り出す。恥ずかしさを覚える磯兵衛だったが、その流行は江戸中に広まっていき、次第に自分が流行を作ったと誇らしい気持ちになっていく。しかし、同時に流行が広まるにつれて磯兵衛が発信したという事実は消えていき、磯兵衛が必死に説明をしてもウソつき扱いされてしまう。(第115話「流行を生む男で候」。ほか、19エピソード収録)

第8巻

磯部磯兵衛は、今さらながらに名前を付けていなかった事に気づく。中島襄看板娘、さらには江戸中の人々にどんな名前がいいかを聞きまわった磯兵衛は、犬を「ぬれ犬安綱ポチ左衛門」と命名。だが、次第に名前が長い事が気になっていく。(第134話「犬、名付くで候」。ほか、19エピソード収録)

第9巻

ある日、志賀大八は野原で春画を描いている葛飾北斎に遭遇する。北斎の描いている春画のクオリティの高さに驚いた大八は、天才がゆえに親が金儲けのために無理矢理春画を描かされているかわいそうな子供だと勘違いし、北斎の親に対し勝手に強い憤りを覚える。そして大八は北斎の手を引き、親のもとに連れて行けとすごむ。(第160話「エロジジイと誘拐犯で候」。ほか、19エピソード収録)

第10巻

磯部磯兵衛中島襄花岡華男らは、埋蔵金で建てた源光彦の豪邸を訪れていた。そこで源は、ホームレス生活が長く、広い豪邸で生活する事が苦痛だとこぼす。それを聞いた磯兵衛は源が楽しく暮らせるよう、池の庭に噴水を造ったり、階段をエスカレーターにしたらどうかと突飛なアイディアを口にする。(第172話「劇的!源ん家で候」。ほか、19エピソード収録)

第11巻

母上武士道学校に向かう磯部磯兵衛の鼻毛が出ている事に気づく。しかし、「本当の男らしさとは鼻毛が出ていても気にしない事」と考えている母上はあえて指摘をせず、磯兵衛はそのまま武士道学校に着いてしまう。そこで中島襄も磯兵衛の鼻毛が出ている事に気づくが、磯兵衛が今日に限って武士道について熱くまじめに語るため、言い出すタイミングがつかめない。そして放課後、野原で寝転んで絵を描いている葛飾北斎に声を掛けた磯兵衛だったが、北斎もまた鼻毛が出ている事に気づく。北斎は磯兵衛の似顔絵を描き、鼻毛が出ている事実を指摘しようと試みる。(第178話「鼻毛(ゲーハナ)の日で候」。ほか、14エピソード収録)

第12巻

徳川15兄弟は江戸の少し上に新しい藩を作る事を決定し、新大名として磯部磯兵衛が指名された。補佐役として中島襄と徳川15兄弟の家継(いえつぐ)も加わり、三人でどんな藩にしようか話し合っていると、現実的な構想ではなく、「海を拡張する」「地下シェルターを作る」など妄想が止まらなくなっていく。(第198話「GO!GO!百万石で候」。ほか、14エピソード収録)

第13巻

中島襄から「人間のヒジはアゴにつかない」と言われた磯部磯兵衛はさっそく試してみるが、確かにつかずに悔しい思いをする。帰宅した磯兵衛は母上にも確認すると、母上は時空を歪ませてつける事に成功するが、磯兵衛にはその技ができずに悔しい思いを募らせていた。そんな中、磯兵衛が江戸の町を歩いていると、ヒジにアゴをつけながら歩いている国籍不明の男性がおり、磯兵衛はさっそく弟子入りをする事にした。(第213話「拙者のアゴヒジ観で候」。ほか、14エピソード収録)

第14巻

平賀源内のもとにからくりで動く雛人形が多数届いたが、平賀が目を離している隙に雛人形達はすべて江戸の町へ逃げ出してしまう。そして雛人形は、中島襄花岡華男高杉秀才らの前に夜な夜な現われる。その頃、武士道学校では勝手に動く呪いの雛人形の怪談が流行していた背景もあり、クラスは大パニックになる。そこで、中島達は呪いを解くために雛壇を制作する事にした。そんなある夜、ついに磯部磯兵衛のもとにも雛人形が訪れる。おびえた磯兵衛は雛壇に置けば呪いが解けるのではないかと考え、中島達が作った雛壇へと向かう。(第225話「呪いの雛人形で候」。ほか、19エピソード収録)

第15巻

ある日の深夜、花岡華男は酒に酔って帰宅して来た父親に前髪を切られてしまう。やけになった花岡はなにか悪い事をしようと計画を立て、磯部磯兵衛も彼に付き合う事にした。しかし、悪い事をし慣れていない磯兵衛と花岡は、外見で悪さを演出しようとしたり、ナンパしようとするが、ことごとくうまくいかない。(第243話「ぎざぎざで候」。ほか、11エピソード収録)

第16巻

武士道学校に通う磯部磯兵衛中島襄花岡華男高杉秀才らは、まだ自分達が幼い頃に、校庭にタイムカプセルを埋めた事を思い出した。さっそくみんなは、自分達がなにを埋めたのかを思い出しながら発掘作業を開始する。そんな中、磯兵衛達は将来値打ちが出るかもしれないと、それぞれの宝物を埋めようとしていた過去を思い出していく。(第247話「みらいの自分へで候」。ほか、11エピソード収録)

登場人物・キャラクター

磯部 磯兵衛 (いそべ いそべえ)

江戸でもトップクラスにだらしないと噂の青年武士。立派な武士を目指し、武士道学校に通ってはいるが、努力する気配は全くなし。家でゴロゴロしたり、学校をさぼって町をぶらついたりと、ぐうたらライフを満喫している。父親が家を留守にしているため、母親と2人暮らし。団子屋の看板娘に惚れており、彼女目当てでよく通っている。

母上 (ははうえ)

主人公磯部磯兵衛の母親。本名は不明。息子を溺愛しており、磯部磯兵衛をとにかく甘やかす。昔、忍びの者学校に通っていたことがあり、忍術が使える。

(いぬ)

元はノラ犬だったが、生類憐みの令によりお犬様として大切にされてきた。城暮らしに飽きてお忍びで町を散策中、主人公磯部磯兵衛と出会う。磯部磯兵衛のイタズラにより、城に戻れなくなったため、磯部家にいすわることになった。長い城暮らしのせいで、いつも死んだような目をしている。

中島 襄 (なかじま じょう)

主人公磯部磯兵衛の友人。メガネがトレードークの青年武士で、磯部磯兵衛と同じく武士道学校に通っている。マニュアル本が大好きで、常に持ち歩いている。

徳川15兄弟 (とくがわじゅうごきょうだい)

江戸を治める将軍。長男いえやす、次男ひでただ、3男いえみつ、4男いえつな、5男つなよし、6男いえのぶ、7男いえつぐ、8男よしむね、9男いえしげ、10男いえはる、11男いえなり、12男いえよし、13男いえさだ、14男いえもち、15男よしのぶの15人兄弟。 なぜか主人公磯部磯兵衛のことを買っている。歴代の徳川将軍がモデル。

志賀 大八 (しが だいはち)

江戸の下級武士たちを束ねる侍。さや当てがきっかけで、主人公磯部磯兵衛と知り合う。磯部磯兵衛に倒された恨みを晴らすため、執拗に付け狙うが、毎回ことごとく失敗する。なお、本当は転んで気絶しただけなのだが、本人はその時の記憶が無く、磯部磯兵衛に倒されたと思い込んでいる。 団子屋の看板娘に惚れている。

宮本 武蔵 (みやもと むさし)

伝説の剣豪。死後、幽霊となった。主人公磯部磯兵衛が、自分の著書を春画を買うのに利用しようとしたことに怒り、彼に取り憑く。江戸時代の剣豪、宮本武蔵がモデル。

平賀 源内 (ひらが げんない)

医者、発明家など多くの肩書きを持つ天才。たまたま入った団子屋で、主人公磯部磯兵衛と知り合う。エアコンや掃除ロボットなど、時代背景を無視したトンデモ発明を次々と生み出す。江戸時代の本草学者、平賀源内がモデル。

葛飾 北斎 (かつしか ほくさい)

天才浮世絵師。鉄棒ぬらぬらの名前で春画も描いている。春画を拾いに来た主人公磯部磯兵衛と知り合い、意気投合する。老衰で亡くなるが、孫のお北の身体に取り憑き復活。絵師として神の領域に到達し、神の春画を描き上げることを目指している。『富嶽三十六景』などで知られる浮世絵師、葛飾北斎がモデル。

服部 半端 (はっとり はんぱ)

忍びの者学校に通う忍者。校長である服部半蔵に命じられ、主人公磯部磯兵衛のマサムネ探しを妨害しようとする。

看板娘 (かんばんむすめ)

主人公磯部磯兵衛が通っている団子屋の娘。本名は不明。磯部磯兵衛に惚れられていることには、まったく気がついてない。

先生 (せんせい)

主人公磯部磯兵衛が通う武士道学校の教師。本名は不明。見た目は老人だが、身体能力は恐ろしく高い。必殺技は水無月富士参り。

天草 四朗 (あまくさ しろう)

島原の乱で瀕死の重傷を負ったキリシタンの青年。頭に矢が刺さっている。磯部磯兵衛、中島襄、徳川15兄弟の家継(いえつぐ)の三人が作った磯部藩の領地に迷い込み、磯兵衛を立派な人物だと誤解し、そのまま住むようになった。矢のせいで意識が朦朧としており、引き抜こうとすると稲穂が飛び出すなど奇跡が起こったり、本来の優秀でカリスマ性あふれる天草四朗の人格に戻ったりする。実在の人物、天草四朗がモデル。

熊本さん (くまもとさん)

先生の知り合いの男性。黒い熊の着ぐるみを身につけており、中にはまるで相撲取りのような大柄な熊本さん自身が入っている。腕っぷしが非常に強く、磯部磯兵衛をはじめとする武士道学校の生徒達は誰一人かなわないが、唯一母上だけには熊本さんも勝てなかった。

伊能 忠敬 (いのう ただたか)

日本中を歩いて地図を作製している高齢の男性。最後の作成場所となる江戸までやって来たものの力尽きてしまった。偶然休憩している場所に居合わせた磯部磯兵衛に対し、江戸だけ自分の代わりに地図を作製してほしいと依頼した。疲労を感じると奈良漬けが食べたくなる。実在の人物、伊能忠敬がモデル。

花岡 華男 (はなおか はなお)

磯部磯兵衛と同じ武士道学校に通うクラスメイトの少年。花岡華男自身は磯兵衛と親しい間柄だと思っているが、磯兵衛からはあまり構われていない。酒ばかり飲んでいる父親と暮らしている。中島襄と高杉秀才を交えて共に行動する事も多い。

源 光彦 (みなもと みつひこ)

源家を復興するため、単身江戸にやって来た少年。江戸の町に着いてからすぐに偶然磯部磯兵衛と出会い、武士道学校に通う事になった。出会った当初は磯兵衛を、大志を抱いている人格者だと勘違いしていたが、次第に自堕落な人間だと気づいてしまった。基本的にはまじめでひたむきな性格の持ち主だが、視野が狭く、すぐに暴走する癖がある。

玉千代 (たまちよ)

徳川15兄弟の世継ぎを生むために、大奥で女中をしている女性。見た目は悪くないものの、女中が多い事から徳川15兄弟からは声を掛けられる事がない。ヒマな時に江戸の町を望遠鏡で観察していた際、偶然目に入った磯部磯兵衛に恋をした。磯兵衛にアプローチをしたいものの、緊張のあまり突然殴りかかるなどうまくいかなかった。

ペリー

アメリカからやって来た海軍の軍人である男性。葛飾北斎が描いた春画を見て以来、日本の虜になった。磯部磯兵衛とは春画を通じて友情を深めている。春画以外にも竹馬に挑戦するなど、日本文化に興味津々の様子。日本人が「日本にはほかの国と違って四季がある」といった旨を発言すると、アメリカにも四季はある、とつい言い返してしまう。実在の人物、マシュー・ペリーがモデル。

高杉 秀才 (たかすぎ しゅうさい)

磯部磯兵衛と同じ武士道学校に通うクラスメイトの少年。武士道学校では一番の秀才で、優等生的な発言をする。そのため、磯兵衛からは鼻につく奴だと悪口を言われているが、中島襄と花岡華男を交えて共に行動する事も多い。

徳川 光圀 (とくがわ みつくに)

水戸藩主を務める高齢の男性。お供に助(すけ)さんと格(かく)さんと呼ばれる二人の男性を引き連れて日本中を旅している。『大日本史』の編さんや「水戸学」の基礎を築いた人物。旅をしている最中は「水戸黄門」と名乗っていた。一般的な成人男性に比べて非常にサイズが小さいのが特徴で、立ち寄った先で自堕落な武士を勝手に成敗しては、ストレスを解消している。実在の人物、徳川光圀がモデル。

場所

武士道学校 (ぶしどうがっこう)

『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』に登場する学校。主人公磯部磯兵衛が通う武士養成学校。立派な武士になるために必要な学問などを教えている。

その他キーワード

マサムネ

『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』に登場する刀。主人公磯部磯兵衛が夏休みに手に入れた伝説の刀。身につければ最強、売れば一生遊んですごせ、家宝にすれば七代まで安泰と言われている。

書誌情報

磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜 16巻 集英社〈ジャンプコミックス〉

第1巻

(2014-02-04発行、 978-4088800486)

第2巻

(2014-05-02発行、 978-4088801216)

第3巻

(2014-07-04発行、 978-4088801391)

第4巻

(2014-10-03発行、 978-4088801964)

第5巻

(2015-01-05発行、 978-4088802770)

第6巻

(2015-04-03発行、 978-4088803333)

第7巻

(2015-07-03発行、 978-4088804279)

第8巻

(2015-10-03発行、 978-4088804873)

第9巻

(2016-02-04発行、 978-4088806051)

第10巻

(2016-05-02発行、 978-4088806716)

第11巻

(2016-08-04発行、 978-4088807508)

第12巻

(2016-11-04発行、 978-4088808079)

第13巻

(2017-03-03発行、 978-4088810225)

第14巻

(2017-07-04発行、 978-4088811819)

第15巻

(2017-11-02発行、 978-4088812236)

第16巻

(2018-01-04発行、 978-4088813189)

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