概要・あらすじ
高校生の大海原空は、まま母からのいやがらせを受けながらも、前向きに生きている女子高生。年頃である空には、理想とする仁内寿治という先輩がいるが、なかなか声を掛けられずにいた。そんなある日、バスに乗っていた空は仁内と偶然出会い、話をするきっかけを得る。
登場人物・キャラクター
大海原 空 (おおうなばら から)
高校生の女子。ドジな性格で、少々ずれた発想の持ち主。女子バレーボール部出身。まま母からいやがらせを受けているが、それにもめげず、常にプラス思考で努力している。同じバレーボール部に所属する先輩の仁内寿治に憧れている。
仁内 寿治 (じんない ともはる)
高校生の男子。バレーボール部のエースで、容姿端麗で運動神経も抜群。バスに乗った時に大海原空と偶然出会い、彼女のけなげさに次第に惹かれていく。バレーボールの練習などを通して空との距離を縮め、最終的には彼女の家に出向いて、親から交際の許しをもらった、男らしい性格。
まま母 (ままはは)
大海原空の父親の再婚相手。彼女にとって2人目の母親。誰かをいじめることに快楽を感じる女性で、常に空のことをいじめている。基本的に家事は空にやらせ、バレーボールのユニフォームを刻むなど、いじめに対する情熱は誰にも負けない。しかし、空へのいじめは仁内寿治によって阻止されることが多い。