神崎裕也の代表作。現代日本を舞台に、養護施設「まほろば」で育ったイクオと竜哉が、最愛の先生、結子を殺害した犯人への復讐を目指す物語。事件当時、二人は警察に証言を行うが、金時計を付けた警察関係者にもみ消されてしまう。自らの手で復讐を誓った二人は、「金時計の男」を探す行動を開始。成長して、イクオは刑事、竜哉は極道となり、それぞれの立場を生かして協力しあい、真相を追い求める。本作は、警察組織の内部腐敗や組織犯罪といった要素を持つサスペンスアクションである。警察とヤクザの癒着構造は具体的な事件を通じて描かれており、社会派サスペンスとしての特徴もある。新潮社「週刊コミックバンチ」2009年12号から2010年39号まで連載。同誌の休刊に伴い、後継誌である「月刊コミック@バンチ」に移籍し、2011年3月号から2017年2月号まで連載。『ウロボロス~この愛こそ、正義。』のタイトルでテレビドラマ化され、2015年1月から3月まで放送された。