概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
リュウ
調教師の適性(スキル)を定められた青年。心優しい性格の持ち主で、ふだんは町の外れにある牧場で家畜の世話をして過ごしている。幼なじみの二人は「勇者の卵」と「魔法使い」の修行を重ね、リュウに「調教師は戦えないから連れて行けない」と告げて世界を救う旅に出る。一方のリュウは、調教師のスキルを活かして牧場を営んでいるが、不甲斐(ふがい)なく思う日々を過ごしていた。そんな中、森で罠(わな)に引っかかっていた伝説の魔物、フェンリルの子狼を、そうと知らずに助けたことで気に入られ、一方的にペットとしてフェンリルの群れに連れて行かれる。当初はボスの圧倒的な存在感に怯(おび)えていたが、連れてこられた真の目的が、魔力不足で伏せっていた長老の治療だと知り、手助けを申し出る。そして、治療して完治させた見返りとして強くして欲しいと懇願し、フェンリルの群れと行動を共にすることで、秘められた才能を開花させていく。実は勇者以上の膨大な魔力の持ち主ながら、力を発揮しようとすると魔力量が多すぎて体が耐えきれないため、宝の持ち腐れとなっている。
リル
初代フェンリルである長老の孫娘。わざと罠に引っかかっては人間に助けられるという遊びを繰り返していた際に、リュウと出会う。助けるだけでなく、治療までしてくれたリュウを気に入り、自分のペットにすると宣言して、そのまま群れへと連れ帰った。長老が自分に「名付け」の儀を行う際に魔力不足で失敗したため、名前がない。また、これが原因で長老が病床に伏したため、罪悪感を覚えている。その後、長老を治療したリュウと親しくなり、やがて彼と共に旅立つこととなる。当初は名前がなかったため、リュウからは「お嬢」と呼ばれていた。規格外の魔力の使い方を習得したリュウに「名付け」の儀によって「リル」という名前をもらい、彼の従魔となった。
クレジット
- 原作
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七篠 龍
- キャラクター原案
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竹花 ノート
書誌情報
調教師は魔物に囲まれて生きていきます。~勇者パーティーに置いていかれたけど、伝説の魔物と出会い最強になってた~ 5巻 スターツ出版〈グラストCOMICS〉
第1巻
(2022-12-22発行、 978-4813761570)
第2巻
(2023-05-25発行、 978-4813761907)
第3巻
(2023-08-24発行、 978-4813762263)
第4巻
(2024-01-25発行、 978-4813762751)
第5巻
(2024-07-25発行、 978-4813763420)