概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
フィッセル・ハーベラー
魔法師団に所属する魔術師の女性。愛称は「フィス」。セミロングの黒髪と赤い瞳を持ち、幼い頃はショートカットでボーイッシュな印象だった。基本的にはおとなしくマイペースな性格だが、料理や裁縫、勉強など、あらゆる分野で人並み以上の才能を発揮する天才肌。幼い頃から剣術に興味を持ち、ビデン村の道場に入門した。見ただけで技の本質を見抜く鋭い観察力と、放っておけば延々と練習を続ける高い集中力、さらに優れた学習能力を持つ。剣術に興味を持ってからわずか数か月で道場で頭角を現し、師匠のベリル・ガーデナントからはその才能を「努力型の天才」と評されている。道場に通い始めて3年が経つ頃には、大人でも彼女に勝てる者はほとんどいなくなった。しかし、一方で生来の寡黙さと天才肌ゆえに孤立しがちだった。そんな中、道場に入門してきたクルニ・クルーシエルと意気投合し、無二の親友となる。道場に通い始めて5年後、一人前として認められ、その証として「餞別の剣」を与えられた。その際、ベリルとの真剣勝負を行い、彼の強さを実感し、その強さに近づくことを次の目標に定めた。実は剣術だけでなく、世界的に見ても希少な魔術の才能の持ち主。当初は剣一筋で魔術に興味を持っていなかったが、ベリルとの戦いを経て自身の強みを活かすため、魔術の才能を磨くべく魔術師学園に入学した。
クルニ・クルーシエル
レベリオ騎士団に所属する騎士の女性。明るく前向きな性格をしている。小麦色の髪に大きなリボンをつけており、語尾に「~っす」を付けて話す。レベリス王国最強の騎士団「レベリオ騎士団」に入団することを夢見ており、幼い頃から訓練を重ねてきたが、入団試験で不合格となった。15歳の時、ビデン村の道場に入門し、一から剣を鍛え直すことを決意した。当初は独自の鍛錬による悪い癖がついていたため、握った剣がそのまますっぽ抜けて高速で飛んでいくこともあったが、師匠のベリルから徹底的に基礎を叩き込まれ、その悪い癖を克服した。小柄な体型ながら、生まれ持った素質とひたむきな鍛錬によって驚異的な怪力を身につけた。寡黙なフィッセルとは正反対の性格だが、持ち前の人懐っこさを発揮し、フィッセルと友達になった。孤独だったフィッセルに大きな影響を与え、お互いに認め合うライバルとして道場で切磋琢磨している。道場に入門して2年が経つ頃には、すっかり道場に愛着を持つようになったが、念願の騎士団に合格を果たす。悩んだ末、ベリルとフィッセルの後押しもあり、道場を離れて騎士団に入団することを決意した。
クレジット
- 構成
-
渡辺 樹
- 原作
-
佐賀崎 しげる , 鍋島 テツヒロ
関連
片田舎のおっさん、剣聖になる ~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ (かたいなかのおっさん けんせいになる ただのいなかのけんじゅつしはんだったのに たいせいしたでしたちがおれをほうってくれないけん)
佐賀崎しげる・鍋島テツヒロ原作の小説『片田舎のおっさん、剣聖になる ~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』のコミカライズ作品。片田舎で剣術道場を営んでいる中年男性... 関連ページ:片田舎のおっさん、剣聖になる ~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~
片田舎のおっさん、剣聖になる外伝 竜双剣の軌跡 (かたいなかのおっさん けんせいになるがいでん りゅうそうけんのきせき)
佐賀崎しげる原作の小説『片田舎のおっさん、剣聖になる ~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』の公式外伝第2弾。作画はハザマササミが担当。本作は、本編の数年前を舞台... 関連ページ:片田舎のおっさん、剣聖になる外伝 竜双剣の軌跡







