概要・あらすじ
遙かな未来、地球人は宇宙に進出し、数々の惑星に植民していた。その中のじとつ、ソロ星の先史文明人の遺跡から、謎のメカが発掘された。そこに無限エネルギー「イデ」の探索のためソロ星に来た異星人のバッフ・クランと偶発的に戦端が開き、地球人たちは窮地に追い込まれる。
そのとき、地球人の少年、ユウキ・コスモたちが発掘された謎のメカ3体の乗り込むと、それらが合体、巨大ロボット・イデオンとなり、バッフ・クランを撃退した。
だが、バッフ・クランはイデオンからイデの力を感知し、ソロ星を脱出した地球人の追撃をする。こうして「イデ」を巡る戦いが始まった。
登場人物・キャラクター
ユウキ・コスモ (ゆうきこすも)
イデオンとそのAメカのパイロットを務める。当初反抗的だったが、極限状況の戦いを通じて人間的に大きく成長していく。
イムホフ・カーシャ (いむほふかーしゃ)
イデオンのミサイル管制とCメカの操縦を担当する少女。勝ち気な性格で、ユウキ・コスモとは反目しあっていた。
フォルモッサ・シェリル (ふぉるもっさしぇりる)
言語学者の卵。聡明だが自己中心的なところがある。軍人であるジョーダン・ベスとはたびたび衝突する。科学者としてイデの真実を探る。
カララ・アジバ (かららあじば)
ソロシップに紛れ込んでいたバッフ・クランの女性。バッフ・クラン軍総司令ドバ・アジバの娘。敵陣営の人間であることを隠してソロシップで働く。ジョーダン・ベスと恋に落ち、メシアを身籠もる。
ジョーダン・ベス (じょーだんべす)
ソロ星駐留軍の幹部候補生で、ソロシップクルーのリーダーとなる。異星人と知りながらカカラ・アジバと愛をはぐぐむ。
ハルル・アジバ (はるるあじば)
バッフ・クラン宇宙軍の司令官で、カララの姉。女性らしい妹に複雑な感情を抱いている。
パイパー・ルウ (ぱいぱーるう)
バッフ・クランの攻撃で母親を失った赤ん坊。彼の体調や機嫌によって、イデのパワーが増減する。
ギジェ・ザラル (ぎじぇざらる)
バッフ・クランのイデ捜索隊の隊長を務める若き軍人。イデオンとソロシップの追撃に失敗し失脚。その後ソロシップに乗り込み、地球人と共闘する。
その他キーワード
ソロシップ
『伝説巨神イデオン』に登場する、ソロ星の第6文明人の遺跡から発掘された巨大宇宙船。イデのエネルギーで動き、亜空間航行ができる。武器や操縦システムは、後から地球人が追加した。
イデオン
『伝説巨神イデオン』の登場人メカ。3機のメカが合体した巨大ロボット。謎のエネルギー・イデで動く。前進に装備されているミサイルやグレンキャノンは地球人が付けたもの。全高105メートル、重量5,650トン。 イデの力が強まった結果、惑星すら切断するイデオンソードが使えるようになる。
クレジット
- 原作
-
矢立肇、富野喜幸
- 総監督
-
富野喜幸
- 脚本
-
山浦弘靖
- アニメーションディレクター
-
湖川友謙
- 音楽
-
すぎやまこういち
- アニメーション制作
-
日本サンライズ