概要・あらすじ
没落貴族のモルダード・モードリッドは、イギリスからやってきた考古学者。学界を追放されながらも、アメリカの各地を回っていた。彼が調査をするのはオカルトティックな事件ばかり。身体が黄金になってしまう土地、邪悪な目玉型の天使、蘇った恐竜、太古の悪魔リリスなど。超常現象の現場に乗り込み、身体中に仕掛けたオリジナルの武器で戦いながら、推理で謎を解き明かしていく。
登場人物・キャラクター
モルダード・モードリッド (もるだーどもーどりっど)
イギリスの没落貴族の考古学者。開拓時代のアメリカにやってきて、科学者としての興味を持ち、各地を巡っている。特にオカルトの造詣が深く、学界でも一、二を争う知識量だと言われている。手の形の銃で不意打ち攻撃を仕掛けたり、腕に炸裂弾の弓矢を仕込んだりと、身体中に戦うためのギミック武器を着用している。 冷静沈着な性格で、得体のしれない相手を前にしても、戦略を立てて戦っている。いつも肩にリスのキムを相棒として乗せている。また、忠実な愛馬のシドと共に荒野を巡っている。
バルバロ
モルダード・モードリッドの住む屋敷の執事。生真面目で気の利く性格だが、時に気を利かせすぎて失敗を犯すこともある。部屋の管理には厳しく、雇い主のモードリッドにもはっきり怒りをぶつけてくる。
モーリー・アスベクト (もーりーあすべくと)
ゴーストタウンでモルダード・モードリッドが出会った少女。最初は強い恐怖心で口を利くことができなかった。見えない敵に襲われていた所をモードリッドに救われて、喋ることができるようになる。
リリス
太古の悪魔で、水晶の中に閉じ込められていた。野盗たちがお宝だと付け狙っていたところ、封印が解けてしまい、復活。物言わぬまま、身体を変幻自在に変えて殺戮を始める。