概要・あらすじ
女子レスリングの中学チャンピオンだった持合もも子は、幼い頃から練習してきたレスリング道場の閉鎖により、レスリングをする場をなくしてしまう。それを知った格闘マニアのクラスメイト・岡イサムは、もも子と一緒にレスリングをやって体に触りたいというスケベ心から、高校にレスリング同好会を作り、部員を募る。そこへ、同じくスケベ心から2人の男子生徒が加わり、もも子を含めた4人で同好会を始める。
運動はからっきしで、もも子の体をスケベな目で見つめるばかりの男子3人だったが、もも子の指導と厳しい練習を繰り返すことにより、知らず知らずのうちに力をつけていく。
登場人物・キャラクター
持合 もも子 (もちあい ももこ)
八田(やだ)学園高校の1年3組に所属する女子高校生。全日本女子レスリングオープントーナメントジュニア48kg級で3年連続チャンピオンだったという、レスリングの中学チャンピオン。茶髪の可愛らしい顔立ちで、巨乳の持ち主。下町に住み、幼い頃から足立ちびっこレスリング道場でレスリングの練習に励んできた。その道場も練習生が持合もも子だけとなり、閉鎖されてしまう。 スケベ心で近づいて来た岡イサムが立ち上げたレスリング同好会に所属し、レスリングを続ける。岡らの激しいセクハラもサラリとかわし、熱心にレスリングの指導に励む、明るく元気な性格。父親はいるようだが、家族構成は不明。
岡 イサム (おか いさむ)
持合もも子のクラスメイトの男子高校生。格闘技マニアで、クラスで唯一もも子がレスリングのチャンピオンであることに気づいた。父親は「岡八郎」というエロ小説家で、裕福な家庭で育った。背が低いので、不良学生にカツアゲされるいじめられっ子だった。しかし、もも子のレスリング指導を受け、厳しい練習の毎日を繰り返すうちに、レスリングの才能を開花させる。
太田 拓介
体育大のレスリング部に所属する男性。口髭を生やした、いかつい人相のマッチョな人物。持合もも子が通う足立ちびっこレスリング道場へ、コーチとしてボランティアで指導に来ていた。道場が閉鎖されて練習の場をなくしたもも子に、スケベ心から自分の大学の練習場を使うよう声をかける。
和田 正弘 (わだ まさひろ)
八田(やだ)学園高校の1年1組に所属する男子高校生。ガリガリに痩せていて背が高く、顔がとても長い。持合もも子の体に触りたいというスケベ心で、レスリング同好会に入部する。もも子の家に招かれた時は、トイレに落ちていたちぢれっ毛を持ち帰るという変態ぶりを見せるムッツリスケベ。岡イサムと松浪健一郎に比べると、やや真面目にレスリングに取り込む姿勢を見せている。 学業の成績も非常に優秀。
松浪 健一郎 (まつなみ けんいちろう)
八田(やだ)学園高校の1年10組に所属する男子高校生。まん丸に太った体型をしている。持合もも子の体に触りたいというスケベ心で、レスリング同好会に入部する。招かれたもも子の部屋で、いきなりもも子のブラジャーを身につけるという変態ぶりを見せる。通学鞄の中にはエロ本がぎっしり入っており、美少女フィギュアを恋人にしている。
国見 信行 (くにみ のぶゆき)
八田(やだ)学園高校の2年3組に所属する男子高校生。メガネをかけたマッチョな体型をしている。持合もも子の幼なじみで、幼稚園の時から、もも子と同じ足立ちびっこレスリング道場に通っていた。小学校低学年の時は、レスリングで毎日もも子をいじめて泣かせていたが、小学校4年生になったもも子のほうがレスリングがうまくなると、立場が逆転。 国見信行が中学2年の時に、家の事情で横浜に転校するまでは、もも子に毎日泣かされていた。その頃からもも子が好きだが気持ちを伝えられず、高校でもも子と再会。自分の所属するレスリングクラブにもも子を参加させるため、レスリング同好会に勝負を挑み、松浪健一郎と対決する。
木田 まゆみ (きだ まゆみ)
国見信行が通うレスリング道場「木田道場」のコーチ兼選手。階級は50kg級。道場主で元オリンピック金メダリストである木田源一郎の娘。世界最強のレスリング王国といわれるアメリカの大学で、去年までレスリングをしていた。実力校であるアイオワ大学のレスリング部で、唯一の女性レギュラーだった実力者。レスリング同好会との勝負で、持合もも子と対決する。
池谷 信彦 (いけたに のぶひこ)
レスリング道場「木田道場」に通う男子中学生。おとなしそうな少年だが、レスリング歴12年の43kg級中学チャンピオン。レスリング同好会との勝負で、岡イサムと対決する。
高塚 浩司 (たかつか こうじ)
レスリング道場「木田道場」に通う男子中学生。60kg級で中学3年のトップクラスの実力者。レスリング同好会との勝負で、和田正弘と対決する。