競女!!!!!!!!

「競女(けいじょ)」と呼ばれる架空のスポーツに挑む若い女性たちを描いたお色気スポ根アクション。「週刊少年サンデー」2013年第34号から2017年22・23合併号まで連載された作品。

正式名称
競女!!!!!!!!
作者
ジャンル
セクシー、お色気
 
アクション一般
 
スポーツ一般
レーベル
少年サンデーコミックス(小学館)
巻数
全18巻
関連商品
Amazon 楽天

世界観

架空のスポーツ「競女」が題材。家計を助けるため、年収の高いスポーツの選手になろうと考えた女子高生、神無のぞみが、新体操選手から競女選手に転身。新体操で培った能力を活かして競女の世界に挑む姿が描かれる。女性選手たちが、プールの上で水着姿となり、お互いの胸とお尻をぶつけ合って戦うという独自のルールにのっとったセクシーな試合風景と、知力と身体能力を駆使して行われる真剣勝負のギャップも魅力。

あらすじ

第1巻

兵庫県神戸市に住む女子高生の神無のぞみは、新体操選手として将来を嘱望される優秀な選手。しかし、のぞみ自身は苦しい家計を助けるため、より収入の得られるスポーツ、たとえば話題の水上ギャンブルスポーツ「競女」の選手になりたいと考えていた。そんなある日、初めて「競女」の試合を観戦し、体験レースにも参加したのぞみは、改めて競女選手になる事を決意。体験レースで知り合った元柔道選手の宮田さやかと共に、関西唯一の養成場である「瀬戸内競女養成学校」の入学試験に挑む事になる。

第2巻

「瀬戸内競女養成学校」の入学一次試験が始まり、神無のぞみたち受験生は、一次試験で最も配点の高い、3分間でお尻を使って数字の「8」を書けた回数を競う「尻8の字」に挑む事になった。序盤こそ不調だったのぞみだが、コツをつかんだ中盤から巻き返し、見事一次試験に合格する。しかし、二次試験には水泳のメダリストである日下生美桜やソフトボール選手の河合花火といった、さらなる強敵が待ち受けていた。さらに泊りがけで行う試験中、裏では選手達の素行と適正を見る「裏面接」が行われており、初日の夜、その一環としてのぞみ、宮田さやか仲さゆりの所属するDグループの面々は突如大浴場に閉じ込められてしまう。さゆりの行動でどうにかその場を切り抜けたのぞみ達だったが、翌日、のぞみはさやかが闇雲幸子に絡まれている姿を目撃し、さやかが去年の柔道選手選考会で何らかの問題を起こし、今柔道をやめ競女選手を目指している事を知ってしまう。選考会での真相を知りたいのぞみは、実技試験でさやかに勝負を持ちかける。

第3巻

「瀬戸内競女養成学校」の入学二次試験で、神無のぞみら受験生は、飛んでくるボールを、胸やお尻だけを用いて、12個あるドラムの中から指定されたドラムへシュートする「PKシュート」に挑む事になった。苦戦する選手が多い中、採点基準に気がついたのぞみは、最も良い「上」の成績を収めたかに思えたが、最終的にはミスが発覚し、宮田さやかと引き分けとなってしまう。しかし、のぞみの姿に心打たれたさやかは、去年の柔道選手選考会で無気力試合をして選考を捨て、周囲の期待を裏切った事を告白する。ひとつ仲を深めたのぞみとさやかだったが、その裏では、さやかを快く思わない闇雲幸子が暗躍していた。幸子は、さやかとその周辺人物を孤立させるため、のぞみ、さやか、仲さゆりといった仲のいい受験生のグループが結託して、試験中小細工をしているという噓の噂を流していたのである。そんな中、最終実技試験が始まり、のぞみ達は不利な状況で、12名1組の、2回に分けて行う模擬レースに挑む事になる。 

第4巻

闇雲幸子宮田さやかを憎む理由は、幸子の柔道の先輩である林田が、さやかが去年の柔道選手選考会で無気力試合をし、林田に勝利を譲った事が原因で心を壊した事にあった。幸子からそれを知らされたさやかは心を乱され、「瀬戸内競女養成学校」の入学実技試験中に大きなミスを犯してしまう。そしてそれが幸子の嫌がらせによるものだと知った神無のぞみは、幸子に怒りを燃やし、幸子もろとも自滅。のぞみとさやかは共に芳しくない成績のまま、最後の試験である第2模擬レースが始まってしまう。試合開始直後からほかの選手達に集団で狙われ、ピンチに陥るのぞみだったが、そこに助けに入ったのは、成績トップクラスの河合花火であった。第1模擬レース中のぞみに関心を持った花火は、のぞみと一対一の勝負をしたいのだという。一方その頃、さやかと幸子もまた、決着をつけるため一騎打ちをしていた。結果、さやかが勝利し、さやかは幸子も知らなかった林田との密かな約束を幸子に打ち明け和解する。そして、模擬レースの頂点を決めるため、のぞみか花火、勝利した方がさやかと戦う事となるのだった。 

第5巻

4月。神無のぞみは、河合花火との一騎打ちには負けたものの、見事「瀬戸内競女養成学校」の入学試験に合格。共に合格した宮田さやからと、一般クラスの生徒として、プロの競女選手を目指して1年間の寮生活を送る事になった。しかし、のぞみとさやかが入る学生寮309号室は、通称「スイートルーム」と呼ばれる、落ちこぼれが集められる部屋なのだという。ルームメイトの一人である豊口のんとは、すぐに親しくなれたのぞみとさやかであったが、同じくルームメイトの青葉風音は誰ともなじもうとせず、なかなか会話もできずにいた。そんな中、寮のルームメイト同士でチームを組み、お尻でボールをトスしあった回数を競う「ヒップトス」の授業が始まる。なんとかよい成績を出したい309号室の面々だが、そこで風音の意外な能力が発覚し、4人は絆を深めていく。 

第6巻

7月。成績順で分けられた「瀬戸内競女養成学校」の一般クラスとエリートクラスの生徒が入れ替わる可能性を秘めた「クラス替えレース」が始まった。エリートクラスの一員になって得られる恩恵は多く、神無のぞみ達一般クラスの生徒達は意気込む。しかし、一般クラス生がエリートクラスへ昇格する条件とは、模擬レースで一般クラス生3名と現役エリートクラス生1名の4人1組で勝負をし、勝利するという過酷なものだった。宮田さやかはエリートクラスの六堂鈴に見事勝利し、のぞみはエリートクラスの藤崎琴音と対決する事になる。琴音の自身のお尻を、まるで別の生き物のように操る技巧に苦戦するのぞみだが、琴音の弱点に気づき、勝利する。さらに豊口のん青葉風音も好成績を残し、309号室の4人はそろってエリートクラス昇格に成功するのだった。 

第7巻

「瀬戸内競女養成学校」エリートクラスに昇格した神無のぞみたち4人は、昇格早々京都府で行われる強化合宿に参加する事になった。そこでのぞみは、講師としてやって来た3人の現役競女選手のうち、白雪京子に師事する事になる。しかし、そこでのぞみは京子に、「筋肉をつけすぎた結果、お尻が瞬発力にかける部位になってしまっている」という致命的な弱点を指摘されてしまう。弱点を克服するため、のぞみは京子と共に農家に出向き、「お尻を使って農作業をする」というトレーニングを始める。同期No.1の日下生美桜の助言を得ても、なおコツをつかめないのぞみだったが、日々必死にトレーニングに励む。しかし、そこに美桜のファンである月下うさぎが、美桜との関係を妬み、合宿最終日に行われる模擬レースの勝負を挑んでくる。のぞみは快諾し、合宿最終日、ようやくトレーニングの成果を得たのぞみと、うさぎの真剣勝負が始まった。 

第8巻

「瀬戸内競女養成学校」エリートクラスの強化合宿を終えた神無のぞみたちは、国内にあるもう1つの競女養成学校「駿河競女養成学校」との東西戦を行う事になった。これまでに東西戦は10回行われているが、西側であるのぞみ達の「瀬戸内競女養成学校」は、東側である「駿河競女養成学校」に一度も勝った事がなく、長年悔しい想いをしているのだという。今年こそは自校に勝利をと意気込むのぞみ達は、12名を3チームに分けた4人1組のタッグマッチに挑む事になる。しかし、宮田さやか日下生美桜藤崎琴音、村田マリの第1チームは勝利したものの、豊口のん青葉風音月下うさぎ吉田敦子の第2チームは敗北し、勝負はのぞみ、河合花火、六堂鈴、小刀沙弥の第3チームにゆだねられる。 

第9巻

東西戦の第3試合が始まり、「瀬戸内競女養成学校」の勝利は、神無のぞみ河合花火、六堂鈴、小刀沙弥の第3チームにかかっていた。強豪選手を集中させた「駿河競女養成学校」第3チームのうち、のぞみはその中でも、最も強い坂城真夜と対決する事になる。「駿河競女養成学校」教育総責任者、坂城綾子の養女である真夜は、綾子に恩を感じるあまり、極端に勝ちにこだわる選手だった。そんな真夜とのぞみの勝負は熾烈を極め、さらに真夜のピンチに、真夜のもう1つの人格である坂城カヤが現れ、のぞみは窮地に立たされる。 

第10巻

神無のぞみらが所属する西の「瀬戸内競女養成学校」と、坂城真夜らが所属する東の「駿河競女養成学校」の東西戦は、「瀬戸内競女養成学校」の勝利に終わった。しかし激しい戦いの代償により、のぞみは競女選手にとって大切な武器の1つである、乳首が立たなくなってしまうという深刻な事態に陥ってしまう。静岡県駿河にいる専門医の診察を受ける事になったのぞみは、真夜の案内で十文字小影、通称「揉み払い師」に会い、彼の決めたメニューのもと、リハビリを行う。そして春、リハビリを終え、同期生と共に「瀬戸内競女養成学校」を卒業したのぞみは、晴れてプロの競女選手となった。兵庫支部配属のB級競女選手として登録されたのぞみは、同じく兵庫支部に配属された宮田さやかと共に先輩選手に出迎えられ、ゴールデンウイークのデビュー戦に出場する。しかし、初めての試合に戸惑うのぞみは、思うような結果を出せず、全敗に終わってしまう。そんなある日、河合花火から「姉妹」制度の話を聞いたのぞみは、競女場で知り合った先輩B級選手桜木澄玲に「姉妹」関係を申し込む事を思いつくが、澄玲には冷たい態度を取られてしまう。 

第11巻

桜木澄玲のつれない態度の理由は、以前「姉妹」関係を結んでいた先輩選手の市川梨子が、自分の過酷な練習に付き合ったために怪我をし、選手生命を絶たれた過去に起因するものだった。それを知った神無のぞみは、澄玲と「姉妹」関係こそ結ばないままだったが、共に練習を重ね、次第に距離を縮めていく。そんなある日、のぞみは試合で武藤刃を負かし、初勝利を収める。しかし、それに腹を立てたA級競女選手であり、刃と「姉妹」関係にある銀夜萌子が、のぞみ達のもとに現れ、「姉妹」関係同然にのぞみと親しい澄玲に、「神戸開港特別」レースで決着をつけようと持ち掛ける。だが、澄玲は梨子に怪我をさせた一件から、また誰かを傷つけるのではないかという恐怖のあまり、本気で戦う事ができなくなってしまっていた。澄玲を案じたのぞみは、宮田さやかも交えて、澄玲が恐怖を克服し、新たな必殺技を編み出せるようトレーニングに付き合う事になる。 

第12巻

「神戸開港特別」レースでの桜木澄玲銀夜萌子の対決は、澄玲の勝利に終わった。澄玲と萌子も和解し、神無のぞみの周囲には平和が戻ったかのように思われたが、試合の直後、萌子から衝撃的な情報が寄せられる。なんでも「究極の尻鎧(アンリミテッド・パンツ)」と呼ばれる、公式戦では違反の強化水着を、西日本の選手のみにばらまき、西日本の選手達の意図的な強化を図ろうとする人物がいるのだという。それが東雲愛の実家藤崎家であり、「東雲」と名乗っていた愛の本名は「藤崎愛」で、なんと藤崎琴音の姉であった事も発覚する。両親の真意を知りたい愛は、のぞみと宮田さやかの後押しで、広島県安芸津町にある実家に行く事を決意する。そこで母親、藤崎玲子の、競女界の現トップ5である「五尻(ごけつ)」を倒すために選手達の実力を底上げしたいという真意を知った愛は、玲子への考えを改めるが、そこに「五尻」の1人である剣ふゆゆが現れる。 

第13巻

競女界の現トップ5である「五尻(ごけつ)」の1人、剣ふゆゆと出会った神無のぞみは、次なる目標を「打倒五尻」に定め、まずは現在のB級からA級の選手に昇格するため、昇格査定に必要な勝利ポイントを稼ぐ日々を送っていた。しかし査定日までにギリギリポイントが足りないと気づいたのぞみは、別の地域の大会に出張参戦を決める。しかし、のぞみが選んだ東京都船橋競女場の選手達は、リーダーの小杉莉央を中心に全員がグルになり、別の地域からやって来た選手を徹底的に痛めつけるという卑劣な戦法をとっていた。レース中、偶然参戦していた青葉風音に助けられたのぞみは、決勝戦を風音と協力して戦う事になる。風音の助力もあり、優勝をおさめたのぞみは、「前期西宮ファイナルカップ」で勝利すれば昇格が確定するところまでポイントを伸ばすが、そこになんと宮田さやかが立ちふさがる。 

第14巻

9月。無事にB級競女選手からA級選手に昇格した神無のぞみ宮田さやかだったが、A級になって、ファンとの握手会やグラビア撮影といった試合以外の活動も増え、練習時間も確保できないほどのハードな暮らしを送っていた。そんな2人を案じた桜木澄玲は「ガーデンワース」と呼ばれる競女選手専用の住まいを紹介し、のぞみとさやかは、すでに入居していた河合花火や小刀沙弥も交えて「ガーデンワース」での生活を始める。4人での楽しい日々が続くかに思えたが、ある日、沙弥が胸の故障により「乳力脱力症(ちちりきだつりょくしょう)」という状態に陥り、このままでは選手生命にかかわる事が発覚する。胸を使った技を避ければ悪化は止まり、沙弥は活動を続けられる。しかし沙弥自身は母親から継承した胸を酷使する技「乳抜刀」にこだわっており、「乳抜刀」ができなくなるのであれば引退したいすらと考えていた。沙弥に引退してほしくないのぞみ、さやか、花火の3人は、おせっかいであると理解しつつも、勝手に沙弥の新技の開発を始める。しかし、それを拒絶した沙弥は、のぞみに「次の大会であるヴィーナス・シリーズで、のぞみが勝てば乳抜刀を控え、今後の身の振り方を改めて考える。しかし、自分が勝ったら二度と口出しをしないでほしい」と勝負を持ちかける。 

第15巻

「ヴィーナス・シリーズ」における神無のぞみと小刀沙弥の勝負は、のぞみの勝利で幕を閉じた。沙弥は打倒「五尻(ごけつ)」のため「乳抜刀」にこだわるのをやめ、今後は柔軟に戦うと誓い、2人の絆はさらに深まる。さらに、2人の雄姿は観戦していた「五尻」のうち雪風いくみと剣ふゆゆの目にもとまり、のぞみ達はいくみの引退試合である「尻卒祭(しりそつさい)」に招待される。派手好きのいくみは、のぞみのような優秀な新人が育ってきている事に喜びを感じており、自分と同じS級選手だけでなく、のぞみたちのようなA級選手にも出場資格を与えて「尻卒祭」を盛り上げたい、と考えていたのである。当然出場を望むのぞみと宮田さやかであったが、桜木澄玲は怪我の可能性を恐れ、2人を辞退させたいと思っていた。しかし、まだ2人と正式な「姉妹」関係になく、自身に強制力がなくて澄玲が悩んでいた折、S級選手の加戸涼秀が、のぞみとさやかに「姉妹になろう」と誘いにやって来る。 

第16巻

ひと悶着あったがお互いの想いが通じ、 神無のぞみ宮田さやか桜木澄玲の3人はとうとう正式な「姉妹」関係になった。そしていよいよ「尻卒祭(しりそつさい)」一次予選が始まり、のぞみは「瀬戸内競女養成学校」時代の仲間達と共に、最強の選手達「五尻(ごけつ)」との戦いに挑む。開幕戦には藤崎琴音が参加し、実姉であり競女選手としても「姉妹」関係にある東雲愛との特訓で新技を体得した琴音は見事勝利する。続く試合で豊口のんも勝利し、のぞみらA級選手達は順調に勝ち進んでいく。一方、のぞみは吉田敦子と共に、藤崎家での一件から因縁のあるS級選手、柏葉くくると戦う事になる。のぞみらA級選手を見下し、攻撃的な態度を取るくくるだったが、しかし、そこには「五尻」である竜胆ミサキへの強い思いがあった。敦子の助力もあり、どうにか勝利したのぞみは、自分達A級選手の躍進に喜ぶが、そこに、さやかと六堂鈴が次の二次予選で「五尻」の1人である孔雀ナキと戦う事が発覚する。 

第17巻

「尻卒祭(しりそつさい)」二次予選において、宮田さやかと六堂鈴は最強の競女選手「五尻(ごけつ)」の1人孔雀ナキと戦う事になった。どんな敵も30秒で沈めるというナキの圧倒的実力に苦しめられる2人だったが、その強さの秘密を見抜いたさやかは反撃に出る。そのさやかの姿にナキは亡くなった友人の南野を思い出す。さらに、さやかが南野が生前執筆したノートで勉強していたので、さやかが南野の技の実質の後継者であると発覚する。ナキはその偶然に感謝し、全力でさやかとぶつかり、結果、さやかが勝利する。続いて、同期No.1の日下生美桜も「五尻」の1人星出ヒカルになんなく勝利。「五尻」のうち2人を下し、 神無のぞみ達「瀬戸内競女養成学校」卒業生のA級選手達は大いに盛り上がる。そこになんと、以前東西戦で戦った「駿河競女養成学校」の面々がやって来る。二次予選でのぞみ、豊口のん、鳳凰院早苗、そして「五尻」の剣ふゆゆ、竜胆ミサキと同じグループになった坂城真夜はのぞみと共に「五尻」に勝つため、試合までのぞみとコミュニケーションを深めたいのだという。こうしてのぞみと真夜の、期間限定の同棲生活が始まるのだった。 

第18巻

坂城真夜神無のぞみに期間限定の同棲を申し込んだのは、自分自身とだけでなく、真夜のもう1つの人格、坂城カヤとも親交を深めてほしいという思いからだった。その想いを受けとめたのぞみは、ついに、真夜、豊口のん、鳳凰院早苗と共に、「五尻(ごけつ)」の剣ふゆゆ、竜胆ミサキと戦う「尻卒祭(しりそつさい)」二次予選に挑む。4人で協力してなお苦戦を強いられるのぞみ達だったが、のんと早苗は捨て身の攻撃でミサキに勝利。真夜も、カヤと人格をチェンジしながらのぞみをサポートし、のぞみはついに「五尻」の頂点である、ふゆゆとの一騎打ちを迎える。誰よりも競女選手としての人生を楽しむのぞみと、賞金女王であるがゆえにつねに勝つ事を義務づけられ、試合に喜びを見い出せなくなったふゆゆの最終決戦が始まった。

モデルになった町

兵庫県神戸市をはじめとする、西日本が舞台。神戸市民の神無のぞみが、プロ競女選手となるため、西日本唯一の競女養成場である瀬戸内競女養成学校に入学。西日本中から集まった選手たちと切磋琢磨する姿が描かれる。登場人物は西日本出身のキャラクターが主だが、やがて西日本の選手が集う瀬戸内競女養成学校と、東日本の選手が集う駿河競女養成学校との戦いも描かれるようになる。

単行本の装丁

コミックスのカバー裏には、毎巻、競女選手たちのプロフィールが掲載されている。メインキャラクターのみならず、限定的に登場したゲストキャラクターの、ここでしか見られないイラストや情報もあり、ファンには見逃せない内容になっている。

関連作品

関連作品として、空詠大智の別作品『揉み払い師』がある。コミックス10巻では、『揉み払い師』の登場人物である十文字小影と十文字小波がゲスト出演し、胸の故障に悩む神無のぞみを診察するというエピソードがある。また、10巻巻末のおまけページでは、小影と小波が登場するおまけ漫画が掲載されている。

メディアミックス

2016年10月より、髙橋秀弥監督によるTVアニメ版が放送。シリーズ構成は加戸誉夫、キャラクターデザインは中野圭哉、アニメーション制作はXEBECが行う。主人公の神無のぞみ役はLynnが、宮田さやか役はM・A・Oが演じる。

作家情報

空詠大智は、主に少年漫画誌で活躍中の男性漫画家。2009年、『揉み師』が「クラブサンデー」に掲載されデビュー。他の作品に『揉み払い師』がある。

登場人物・キャラクター

主人公

兵庫県神戸市立新港高校に通う3年生の女子。競女選手としてのタイプはインファイター。前髪を目の高さで切り、腰のあたりまで伸ばした藍色のストレートロングヘアを、リボンで1つにまとめている。頭頂部から2房飛... 関連ページ:神無 のぞみ

神無のぞみが西宮競女場で出会った18歳の少女。のぞみと同期生として瀬戸内競女養成学校に所属することになる。のぞみと豊口のん、青葉風音とは、寮で同じ309号室に暮らすルームメイトでもある。競女選手として... 関連ページ:宮田 さやか

神無のぞみの同期生で、瀬戸内競女養成学校に所属する18歳の女性。のぞみと宮田さやか、青葉風音とは、寮で同じ309号室に暮らすルームメイトでもある。競女選手としてのタイプはカウンター。前髪を目の高さで切... 関連ページ:豊口 のん

神無のぞみの同期生で、瀬戸内競女養成学校に所属する18歳の女性。のぞみと宮田さやか、豊口のんとは、寮で同じ309号室に暮らすルームメイトでもある。競女選手としてのタイプはアウトファイター。前髪を目の高... 関連ページ:青葉 風音

神無のぞみの同期生で、瀬戸内競女養成学校に所属する18歳の女性。競女選手としてのタイプはインファイター。前髪を目の高さで切り、肩につかない長さの紫色のふんわりとしたボブヘアをしている。感情表現が独特で... 関連ページ:河合 花火

神無のぞみの同期生で、瀬戸内競女養成学校に所属する20歳の女性。競女選手としてのタイプはインファイター。前髪を目が隠れそうなほど伸ばし、腰のあたりまで伸ばした金髪ロングヘアを外にはねさせている。頭頂部... 関連ページ:日下生 美桜

神無のぞみの同期生で、瀬戸内競女養成学校に所属する18歳の女性。競女選手としてのタイプはアウトファイター。前髪を目の高さで切り、前下がりの黒髪ボブヘアを外にはねさせている。中性的な容姿と話し方をし、一... 関連ページ:六道 鈴

神無のぞみの同期生で、瀬戸内競女養成学校に所属する18歳の女性。前髪を左寄りの位置で斜めに分け、顎の高さまで伸ばした紫色のボブヘアを外にはねさせている。母親は競女における初のS級選手で、姉も現役A級競... 関連ページ:藤崎 琴音

神無のぞみの同期生で、瀬戸内競女養成学校に所属する22歳の女性。競女選手としてのタイプはインファイター。前髪を右寄りの位置で分け、肩につかない長さの茶髪ボブヘアの右側の一部だけを結んでワンサイドアップ... 関連ページ:大島 優子

神無のぞみの同期生で、瀬戸内競女養成学校に所属する21歳の女性。競女選手としてのタイプはアウトファイター。前髪を目が隠れそうなほど伸ばし、腰のあたりまで伸ばしたウェーブがかった紫色のロングヘアをツイン... 関連ページ:月下 うさぎ

神無のぞみの同期生で、瀬戸内競女養成学校に所属する21歳の女性。競女選手としてのタイプはインファイター。前髪をヘアバンドで上げて額を全開にしたパーマヘアをしている。クールで落ち着いた雰囲気だが、緊張す... 関連ページ:吉田 敦子

瀬戸内競女養成学校で教員を務める元競女選手の女性。前髪を左寄りの位置で斜めに分け、胸のあたりまで伸ばしたロングヘアをしている。かなり太めの身体と、左目尻のほくろが特徴。かつては「賞金女王」と呼ばれるほ... 関連ページ:氏部 凪

瀬戸内競女養成学校で教員を務める34歳の女性。元A級競女選手でもある。前髪を左寄りの位置で分け、胸のあたりまで伸ばしたウェーブヘアを低い位置で1つに結んでいる。クールな雰囲気の容姿から相手に恐ろしい印... 関連ページ:北斗 瞳

瀬戸内競女養成学校で教員を務める33歳の女性。元S級競女選手でもある。前髪を真ん中で分けて額を見せ、腰のあたりまで伸ばした癖のある金髪ロングヘアをヘアバンドでまとめ、外にはねさせている。また目が細く、... 関連ページ:小早川 未来

瀬戸内競女養成学校の強化合宿で、特別に先生としてやってきた28歳の現役A級競女選手。競女選手としてのタイプはインファイター。前髪を左寄りの位置で斜めに分け、ストレートロングヘアをまとめて頭頂部でお団子... 関連ページ:白雪 京子

駿河競女養成学校に所属する20歳の女性。競女選手としてのタイプはカウンター。前髪を目が隠れそうなほど伸ばし、腰のあたりまで伸ばした金髪ストレートロングヘアを赤いリボンカチューシャでまとめている。話す時... 関連ページ:坂城 真夜

坂城真夜の中にあるもう1つの人格。競女選手としてのタイプはカウンター。肉体的には真夜と同一人物だが、周囲には別の人物として存在を認知されており、真夜をもしのぐ同期ナンバー1の選手として知られている。元... 関連ページ:坂城 カヤ

駿河競女養成学校に所属する若い女性。競女選手としてのタイプはカウンター。前髪を目が隠れそうなほど伸ばし、後頭部の髪の毛だけを腰のあたりまで伸ばしたストレートロングヘアをしている。競女選手であるのに加え... 関連ページ:七瀬 奈美

駿河競女養成学校に所属する若い女性。競女選手としてのタイプはアウトファイター。前髪を目が隠れそうなほど伸ばし、腰のあたりまで伸ばしたストレートロングヘアを白いカチューシャでまとめている。同期のなかでは... 関連ページ:鳳凰院 早苗

駿河競女養成学校に所属する若い女性。競女選手としてのタイプはインファイター。前髪を右寄りの位置で斜めに分けて目が隠れそうなほど伸ばし、ストレートロングヘアを後頭部でまとめている。強力な自己暗示により、... 関連ページ:黒霧 綾瀬

駿河競女養成学校に所属する若い女性。競女選手としてのタイプはインファイター。前髪を左寄りの位置で斜めに分け、顎の高さで切り揃えたボブヘアをしており、仮面をつけて素顔を隠している。中性的な口調で話し、一... 関連ページ:室町 光

駿河競女養成学校の教育総責任者で、坂城真夜の義理の母親である中年女性。前髪を左寄りの位置で9対1で分け、顎の高さまで伸ばした癖のあるボブヘアをしている。ライバル校である瀬戸内競女養成学校のことは格下と... 関連ページ:坂城 綾子

競女兵庫支部に所属するB級競女選手。前髪を目の高さで切り、顎の高さで内巻きにしたボブヘアをカチューシャでまとめている。自分と同じ兵庫支部所属のプロ競女選手となった神無のぞみと宮田さやかを歓迎し、西宮競... 関連ページ:東雲 愛

競女兵庫支部に所属する25歳のB級競女選手。競女選手としてのタイプはインファイター。瀬戸内競女養成学校のOGでもある。前髪を左寄りの位置で分けて2対8にし、癖のある青緑色のロングヘアをポニーテールにし... 関連ページ:赤松 水華

競女兵庫支部に所属する26歳のB級競女選手。競女選手としてのタイプはインファイター。瀬戸内競女養成学校のOGでもある。前髪を左寄りの位置で分け、腰のあたりまで伸ばした紫色のストレートロングヘアを三つ編... 関連ページ:桜木 澄玲

元S級競女選手で、桜木澄玲の姉師匠にあたる若い女性。前髪を一房だけ残して上げて額を全開にし、腰のあたりまで伸ばしたストレートロングヘアを低い位置で1つに結んでいる。練習中に負った尻筋断裂症という怪我が... 関連ページ:市川 梨子

B級競女選手の若い女性。競女選手としてのタイプはアウトファイター。銀夜萌子とは姉妹関係を結んでおり、萌子の妹選手にあたる。目が隠れそうなほど伸ばした前髪を外に向かってはねさせた、群青色の内巻きボブヘア... 関連ページ:武藤 刃

競女千葉支部に所属するA級競女選手の若い女性。競女選手としてのタイプはインファイター。武藤刃とは姉妹関係を結んでおり、刃の姉師匠にあたる。前髪を目の高さで切り揃え、顎の高さで切り揃えた銀髪ボブヘアをし... 関連ページ:銀夜 萌子

神無のぞみの幼なじみで、兵庫県神戸市立新港高校に通う2年生の男子生徒。前髪を眉上で短く切り、寝癖のようなやや癖のある短髪ヘアをしている。のぞみのことは「のぞ姉」と呼び慕っており、いつも応援している。し... 関連ページ:表西 太一

兵庫県神戸市立新港高校で教師を務める中年の男性。前髪を上げて額を全開にした、撫でつけ髪をしている。眼鏡と高い鼻が特徴。神無のぞみのことを新体操選手として育てたいと考えており、有名なコーチのいる神戸体育... 関連ページ:小林

神無のぞみと宮田さやかが、西宮競女場で出会った24歳のC級競女選手。競女選手としてのタイプはカウンターファイター。前髪を目が隠れそうなほど伸ばし、顎の高さまで伸ばしたボブヘアを外にはねさせて、ハンチン... 関連ページ:黒岩 静子

神無のぞみと宮田さやかが、関西競女養成場入学試験受験時に出会った20歳の女性。前髪を目の上で切りそろえ、ロングウェーブヘアを高い位置でポニーテールにしてまとめている。競女選手を目指しているもののなかな... 関連ページ:松本 めい

神無のぞみと宮田さやかが、関西競女養成場入学試験受験時に出会った25歳の女性。前髪を上げて額を全開にし、後頭部で1つのお団子にしてまとめている。穏やかで落ち着いた性格で、年齢も手伝い、試験中のぞみとさ... 関連ページ:仲 さゆり

神無のぞみと宮田さやかが、関西競女養成場入学試験受験時に出会った22歳の女性。前髪を目が隠れそうなほどの伸ばし、胸のあたりまで伸ばした赤毛の巻き髪ロングヘアをしている。丁寧なお嬢様口調で話す。レスリン... 関連ページ:橋本 美歩

神無のぞみと宮田さやかが、関西競女養成場入学試験受験時に出会った17歳の少女。前髪を目が隠れそうなほど伸ばし、胸のあたりまで伸ばした癖のある群青色のロングヘアをツーサイドアップにしている。逆十字のヘア... 関連ページ:闇雲 幸子

その他キーワード

競女

2003年の法改正により誕生した、女性選手のみで行う水上のギャンブルスポーツ。プールに設置された「ランド」と呼ばれるステージの上で行われ、選手たちは場内で転倒するか、場外へ落水すると失格となる。「手足... 関連ページ:競女

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競女界において、師匠と弟子の関係にある競女選手のこと。主に、プロになりたてで無知な状態にある後輩選手を、先輩選手が助け、導くことを目的に組まれる関係。しかし、姉妹となった選手たちに実力差や体力差があり... 関連ページ:姉妹

書誌情報

競女!!!!!!!! 全18巻 小学館〈少年サンデーコミックス〉 完結

第1巻

(2013年11月18日発行、 978-4091245052)

第2巻

(2014年2月18日発行、 978-4091245656)

第3巻

(2014年5月16日発行、 978-4091246455)

第4巻

(2014年8月18日発行、 978-4091250803)

第5巻

(2014年11月18日発行、 978-4091253736)

第6巻

(2015年2月18日発行、 978-4091255983)

第7巻

(2015年5月18日発行、 978-4091258397)

第8巻

(2015年8月18日発行、 978-4091262080)

第9巻

(2015年11月18日発行、 978-4091264879)

第10巻

(2016年2月18日発行、 978-4091267771)

第11巻

(2016年5月18日発行、 978-4091271372)

第12巻

(2016年9月16日発行、 978-4091273376)

第13巻

(2016年10月18日発行、 978-4091274090)

第14巻

(2016年12月16日発行、 978-4091274236)

第15巻

(2017年3月17日発行、 978-4091275066)

第16巻

(2017年5月18日発行、 978-4091275653)

第17巻

(2017年6月16日発行、 978-4091275806)

第18巻

(2017年7月18日発行、 978-4091277251)

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