雛鳥のワルツ

雛鳥のワルツ

初連載となった『まりんとゆうれい』に次ぐ里中実華の長編作品。女子がわずか四人しかいない共学高校を舞台に、男子に免疫のない百瀬ひな子とクラスメートの和久井瑞希、椎名駿が織りなす三角関係を描いた学園ラブコメディ。また、ひな子の幼なじみで親友の橘華や、駿と密接な関係にある秦麗花など、ひな子以外の女子の活躍も見どころとなっている。集英社「マーガレット」2015年No.2から2017年No.10まで連載された。

正式名称
雛鳥のワルツ
ふりがな
ひなどりのわるつ
作者
ジャンル
ラブコメ
 
学園
レーベル
マーガレットコミックス(集英社)
巻数
全9巻完結
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

百瀬 ひな子 (ももせ ひなこ)

とある高校に通う1年生の女子。明るく朗らかな性格ながら、若干引っ込み思案なところがある。中学校まで女子校に通っていたため、男性に対して免疫がほとんどない。去年まで男子校だった共学の高校に通うことになり、女子は全校で四人だけの環境に大いに戸惑うものの、幼なじみで親友の橘華や、彼女の友人・馬川あずさも同じクラスとなり、徐々に学校生活にも慣れていく。そんな中、和久井瑞希から好意を寄せられる一方で、クラス委員長の椎名駿が気になる存在となり、彼と瑞希との板挟みに悩むことになる。さらに、女子で唯一自分に対して塩対応の秦麗花ともなかよくなりたいと考えていたが、彼女が駿と親密な関係らしいことを知り、どう接していいかわからなくなる。

和久井 瑞希 (わくい みずき)

高校1年生の男子で、百瀬ひな子のクラスメートでとなりの席。やや強引なところがあるが、快活な性格で友達も多い。女性ぽい名前がコンプレックスで、百瀬ひな子から女子とカンちがいされた時は戯けながらも不機嫌な様子を見せていた。当初ひな子からは苦手意識を持たれていたが、学校で共に活動するにつれて打ち解け、やがて彼女に好意を抱くようになる。ひな子がクラス委員長の椎名駿を意識していることから嫉妬心を隠しきれずにいるが、駿を悪く思ってしまう自分に嫌悪感を覚えている。

書誌情報

雛鳥のワルツ 全9巻 集英社〈マーガレットコミックス〉

第1巻

(2015-04-24発行、 978-4088453804)

第9巻

(2017-07-25発行、 978-4088457840)

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