概要
法粛、得尊らとともにヒマラヤ山脈のインド仏教総本山、ラマ寺院で修行をしていたゴッドサイダー。デビルサイダーの動きが活発化した際、極東へと調査に出かけた。正義に対する思いが強すぎるところがあり、仲間の得尊がフォラスに捕えられ人質となった際には、神々の尊厳と正義を優先させようとする非情な一面を見せている。
また、潔癖なところがあり、当初は悪魔の血も引いている鬼哭霊気と距離を置くような言動をしていた。だが、霊気の慈愛の心に打たれ、改心し、心を開くようになる。帝釈天の血を引いており、ゴッドサイダーの中でも、一つ頭抜けた力をもっている。背中から神木の手を生やして敵を切る千手斬舞、風圧を刃先に集中させその波動で相手を内部から突き破る千手波動殺などの技を使う。
熱血漢で思考が固めであり、子供たちにからかわれるようなところもあった。一方で戦いにおいては機転が利き、サタンの生贄として血を取られた際は、サバンナツエツエバエの血を混ぜ、その完全復活を阻止したり、賢者の石と愚者の石版が消滅しそうになった際は、これを剣で破壊し、剣の中に吸収して強化するなどしている。
ベルゼバブとの戦いで両目を潰され、一時期は目が見えなかった。十天闘神のひとりで、「戒」を司る帝釈天(たいしゃくてん)を守護神とする。