概要・あらすじ
世界有数のゲーム産業企業、海馬コーポレーション本社が、メインコンピューターにハッキングを受け占拠される。さらにその首謀者である天馬夜行は、武藤遊戯の親友、真崎杏子をも奪い去ってしまう。遊戯とその仲間たちは杏子を救うため、海馬コーポレーション本社に待ち受ける夜行と13人のカード・プロフェッサーへと決闘(デュエル)を挑んでいくのだった。
登場人物・キャラクター
武藤 遊戯
優しい心を持つ少年。カードゲーム「マジック&ウィザーズ(M&W)」のプレイヤーである決闘者(デュエリスト)。祖父から貰った千年パズルを解いたことにより、遊戯が「もう一人のボク」と呼ぶ闇の別人格が現れる... 関連ページ:武藤 遊戯
もうひとりの僕
武藤遊戯のもう一つの人格。遊戯が祖父から貰った千年パズルを解いたことによって現れた。遊戯がカードゲーム「マジック&ウィザーズ(M&W)」の決闘(デュエル)を行う際に遊戯の元の人格と入れ替わる。遊戯とは... 関連ページ:もうひとりの僕
城之内 克也
友情に厚く快活な少年。高校生。武藤遊戯の親友。カードゲーム「マジック&ウィザーズ(M&W)」のプレイヤーである決闘者(デュエリスト)。天馬夜行に攫われた真崎杏子を救出するために、遊戯や本田ヒロトと共に夜行及び13人のカード・プロフェッサーたちとの決闘(デュエル)に挑む。
本田 ヒロト
角刈りが特徴的な少年。高校生。武藤遊戯の親友。天馬夜行に攫われた真崎杏子を救出するために、遊戯や城之内克也に同行し、その決闘(デュエル)を見届ける。
真崎 杏子
ショートヘアの女子高生。武藤遊戯の親友。ソリッドビジョンを用いて現れた天馬夜行により、海馬コーポレーション本社ビルの頂上へ攫われる。
天馬 夜行
ペガサス・J・クロフォードが後継者を求め育てたペガサスミニオンの1人。双子の兄・天馬月行と非常に似た外見をしている。カードゲーム「マジック&ウィザーズ(M&W)」のプレイヤーである決闘者(デュエリスト... 関連ページ:天馬 夜行
天馬 月行
ペガサス・J・クロフォードが後継者を求め育てたペガサスミニオンの1人。双子の弟・天馬夜行と非常に似た外見をしている。カードゲーム「マジック&ウィザーズ(M&W)」のプレイヤーである決闘者(デュエリスト... 関連ページ:天馬 月行
ペガサス・J・クロフォード
真ん中で分けた長髪が特徴的な男性。左目に相手の思考を読む千年アイテム・千年眼(ミレニアムアイ)を付けている。本編では故人となっている。シンディアという妻がいたが夭逝している。子供を持たなかったため世界中から孤児を集め、ペガサスミニオンと呼ばれる後継者達を教育した。
キース・ハワード
頭に巻いたバンダナにサングラスと無精髭が特徴的。カードゲーム「マジック&ウィザーズ(M&W)」のプレイヤーである決闘者(デュエリスト)。天馬夜行に雇われた13人のカード・プロフェッサーの一人。武藤遊戯がペガサス・J・クロフォードを殺害したと天馬夜行に吹き込み復讐へと走らせた。
その他キーワード
マジック&ウィザーズ
『遊☆戯☆王R』の登場用語。インダストリアル・イリュージョン社から製造・販売されているカードゲーム。基本的には一対一で対戦が行われ、モンスターカードや魔法カード、罠カード(トラップカード)などを用いて... 関連ページ:マジック&ウィザーズ
デュエル
『遊☆戯☆王R』の登場用語。カードゲーム「マジック&ウィザーズ(M&W)」を用いて行われる闘い。またそのプレイヤーは決闘者(デュエリスト)と呼ばれる。真崎杏子の救出のため、海馬コーポレーション本社ビルにて武藤遊戯達と天馬夜行および13人のカード・プロフェッサーたちの決闘(デュエル)が行われた。
海馬コーポレーション
『遊☆戯☆王R』の登場用語。海馬瀬人が社長を務める世界有数のゲーム産業企業。特にカードゲーム「マジック&ウィザーズ(M&W)」に関する技術開発に力を入れていたが、その技術を狙う天馬夜行にメインコンピュ... 関連ページ:海馬コーポレーション
インダストリアル・イリュージョン社
『遊☆戯☆王R』の登場用語。ペガサス・J・クロフォードが代表を務める企業。カードゲーム「マジック&ウィザーズ(M&W)」の製造・販売元。ペガサスの死後はその後継者である天馬夜行・天馬月行らによって統括されている。
R・A計画
『遊☆戯☆王R』の登場用語。天馬夜行によって実行された計画。亡きペガサス・J・クロフォードを再び召喚することを目的としている。武藤遊戯に対する復讐として、遊戯にとって大切な人間である真崎杏子を器に選び、杏子の魂を肉体と乖離させペガサスの魂を取り込もうとした。
書誌情報
遊・戯・王R 全5巻 集英社〈ジャンプ・コミックス〉 完結
第1巻
(2005年3月発行、 978-4088738222)
第2巻
(2005年12月発行、 978-4088738932)
第3巻
(2006年9月発行、 978-4088742601)
第4巻
(2007年4月発行、 978-4088743516)
第5巻 闘いの果て
(2008年4月発行、 978-4088744414)