西遊妖猿伝

人々によく知られている中国の物語『西遊記』を、伝奇的要素を残しつつ、物語に描かれている唐代中国の史実や実在した人物も絡めながらオリジナル要素を加え、マンガというエンターテイメント作品として大胆に再構成した作品。物語は三部構成になることが作者自身の「あとがき」で明らかにされており、孫悟空が玄奘三蔵と出会って天竺へ向かい中国を出るまでが第1部の「大唐篇」、中央アジアのモンゴル、今でいうトルキスタンにあたる地域の旅を描く第2部「西域篇」と、インドが舞台となる第3部「天竺篇」という構成になるものと思われる。第1部が1983年から雑誌連載が開始され、第1部完結後11年間の中断を挟み、2015年現在も第2部の執筆が続いている。2000年に、第4回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。

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正式名称
西遊妖猿伝
作者
ジャンル
冒険
 
伝奇
レーベル
希望コミックス(潮出版) / モーニングKCデラックス(講談社) / モーニングKC(講談社)

総合スレッド

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2016.01.25 12:33

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概要

猿に攫われた母親から生まれたとされる孫悟空は、巨大な猿の化け物にして神にも近い存在とされる無支奇と出会い、波乱に満ちた数奇な運命へと導かれることになる。紅孩児竜児女といった国家に反逆するものと出会い、悟空自身も国家を乱す存在として追われることになるが、仏教の経典を得るため天竺へ向かおうとする僧・玄奘三蔵と運命的に出会い、その旅に同行することとなる。

登場人物・キャラクター

主人公
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『西遊妖猿伝』の登場人物で、いわゆる『西遊記』に登場する同名キャラクターを元に独自解釈で発展させた存在。唐に属さず、「漢東王」を名乗り河北一帯を治める劉黒闥(りゅうこくたつ)の部下だったが、やっていた...
紅孩児とともに河北に向かった孫悟空が出会った男装の美女。「斉天玄女(せいてんげんにょ)」の称号を持ち、無支奇の声を聞き不思議な術を使うことができる。悟空のことはあらかじめ知っていた上、頭にはやはり金環...
『西遊妖猿伝』に登場する、一つ目の巨大な猿に似た水を支配する妖怪。この世に乱が起こればどこにでも現れるとされりが、滝の裏側にある「水簾洞(すいれんどう)」という洞窟に数百年間封じられていた。故郷を焼か...
『西遊妖猿伝』に登場する、物乞いの老人のような姿をした妖人。ぎょろりと見開いた大きな丸い目が特徴で、時に猿に姿を変じることもある。斉天大聖に仕えており、その称号を受け継いだ孫悟空の周囲に度々現れる。二...
『西遊妖猿伝』の登場人物で、いわゆる『西遊記』に登場する同名キャラクターを元に独自解釈で発展させた存在。黒く長い髪が特徴で、経典の入った背負子を背負い武器にもなる禅杖を手にした旅の行者。師匠である40...
李世民の命令で弼馬温こと孫悟空を追う唐の工作員。長安地下の森羅殿で初めて闘って以来、幾度も追い詰めそうになるがその度に逃している。武器として縄標(じょうびょう)と呼ばれる縄のついた暗器を使っており、相...
『西遊妖猿伝』の登場人物で、いわゆる『西遊記』に登場する同名キャラクターを元に独自解釈で発展させた存在。平頂山に山塞を構える山賊の頭領兄弟。かつては唐に恭順しない劉黒闥の部下だったが、戦乱に乗じて山賊...
『西遊妖猿伝』の登場人物で、7世紀の唐代の中国に実在した人物。唐の初代皇帝(高祖)・李淵(りえん)の次男で、後に第2代皇帝となって「太宗(たいそう)」と呼ばれた。もともと2代皇帝になるはずだった長男の...
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河西回廊のオアシスに暮らす陳(ちん)という一家の娘として暮らしていたが、かつて羅刹女と呼ばれ一帯に恐れられていた女盗賊の娘。お下げにまとめた髪型の印象的な10歳ほどの少女だが、落ち着いた大人っぽい性格...
『西遊妖猿伝』の登場人物で、いわゆる『西遊記』に登場する同名キャラクターを元に独自解釈で発展させた存在。河西回廊のオアシスを荒らして回っている盗賊団の女首領。かつて同じ羅刹女の名で呼ばれ、死後白骨夫人...
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