土下座をメインテーマに、土下座という行為により生じる日常からの逸脱が、さまざまな事態を暴力的に収拾させていく様を描く。表情筋の動きによる顔面土下座・土下リミナル(どげりみなる)、銀河系宇宙を内包するエネルギーを生む祈願のための土下座・対土下座(ともどげざ)、豪雪降りしきる中での無言の土下座・雪中土下達磨(せっちゅうどげだるま)など、各種多様な土下座が作中に登場する。企画・全面協力:板垣恵介、作・画:RIN(笠原倫)という形で共同制作されていたが、双方の「土下座観の違い」を原因として、共同制作体制を解消、『どげせん』は連載を終了することになった。その後、RIN(笠原倫)は本作の続編となる『どげせんR』の連載を開始し、板垣恵介は新作土下座漫画である『謝男』(シャーマン)の連載を開始した。