「ハリー・ポッター」の吹き替えでお馴染み、舞台や歌手としても幅広く活躍する「小野賢章」。彼が演じたキャラクターの中から10人をピックアップ。
様々なジャンルで活躍する「小野賢章」。声優「小野賢章」が演じたアニメキャラを10人紹介する。
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「ハリー・ポッター」の吹き替えでお馴染み、舞台や歌手としても幅広く活躍する「小野賢章」。彼が演じたキャラクターの中から10人をピックアップ。
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部員数100人超、全中連覇の記録を伸ばすバスケットボール超強豪校、「帝光中学校」。その輝かしい歴史の中で10年に1度の天才が5人一挙に集まった世代があった。その世代は無敗を誇り、正に「最強」という名を欲しいままにし、「キセキの世代」と呼ばれた。高校に進学した今でも彼らは周囲から一目置かれる存在である。しかし、その「キセキの世代」には試合への出場記録もなく、無名でありながらもレギュラーで活躍し、5人の天才に一目置かれた存在がいた。それが「小野賢章」演じる「幻の6人目」、この作品の主役「黒子テツヤ」である。普段からすぐ目の前にいても存在に気づかれず、いきなり傍にいたと相手にビビられる事数知れず。極端に影が薄く、無表情、そしてテンションも低め。非常に丁寧で礼儀正しいが、その分物言いはストレート。「冗談は嫌いです」と宣言している、彼の発言はいつも本気である。なのでその分容赦がない。そして人一倍の負けず嫌いでどんな勝ち目の無い試合でも諦めることをしない。普段は淡々と、時に静かな闘士を燃やす「黒子」に「小野賢章」の演技がぴったりとはまっている。ちなみに舞台版でも「小野賢章」が「黒子」を演じている。興味がある方はぜひ。
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突然発生したウィルスにより世界は破滅を迎えた。大人たちは死に絶え、子供たちだけが生き残った世界。生き残った少年少女たちは地下都市「サングィネム」に住む吸血鬼たちに支配され、血を捧げる代わりに「命」を与えられる、そんな家畜同然の生活を強いられていた。「百夜優一郎」は家族同然の「百夜ミカエラ」たちと共に地下からの脱出を試みるが、その計画に気づいた吸血鬼たちの手にかかり殺されてしまう。「優一郎」1人が生き残り、地上への生還を果たした。それから4年後--。吸血鬼への強い憎しみを胸に秘めた「優一郎」は日本帝鬼軍の吸血鬼殲滅部隊へと入隊。憎き吸血鬼への復讐へと動き出すのであった。「百夜ミカエラ」は地上にいた時に「優一郎」と共に「百夜孤児院」で暮らしていた。「優一郎」の家族であり、親友である。癖のかかった金髪に碧眼の美少年である。地下脱出の際に仲間を逃がすために自ら犠牲になり死亡した。……と思われていたのだが、吸血鬼の「クルル・ツェッペシ」に血を与えられ吸血鬼として生き返っていたのだ。常に「優一郎」の事を思い、彼を「汚い人間達から助け出す」ことを目的に動いている。この「ミカエラ」を演じているのが「小野賢章」である。全てを失い、憂いを帯びた雰囲気を纏いながらも、いつも「優一郎」の心配をしている「ミカエラ」に澄んだその声がとてもしっくり来る。
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とある高校の、とある教室。その片隅でいつもため息と肘をつき、眠そうで気だるそうな少年がいる。その少年の名は「田中」。全身無気力の塊、無表情、歩きたくない、動きたくない、頑張りたくない。目立ちたくないが故に本来はある程度の成績が取れるのにわざわざ平均点を狙う。だらける事に拘りがあり、だらける為には頑張れるという矛盾した行動をとることも。そんな彼の面倒を見るのはやや強面で大柄、だけど実は面倒見が良く女子力が高い親友「太田」。眠ってしまった「田中」を運んだり、昼休み寝てしまった「田中」を起こしたり、親友というより「オカン」。ゆるゆると毎日を変化なく過ごしたい「田中」。しかし彼の周りはいつもにぎやかで個性的なメンバーが顔を揃えている。それでもあくまでも「田中」はマイペースに常に気だるげな日常を過ごす。そんな男子高校生の日常を描いたこちらの作品。無い無いづくしな主人公「田中」を演じているのが「小野賢章」である。「田中」のゆるーくだるーくまったりした様子が非常によく表現されている。「田中」のやる気のないぼんやりした表情とそれに相まった声についつい一緒に気だるく過ごしたくなってしまう事間違いなしである。
男子校生「藍野青司」は「巻き込まれ体質」の気はあるものの、至って平凡な生真面目少年。そんな「青司」の前に突然現れたのが死神風コスプレをした天使「グリ」。彼女が持つ「任意の2人を強制的にキスさせる」という不思議アイテム「キスノート」を持っていた。「24時間以内にキスしないと、書いた者(グリ)は死に、書かれた者(青司)も一生童貞のまま一生を終える」と告げられてしまう。そんな「青司」は翌日「学園のアイドル」であり、憧れの美少女「緋山茜」と遭遇する。実は「茜」と「青司」は実は両思いだったのだが、「茜」はとにかく「青司」の事が好きすぎて、「グリ」を「青司」の彼女だと勘違いし、嫉妬から殺人も犯しかねないほどの行動を起こす。そう、「茜」は重度のヤンデレだった。「グリ」出現のお陰で美女達に振り回され、いろいろと大変な目に遭う羽目になった「青司」。様々な災難に遭い、ツッコミ役に回る事になった「青司」を演じるのも「小野賢章」である。基本的には滅多に怒ったり人を恨んだりする事のない優しい少年なのだが、なかなかその人徳を理解してもらえない可哀想な役柄である。「茜」と両思いになってからは男子生徒からの敵意と殺意を一身に受ける事になってしまった。自分の好きな事でしか動かない腐女子「グリ」、度の行き過ぎた愛情の持ち主強烈ヤンデレ恋する少女「茜」、「茜」の事が大好きな「黄蝶ケ崎柚」、ブッ飛んだ思考と嗜好の持ち主「白峰樒」などなど……。強烈な女子たちに囲まれて「青司」の苦悩は続くのである……。
5人のランナー、1人のリレーショナーの6人で1チーム。街を駆け抜け、障害物を飛び越え、その速さを競い合うエクストリーム・スポーツ。それが「ストライド」。かつては「ストライド」の名門として知られた「方南学園高校」のストライド部は現在部員不足で廃部寸前の状況であり、部員が2人以下で廃部になるため将棋部との兼業体制を取っているという有様であった。新入生の「藤原尊」と「桜井奈々」はストライド部を再始動させるためにクラスメイトの「八神陸」に声をかける。誘いを断る「陸」だったが、部室へと連れて行かれ入部をかけた「ストライド勝負」をすることになってしまう。この作品で「小野賢章」が演じているのが数少ないストライド部の部員の1人が2年生の「小日向穂積」である。女の子の様な可愛らしい見た目で、とてもノリが良く同じ2年生の「門脇歩」とよく漫才のように軽口を叩き合っている。3年で部長の「支倉ヒース」を「ヒースくん」と呼び、廃部の危機にあってもずっと支えてきた健気な少年。温和で素直な性格で、いつも笑顔を絶やさないほんわかした雰囲気を身に纏った「穂積」。明るく楽しそうに演じているのがとてもよく伝わって来るキャラクターである。
出典:アニメ『エンドライド』
15歳の少年「浅永瞬」は考古学者であった母の影響で考古学の知識が豊富な中学生である。ある日、科学者かつ実業家の父が社長を務める会社で不思議な水晶を見つけた「瞬」。その水晶に触れた瞬間、突然世界が歪み水晶の中に吸い込まれてしまい、地球の裏側にあるという異世界「エンドラ」に飛ばされてしまった。一方、「エンドラ」の城で16歳の誕生日を迎えた王子「エミリオ」は先代国王「アルゼルム」の息子。現国王の「デルデザイン」を「父の仇」と激しく憎んでいた。王位を継承出来る年齢となり、復讐を果たそうとした「エミリオ」だったが、失敗し投獄されてしまう。牢獄で悲嘆にくれる「エミリオ」。しかし、その時牢獄の壁が突如歪みそこに「瞬」が現れ、2人は運命の出会いを果たす。「小野賢章」が演じる「浅永瞬」は前向きで明るい性格の少年。運動神経が良く、「化宝具」と呼ばれる大きな剣を操ることが出来る。当初は口喧嘩ばかりしていた「瞬」と「エミリオ」だったが徐々に気持ちが通じ合う様になって行く。「瞬」は元の世界に戻るため、「エミリオ」は復讐を成し遂げるため、共に旅を続ける2人。2人の少年たちの出会いは「エンドラ」にどのような運命をもたらすのだろうか。
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数々の名作物語のキャラを輩出する学校「竜宮小」。この学校に転校して来た「松田名作」も名作キャラを目指すが、名前が「名作」という割に見た目もキャラも至って普通。彼の周りのキャラクター達がとにかくボケ倒すため、常にキレキレのツッコミを入れている。クラスの学級委員長だが、おバカで常にハイテンション、桃のかぶりものをした「御尻川スウィーツ」、可愛いルックスでありながら金にがめつく、「おむすび」と呼ばれるとキレて訂正する「団栗林むすび」、ピノキオ風のロボット(自称)、しかし身体がダンボールで生暖かかったり、暗算が苦手だったり、味噌汁を飲んだりとロボット要素が皆無に近い「ウインドウズノキオ」、そして「小野賢章」が演じる「F・ボルト」である。見た目はムキムキマッチョな亀、前髪はリーゼント、そしてウサギとは比べ物にならないくらい足が速い。もはや亀ではないような気がする。独特の世界観を持ち、話す内容がぶっ飛び過ぎてクラスの中で浮いた存在。イケメンキャラを演じる事が多い「小野賢章」には珍しい役柄と言えよう。要チェックである!!
ツキノ芸能プロダクションに所属するアイドルユニット「SixGravity(通称:グラビ)」と「Procellarum(通称:プロセラ)」。2つのグループはライバルにして兄弟ユニットである。東京都内にあるツキノ寮で共同生活をしながらアイドル活動を送っている。1月から12月までの旧暦を苗字に持つ12人の男性アイドル達はそれぞれの月のキャラクターとなっている。「小野賢章」演じる「神無月郁」は10月のキャラクターでイメージカラーは茶色。元気で明るく前向きな性格で、小柄ながらどっしり構えており、周囲への気配りも忘れないグループで一番器の大きな男前キャラ。運動神経抜群で、スポーツ全般は何でも得意。故郷と東京を往復してレッスンに通っており、高校では陸上部に所属。大会での遠征もあるため、ダンスレッスンの時間がなかなか取れない事が悩みだったが、持ち前の頑張りで陸上とアイドル活動を両立させようと目指す努力家である。一般家庭に育ち、普通の感覚の持ち主のため、貴重なツッコミ役としての役割も担っている。キラキラなアイドル男子たちの歌とダンスに時間を忘れてうっとりしてみてはいかがだろうか!?
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実在した文豪たちがキャラクター化され、それぞれの作品にちなんだ名前を冠する異能力を使い戦う『文豪ストレイドッグス』。舞台は架空都市ヨコハマ。主人公の「中島敦」が所属する事になった探偵集団「武装探偵社」は「太宰治」「国木田独歩」「江戸川乱歩」などがおり、軍や警察が踏み込むことが出来ない荒事を解決していた。多額の懸賞金目当てに「敦」を執拗に追い回すヨコハマの港を縄張りとする凶悪マフィア集団「ポートマフィア」の一員「芥川龍之介」も「小野賢章」が演じている。「芥川」は首領直轄の遊撃隊所属、武闘派組織「黒蜥蜴」を指揮する権限を持つ。冷酷非情な性格で、他人の命を奪う事に躊躇いを覚えることはない。異能力は常に身につけている黒い外套を何でも喰らう「黒獣」に変身させる「羅生門」。殺戮に特化した能力のため、探偵社や軍警の手に負えないため、「国木田」は「敦」に「こいつに遭うな。遭ったら逃げろ」とアドバイスをする程恐れられている存在。ポートマフィア時代の「太宰」の部下である「芥川」。当時、「太宰」に冷たく厳しく鍛え上げられた「芥川」。そんな「太宰」が現在「敦」に優しく接していることに対し、嫉妬、敵意のような感情を宿している。「芥川」の心の中に去来する感情を「小野賢章」は時に冷ややかに、時に激情的に見事に演じている。
2018年冬アニメ、現在放送中の『覇穹 封神演義』。舞台は現代から3000年以上前の古代中国、殷王朝時代。時の皇帝「紂王」は文武両道に長け、民衆からの信頼も厚かった。しかし、絶世の美女「妲己」を皇后に迎えてから「紂王」は人が変わったようになってしまう。後宮に入り浸り、治世に一切関心を持たず、家臣たちの言葉を聞かなくなり国民に圧政を敷くようになってしまった。「妲己」はその美貌で歴代の権力者をたぶらかす妖狐で、術により「紂王」を操り民衆を苦しめ、自分たちは贅沢三昧の日々を送っていた。そんな人間界を救う為に、邪悪な仙人や道士たちを神界に閉じ込める「封神計画」が実行に移す事になった。その実行者として選ばれたのが道士「太公望」であった。「太公望」は幼い頃に家族を失い、三大仙人の1人、「元始天尊」のもとで修業を積んだ。実力は仙人並みであるものの生来の怠け者の性格から手伝い道士に留まっていた。うつけ者を装っているが、実は相当な頭脳の持ち主。この主人公「太公望」を演じるのが「小野賢章」である。コミカルであったり、激しい戦いを繰り広げたり、いろいろな表情を見せる「太公望」。相棒である霊獣「四不象」との掛け合いも楽しいこの作品。これからの展開からも目が離せない。
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