概要・あらすじ
鋼鉄ジーグこと司馬司が死闘の末、邪魔大王国を九州の地に封じ込めてから50年。再びハニワ幻人が現れた。司馬遷次郎は、新たに作られた鋼鉄神ジーグを草薙剣児に委ねる。なぜ草薙剣児は鋼鉄神ジーグになれるのか、なぜ邪魔大王国は草薙剣児を狙うのか。
戦いの中、少しづつ謎が解き明かされていく。
登場人物・キャラクター
草薙 剣児 (くさなぎ けんじ)
鋼鉄神ジーグのパイロット。17歳の高校生。柔道・剣道・空手・合気道など多くの武道に長け、HMBのライダーとしても活躍。とはいえ、心体共に成熟しているわけではなく、同級生からは「バカでスケベ」の一言で片付けられてしまう部分もある。 珠城つばきとは幼馴染。
美角 鏡 (みすみ きょう)
ビックシューターのパイロット。金持ちで秀才、少しクールな二枚目で学校では異性からの人気が高い。草薙剣児と同じHMBチームに所属、エースの座をつねに争っている。
壬魔使 (みまし)
邪魔大王国三幹部のひとり。力が全てと信じる剛腕タイプ。
阿磨疎 (あまそ)
邪魔大王国三幹部のひとり。三幹部の中で最も残忍・残酷な存在。
邪魔大王国 (じゃまたいおうこく)
『鋼鉄神ジーグ』の登場する古代国家。女王妃魅禍を中心に古代日本を支配していた謎の王国。数千年の時を超え復活し、再び日本を支配しようとするも、鋼鉄ジーグの前に敗れてしまう。それから50年、妃魅禍の復活と共に新たな動きを見せる。
鋼鉄神ジーグ (こうてつしんじーぐ)
『鋼鉄神ジーグ』に登場するロボット。ビルドベースが新たに開発した、マグネットパワーにより各種の換装パーツが使用できる新型ロボット。かつての鋼鉄ジーグとは違い、雷鋼馬をコアユニットとしている。 そのため司馬宙のようなサイボーグでなくとも搭乗できるが、現在最も相応しい操縦者として選ばれているのは草薙剣児ただひとりのみである。
司馬 宙 (しば ひろし)
50年前に、鋼鉄ジーグのコアユニット(頭部)として邪魔大王国と戦ったサイボーグ。司馬遷次郎の息子。
破瑠覇 (ばるば)
『鋼鉄神ジーグ』に登場する巨大な白い虎。当初は草薙剣児へ何度も襲いかかるが、後に良きパートナーとなり、合体もする。
珠城 つばき (たましろ つばき)
17歳の高校生。珠城美和の孫。麻布都珠勾(まふつす)神社の巫女であり、ビックシューターのナビゲーター、シューティングマニピュレーターを担当。草薙剣児とは幼馴染。
珠城 美和 (たましろ みわ)
旧姓・卯月。かつてはビルド・ベースでビックシューターのパイロットを務めていた。その後、麻布都珠勾(まふつす)神社で孫のつばきと生活をしていたが、邪魔大王国の復活を受け、ビルド・ベース所長としての任につく。
司馬 遷次郎 (しば せんじろう)
ビルドベースの創設者にして、初代ジーグ、司馬宙の父。考古学と応用金属学の権威。
妃魅禍 (ひみか)
古代日本を支配していた邪魔大王国の女王。
壱鬼馬 (いきま)
邪魔大王国三幹部のひとり。戦主に参謀としての役割を担っている。
鋼鉄ジーグ (こうてつじーぐ)
『鋼鉄神ジーグ』に登場するロボット。50年前に邪魔大王国と戦った巨大ロボット。
場所
ビルド・ベース (びるどべーす)
『鋼鉄神ジーグ』に登場する研究所・基地。邪魔大王国の復活を予見した司馬遷次郎が創設。鋼鉄神ジーグを中心とした防衛基地。
その他キーワード
雷鋼馬 (らいこうば)
『鋼鉄神ジーグ』に登場するオートバイ。草薙剣児専用のHMB。草薙剣児と同調することによって鋼鉄神ジーグの頭部ユニットに変形する。
HMB (えっちえむびー)
『鋼鉄神ジーグ』に登場するオートバイ。HMBは「ハイパーモーターバイク」の略。
ビックシューター
『鋼鉄神ジーグ』に登場するサポート用航空機。鋼鉄神ジーグに装着できるパーツの輸送や予備、換装パーツの射出が主任務。
ハニワ幻人 (はにわげんじん)
『鋼鉄神ジーグ』の登場する邪魔大王国の巨大兵器。妃魅禍の呪術によって生み出される。