バトルクラブ

バトルクラブ

『一騎当千』の作者・塩崎雄二が描く美少女アマレスバトル漫画。天然少女・金田玉子や個性豊かな美少女たちのバトルがセクシーショット満載で展開される。全6巻でいったん終了し、ストーリーは『バトルクラブ2nd stage』に続く。

正式名称
バトルクラブ
ふりがな
ばとるくらぶ
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
バトル
 
百合
 
格闘技・武道
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概要・あらすじ

金田玉子は白鳥学院レスリング部、通称「バトル・クラブ」に所属する女子高生。かつて日本最強といわれた亡き母のような強さを夢見て、今日も先輩にシゴかれながら練習に励んでいる。強くなりたい一心で新たに加わった男子部員の斎藤茂吉や、レズの副部長・樋口一葉、女装した部長の滝練太郎らと共にさまざまなバトルを経て成長していく。

登場人物・キャラクター

金田 玉子 (かねだ たまこ)

白鳥学院レスリング部「バトル・クラブ」に所属するアマレス一筋の天真爛漫な女子高生。手紙で名前を書く際、「金田玉子 略して金玉」とわざわざ記すお茶目な性格。極度のカナヅチで水が怖い。アマレスの才能はまだ未完成だが、純粋であるがゆえ強さに憧れる気持ちは人一倍強く、生粋の頑張り屋。

斎藤 茂吉 (さいとう もきち)

白鳥学院に通う1年生男子。いつもスカルのバンダナを頭に巻いている。中学時代にイジメられていたため、高校では入学式で大暴れして高校デビューを目指すが失敗。たまたま出会った金田玉子の強さに惹かれ、強くなるため彼女の所属するレスリング部「バトル・クラブ」に入部する。玉子や樋口一葉にシゴかれ、しょっちゅう失禁しているが、タフさには光るものがある。

樋口 一葉 (ひぐち いちよう)

白鳥学院レスリング部「バトル・クラブ」の副部長。真性のレズ。「白鳥のクイーンオブバンパイア」の異名を持つ。いつも後輩の金田玉子をパシリとして、ポカリを買いに行かせている。得意な技は「コズミックスペシャル ザ・ランデブー 不知火」というジャーマンスープレックスからの投げ。実は樋口財閥の令嬢で、実家はとんでもない金持ち。

滝 練太郎 (たき れんたろう)

白鳥学院レスリング部「バトル・クラブ」の部長。セーラー服を着ており、一見は黒髪ロングヘアーの美女だが男。なぜか胸も出ている。その恰好のままよく立小便をしている。

東大門 (とんでもん)

白鳥学院の保健医の老人。白鳥学院レスリング部「バトル・クラブ」の顧問も務める。本名は「ビガーゲイト・東」。ただのエロジジイに見えるが、現役時代はアマレスで全日本8連覇を成し遂げている。引退後もコーチとして活躍し、優勝請負人としてその名をはせる。彼が手掛けたチャンピオンレスラーは多数いるといわれる。

金田玉子の父 (かねだたまこのちち)

金田玉子の父。スキンヘッドでひげ面、丸眼鏡、マッチョの親父。ケガをするとミキサーで特製のパパドリンクを作ってくれる。その材料は粉末プロテイン、イモリ、鹿のペニス、カモノハシの口ばしで、飲むと確実に腹をくだす。

金田 玉美 (かねだ たまみ)

金田玉子の母。故人。玉子と同じく学生時代は白鳥学院レスリング部に所属しており、インターハイで金メダルを獲得している。今日のレスリング界において伝説とされる強さをもった最強の人物。旧姓は銀閣寺。

司馬 遼太郎 (しば りょうたろう)

白鳥学院空手部のナンバー2。17歳。やたらと「気合い」と連呼する気合いバカ。体内の全エネルギーを集中させ、その気を可視光線として発射する「亀破目砲」を扱う。空手部の禁じ手である「亀破目砲」を使いながら金田玉子に敗れたため、空手部から追放される。また、闘いを通じて玉子に恋する。

向田 国子 (むこうだ くにこ)

インターハイベスト4の強豪である黒龍高校レスリング部に所属する2年生女子。褐色の肌で黒髪、巨乳。黒龍高校ではいちばん弱いと言いながら、東大門からの頼みを受けて単身白鳥学院へ練習試合に出向き、樋口一葉、斎藤茂吉、金田玉子を簡単に倒した。

持国 (じこく)

兵書「天の叢雲」を守護する四天王の1人。額に「漢」と記した僧。金田玉子との吊り橋勝負に敗れて川に落下するが、玉子に助けられる。

広目 (こうもく)

兵書「天の叢雲」を守護する四天王の1人でスクール水着の少女。2年前、巻物入手に挑んだ滝練太郎を退けている。父の形見であるオノ「広目斧(こうもくふ)」もろとも自分を助けようとした金田玉子に巻物を供えてある祠の鍵を渡し、立ち去る。

増長 (ぞうちょう)

兵書「天の叢雲」を守護する四天王の1人で、天狗の面をつけた男。その正体は東大門先生ことビガーゲイト・東。

多聞 (たもん)

兵書「天の叢雲」を守護する四天王で、最後に待ち受ける1人。その正体は伊吹山が吹きだすガスに含まれるRG-10ガスの催眠作用によって現れる己の心。

伊集院 静香 (いじゅういん しずか)

N・O・Bに参加する女子高生。鮫島高校レスリング部に所属。十八番は相手の攻撃をギリギリまで引き付けて見切るバタフライスェイ。これにより相手は、もう少しで届くという錯覚で攻撃を続け、気づかぬうちに体力が尽きてしまう。

小野 妹子 (おの いもこ)

都内ワースト1と呼ばれる不良校の鮫島高校レスリング部に所属する新入生。中学時代は柔道部で活躍し、もてはやされていたが、たった一度の敗戦ですべてを失ったことから勝利に執着するようになる。

芥川 (あくたがわ)

鮫島高校レスリング部の主将。N・O・Bにも参加している。やたらに英単語を交えてしゃべるのが特徴。不良だったが東大門との出会いで更生し、それ以来東大門を先生と慕う。その東大門からの頼みを受けて、練習試合で金田玉子の相手を務めた。体重90kgでゴリラのようなゴツい男子高校生で童貞。関東で10本の指に入る実力の持ち主で、実家はソバ屋。

太宰 おさみ (だざい おさみ)

N・O・B三大幹部の1人でアマレス関東チャンピオン。眼帯をした長髪のイケメンで、カポエイラの使い手。

金子 美鈴 (かねこ みすず)

黒猫女学院レスリング部主将。かつて滝練太郎にレスリングを教えた女性。彼女もまた東大門の教え子の1人。

南大門 (なんだいもん)

白鳥学院の用務員。100歳。東大門が姿を消したあとのレスリング部を受け持つ。しゃべらず、メッセージはすべて紙に書いて伝えるが、なぜか語尾に「にゃ」を多用する。実は東大門の師匠であり、第二次大戦以前レスリング世界大会での日本人初の金メダリスト。

その他キーワード

兵書「天の叢雲」 (へいしょあまのむらくも)

「それを有する者最強を手に入るる」とされる白鳥学院伝説の巻物。十数年前、白鳥学院のある人物によって完成された格闘の奥義書。その中には宮本武蔵の「五輪書」をはるかに凌ぐ質と量の格闘極意が記されているという。歴代白鳥学院の格闘技系部員たちは、「天の叢雲」を求めて伊吹山山頂を目指すが、巻物を守護する四天王に阻まれ山頂にたどり着くことすらできない。

N・O・B (ないとめあおぶざばとる)

ただひたすら強さのみを求める高校生たちが、空手・ボクシング・レスリングなど、あらゆる格闘技を駆使して闘う非公認組織。強さを認められた者のみ、「N・O・B」と記されたブレスレットが送られてきて参加できる。N・O・Bでの闘いには一切のルール、禁じ手、武器の制限はなく、バトル中での負傷あるいは死亡もやむを得ないとされている。

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