概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
マリーア・アンノヴァッツィ
ムーロ王国の公爵令嬢。武術の名家であるアンノヴァッツィ家の5人姉妹の末っ子。「ミミ」という愛称で呼ばれる。末っ子ながらとある才能を見いだされ、公爵家の跡取りとして育てられたが、3年前に弟のテオドリーコが生まれたことで急きょ跡継ぎの役目を降ろされてしまう。さらに、国内に婚約者候補が居なかったため、隣国であるルビーニ王国へ婚活に励むために留学することになる。遠縁の親戚で、レナート王太子の婚約者でもある公爵令嬢アイーダ・アメーティスの家に居候しながら日々を過ごしていたが、とある夜会でレナートの引き起こした婚約破棄事件に巻き込まれる。しかし、その後の謝罪の場でマリーア・アンノヴァッツィの破天荒な振る舞いがレナートに気に入られると、ルビーニ王国の王太子妃候補となる。明朗闊達でポジティブな性格から、周囲を明るくすることに長けているが、心の声をそのまま口にしてしまうという悪癖がある。
レナート
ルビーニ王国の王太子。第二王子の弟・プラチドがいる。王太子としての公務や事務もそつなくこなす才知にあふれた男性ながら、自らの婚約者であるアイーダ・アメーティスに夜会の場で婚約破棄を告げようとするが、背格好や髪色の似ているマリーア・アンノヴァッツィをアイーダと間違える大ポカをしてしまう。この事件を起こした背景は弟のプラチドがアイーダを思い慕っていることを知って、それを陰から応援するためという兄の思いがあった。そのため、レナート自身が王太子から降りれば丸く収まると一計を案じたのだが、アイーダと長らく会っていなかったために彼女の顔を覚えておらず、このような失態を犯すこととなった。この事件でマリーアの名誉を傷つけてしまったとして、彼女のために謝罪の場を設けて顔を合わせた際、マリーアの破天荒な振る舞いや明朗闊達な人柄に惹かれ、すぐさま婚約を申し込む。
クレジット
- 原作
-
ももよ 万葉
- キャラクター原案
-
三登 いつき
書誌情報
逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件(コミック) 6巻 スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックスUP!〉
第1巻
(2022-07-07発行、 978-4757580190)
第2巻
(2022-12-07発行、 978-4757582972)
第3巻
(2023-04-07発行、 978-4757585133)
第4巻
(2023-09-07発行、 978-4757587731)
第5巻
(2024-02-07発行、 978-4757590397)
第6巻
(2024-07-05発行、 978-4757592902)