概要・あらすじ
旧都高校1年生の浜路洋平は、ただ毎日何もせず、ダラダラと空っぽな毎日を送っていた。興味があるのは女の子の体だけで、部活も決めていなかった浜路のもとへ、ある日2年生の中島がやって来る。水球部に所属している中島は、男子部員勧誘のために新入生である浜路のもとを訪れ、水球の陰の魅力を語って聞かせる。それは、「日常的なオッパイポロリはもちろんのこと、女子部員とくんずほずれつ触り放題揉み放題」というものだった。
浜路は中島の甘い誘い文句に負け、下心だけで水球部への入部を決める。もう1つ、浜路の水球部への入部を後押ししたのは、2年生のエース・萩原千聖の存在だった。彼女の顔と、競泳水着姿の美しいプロポーションに惹かれた浜路は、水球一筋に情熱を捧げるその姿勢に感化され、次第に自分も奥深い水球の魅力に目覚めていく。
一方で、千聖は当初新入部員として浜路を歓迎し、情熱的に指導を行っていたが、彼が下心だけで入部したことを知り、憤りを隠せずにいた。しかしある日、水球女子の試合を見学したことをきっかけに、浜路の水球に対する姿勢が変化。浜路を軽蔑する千聖に対して、汚名を返上するため必ず試合に勝つと宣言。
勝利の暁には、千聖にデートして欲しいと願い出る。それに応じた千聖は、真面目に頑張るようになった浜路を見直し、水球に真摯に取り組む彼の姿勢に次第に惹かれていく。
登場人物・キャラクター
浜路 洋平 (はまじ ようへい)
旧都高校に通う男子高校生。周囲からは「ハマジ」と呼ばれている。入学後、入部する部活も決めず、もっぱら女漁りと妄想に精を出す日々を送っていた。中島から水球部に勧誘され、女子のオッパイポロリと、お触りだけを目的に入部を決意する。水球部のエース・萩原千聖の美貌と競泳水着姿のプロポーションに惹かれ、当初は下心しかなかったが、次第に水球に対する姿勢が変わっていく。 身長173センチで、水球でのポジションは左ドライバー45度。
萩原 千聖 (はぎわら ちさと)
旧都高校に通う女子高校生。水球部に在籍している2年生で、女子部員のエース的存在。性格は極度の負けず嫌い。人目を引く美人だが、男を寄せ付けない堅物として有名。試合前になると妙にハイテンションになり、移動中の電車内では人目をはばからず大声になる。新入部員の浜路洋平に熱心に指導を行うが、下心あっての入部だったことに憤慨する。 その後、汚名を返上しようと、水球に対して真摯に取り組み頑張る浜路の姿に心打たれ、次第に好感を持つようになる。男性に免疫がない分、自分に好意を持って近づいてくる浜路に対して、感情の起伏が激しい。
中島
旧都高校に通う男子高校生。男子水球部に在籍している2年生。「女子部員とくんずほぐれつ触り放題揉み放題」という陰の魅力をエサに、浜路洋平を勧誘し、入部させた。身長170センチで、水球でのポジションはフローターバック。
真野 (まの)
旧都高校に通う男子高校生。現在は水泳部に在籍しており、競泳のエース的存在。中学生の頃は、水球の選手として有名で、全国大会に出場した経験もある。その頃、萩原千聖に告白して振られており、これをきっかけに水球はやめてしまっていた。しかし、浜路洋平が、千聖とのデートを賭け、練習試合をすることを知り、自らもリベンジのため再び水球を始める。 身長185センチで、水球でのポジションはフローター。
寺田
旧都高校水球部の顧問を務める男性教師。顧問と言っても名ばかりで、水球のルールも把握していないため、あまり顧問らしいことはしていない。浜路洋平に水球部男子の練習試合のセッティングを頼まれ、勝てる相手を用意する予定が、昨年度準優勝の強豪校との対戦をセッティングしてしまう。
美好 まなみ (みよし まなみ)
教育実習生としてやって来た女性。旧都高校水球部のOGであり、伝説の大エースとして有名。セクシーな体を武器に、童貞男子たちを手玉にとっては弄び楽しんでいる。浜路洋平が、萩原千聖に対して真剣に想いを寄せている姿を見て、浜路が千聖と付き合えるように助力すると見せかけ、自らが浜路を誘惑して混乱させる。水球部の合宿には臨時コーチとして参加し、生徒たちに酒を飲ませるなど、基本的に教師としての自覚に欠け、貞操観念も薄い。 実は大学で腰を痛めて疲労骨折し、現在は水球ができない体になっている。しかし、水球に対する情熱は今でも人並み外れたものがある。
篠崎 舞衣
旧都高校に通う女子高校生。水球部に在籍している1年生。トレーニングが大の苦手で、腹筋もまともにできないほど。そのため基礎体力がなく、すぐに弱音を吐いて泣く。実は萩原千聖に密かな想いを寄せており、水球部に入部したのも彼女だけが目当てであった。
速水 真紀
旧都高校に通う女子高校生。陸上部に所属している1年生で、巨乳の持ち主。文化祭をきっかけに、水球部に興味を持つ。小学校から陸上に携わり、中学時代、県の記録会では上位入賞を果たした実績を持っている。しかし、走ると揺れる大きな胸にコンプレックスを持っており、陸上を辞めて水球部に入りたいと考えている。太りやすいため、陸上部にいる間は、先輩からハンバーガーを禁止されていた。 浜路洋平に想いを寄せている。
小川
日本代表選手を何人も輩出している名門チーム「須磨大」水球部の監督を務める男性。寺田とは大学時代の同期。世界で戦える選手を育てるという夢を持っており、萩原千聖が育成選手にふさわしいかどうかを見定めようとしている。
雨宮 (あまみや)
旧都高校に通う女子高校生。水球部に在籍している2年生。ツンと上を向いた形の良い美乳「ロケット乳」の持ち主。水球部の合宿で塩田に風呂を覗かれてからというもの、塩田から猛アプローチを受けるが、拒絶反応を見せている。イケメンが好き。
中西
須藤高校水球部のゴリラ顔の男子部員。練習試合で自校に訪れた萩原千聖からゴリラ呼ばわりされ、キレて千聖に襲いかかろうとした。そこを、浜路洋平から両鼻の穴に指を入れられ阻止されるという屈辱を受けた。それを根に持ち、試合中は浜路を執拗に攻撃する。
清水
須藤高校水球部の男子部員。中学時代、フローターバックとして真野と何度も試合でやりあった。一度も真野を止めることができなかったうえ、水中の見えないところでは何度となくエグイ裏技をかけられたことを根に持っている。しかし、真野の方はそのことをまったく覚えていない。
堀口
旧都高校水球部の男子部員。基本的に練習に関してはまったくやる気がなく、部室にいてもゲームばかりしている。速水真紀に興味を持ち、彼女を気遣ううちに好きになってしまう。身長169センチで、水球でのポジションはゴールキーパー。
塩田
旧都高校水球部の男子部員。基本的に練習に関してはまったくやる気がない。同じ水球部員の雨宮に想いを寄せており、水球部の合宿では女子の入浴を覗き見したことがばれてしまう。その際、雨宮の美乳「ロケット乳」を見てからというもの、彼女がますます忘れられず、猛アプローチを続けるが拒絶され続けている。身長175センチで、水球でのポジションは右ドライバー0度。
中元
旧都高校水球部の男子部員。身長170センチで水球でのポジションは左ドライバー0度。基本的に練習に関してはまったくやる気がなく、いつも水中に潜っては密かに巻足練習中の女子の下半身を見て楽しんでいる。