概要・あらすじ
墨東署交通課に勤務する女性警官である小早川美幸は、アメリカでの研修を終えて帰国。再び辻本夏実とコンビを組み、町をパトロールする日々に戻る。大小さまざまな事件が起こっていくものの、周りの警察官や町の人々の協力を得て解決していく。
登場人物・キャラクター
辻本 夏実 (つじもと なつみ)
墨東署交通課に勤務する女性警察官。豪快な性格で正義感が強く、クルマをひっくり返したり大型スクーターを持ち上げるほどの怪力の持ち主。暴走車のニュースを見て小早川美幸の走り方だと確信して、バイクで現場に向かう。 その後は、帰国した小早川美幸と再びパートナーを組む。
小早川 美幸 (こばやかわ みゆき)
墨東署交通課に勤務する女性警察官で、辻本夏実とパートナーを組んで行動することが多い。メカの創作や車の運転などが得意。同僚の中嶋剣とはお互いに思いを寄せているが、奥手なため仲はなかなか進展していない。 アメリカでの科学捜査班の研修を終えて帰国する。
課長 (かちょう)
墨東署交通課に勤務する男性課長。渋いマスクで頼りがいがあり、辻本夏実に思いを寄せられている。冷静な性格だが、お茶目な一面もある。亡くなった父親にそっくりという理由で、謎の幼女に懐かれる。
中嶋 剣 (なかじま けん)
墨東署交通課に勤務する男性白バイ警察官。白バイの運転テクニックは一流。長身でコワモテな外見だが、控えめな性格のため小早川美幸に自分の思いをなかなか打ち明けられないでいる。海外ドラマの影響を受けて、小早川美幸にラブレターを書くが、渡すタイミングが見つからない。
二階堂 頼子 (にかいどう よりこ)
墨東署交通課に勤務する女性警官。体重や結婚のことを気にしている。葵双葉とコンビを組むことが多い。
葵 双葉 (あおい ふたば)
墨東署交通課に転勤してきた男性警官だが、女性警察官の姿をしている。容姿端麗なので女性にしか見えず、仕草も女性らしさにあふれている。イグアナが自分と二階堂頼子のミニパトに入り込んだため、助けを求める。
徳野 (とくの)
墨東署交通課に勤務する男性刑事。辻本夏実と小早川美幸のコンビを評価しており、2人に捜査を手伝わせることもある。
ストライク男 (すとらいくおとこ)
マスクで顔を隠し、野球のユニフォームとマントを身につけている謎の男。正義の名を振りかざし、酔っぱらいや交通違反をした人を勝手に懲らしめている。投げたボールを打ち返した辻本夏実を一方的にライバル視している。 交通課と刑事課との野球対決に乱入し、辻本夏実に勝負を申し込む。
原付おばさん (げんつきおばさん)
原付バイクに乗って移動しているおばさん。野球対決のときにストライク男が投げたボールを辻本夏実が打ち返し、そのボールが原付に当たって荷物が壊されてしまう。
ランディ
小早川美幸がロサンゼルス空港で出会ったハーフの少年。母方のおじいさんに会いに行くため、日本に行こうとしていた。日本に到着後に黒服の男に連れて行かれそうになり、小早川美幸に助けを求める。
駐禁ファイヤー (ちゅうきんふぁいやー)
違法駐車を許さない怪力の持ち主で、クルマを壁に立てかけて「駐禁ファイヤー」と書いた紙を貼る事件を起こす。辻元夏実と力勝負を行い敗北。その後はたいやき屋で働くことになる。
ユカリ
墨東署のミニパトに潜り込んだイグアナの飼い主。
宇多村 熊之助 (うたむら くまのすけ)
交番相談員として駅前交番に勤務することになった警察官OB。昔の部下である葵双葉を、男らしくしようと追いかけまわす。
鈴木 太郎 (すずき たろう)
巨大な救命ロボットを操作している謎の科学者。だがデモ会場でロボットが暴走してしまう。
レッドファントム
車両に仕込まれた特殊な煙を噴出して暴走車を壊滅させた、謎の赤いクルマ。いつしか「レッドファントム」と呼ばれて市民から英雄視される。辻本夏実や小早川美幸たちが追い詰めるも取り逃し、応援に来ていた中嶋剣は怪我を負ってしまう。
クレジット
原作
逮捕しちゃうぞ (たいほしちゃうぞ)
墨東署の美人婦警、小早川美幸と辻本夏実の日常を描いたポリスアクションコメディ漫画。緻密なメカ描写やカーアクション、キャラクターのファッションや小道具など細部までこだわった描写が特徴。作者藤島康介の連載... 関連ページ:逮捕しちゃうぞ