概要・あらすじ
総裁Xを倒した科学忍者隊ガッチャマン。荒れ果てた地球は次第に復興し始めていた。ところが総裁Zが破壊した瓦礫の中から復活。世界征服を再開する。世界征服の野望を同じくするマフィアのエゴボスラーファミリーと手を組む。
科学忍者隊ガッチャマンは初戦で敵の巨大ロボットの前に敗北。ニューゴッドフェニックスは大破してしまう。傷だらけの科学忍者隊ガッチャマンたちは新たな力を得て、3度目のギャラクターとの戦いを始める。
登場人物・キャラクター
鷲尾 健 (わしお けん)
正義感の強い青年。本作では感情の起伏がかなり激しいキャラクターとして描かれている。ガッチャマンフェンサーという細身の剣を武器とする。その剣の攻撃力は強烈だが、副作用がケンの肉体に悪影響を及ぼす。
エゴボスラー伯爵 (えごぼすらーはくしゃく)
先祖代々、マフィア。マフィアの跡取りとなることが伯爵位を継ぐことにもなる。屈折した幼少期を過ごす。個人的にギャラクターに憧れを持っている。ベルク・カッツェとゲルサドラを偉大な指導者として尊敬。 部屋にはその肖像画を飾るほど。
鴨 三郎 (かも さぶろう)
南部孝三郎から科学忍者隊ガッチャマンを助けるようにとの指示を受けて行動している。科学忍者隊ガッチャマンの技師長。新型機ガッチャ・スパルタンを作った。
総裁Z (そうさいぜっと)
総裁Xの一部分の部品から自己再生して巨大な物体へと変化した。総裁Xの憎しみの部分が増幅された存在。
燕の甚平 (つばくろのじんぺい)
科学忍者隊ガッチャマンの時に比べると心身共に成長している。おっちょこちょいでお調子者という性格は変わらず。良きムードメーカー。スワロートップという独楽型の武器を使う。
白鳥のジュン (しらとりのじゅん)
ガッチャマンフェンサーの副作用で細胞破壊に苦しむ大鷲の健の事を心配する描写が多数描かれている。エレネッターという電磁ネットを武器とする。科学忍者隊の溜まり場兼、連絡場所としてのスナックJも経営している。
みみずくの竜 (みみずくのりゅう)
武器はオウルシクルーという鎖鎌。本作では新型機ガッチャ・スパルタンの操縦士に専念するケースが多い。
コンドルのジョー
科学忍者隊ガッチャマンの最終話で死亡するが、科学忍者隊ガッチャマンⅡでドクターラッフェルにサイボーグとして蘇生させられていた。本作ではエネルギー補給の問題を解決して頼りになる無敵のサイボーグとして活躍する。 武器はロケット羽手裏剣。
南部 孝三郎 (なんぶ こうざぶろう)
科学忍者隊ガッチャマンを作った人物。国際科学技術庁(ISO)の長官に就任した。ガッチャマン基地に居ることは少なく、モニターでの作戦指示が多い。物語終盤で凶弾に倒れて死亡する。
場所
ガッチャマン基地 (がっちゃまんきち)
科学忍者隊ガッチャマンたちの基地。地底深くに建設されている。
その他キーワード
ガッチャ・スパルタン (がっちゃすぱるたん)
『科学忍者隊ガッチャマンF』に登場する大型戦闘機。大鷲の健たちが個別に乗るGメカ5台と合体して完成型になる。合体した時点でデルタパワーフィールドという特殊なエネルギーに機体全体が覆われる。 これにより敵の攻撃によるダメージを大幅に軽減することができる。必殺技は科学忍法ハイパーシュート。