顔や身体のどこかに刺青を入れているキャラが案外多いことをご存知だろうか。そのキャラの特徴にもなり、印象にも残りやすい。一口に刺青といっても、キャラによってはその刺青には強い思いが込められていたりと、ただファッション性を持っているだけではなく奥が深い。そんな刺青を入れたキャラを10人紹介しようと思う。
顔や身体に刺青があり、チャームポイントとなっているキャラを10人紹介。
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顔や身体のどこかに刺青を入れているキャラが案外多いことをご存知だろうか。そのキャラの特徴にもなり、印象にも残りやすい。一口に刺青といっても、キャラによってはその刺青には強い思いが込められていたりと、ただファッション性を持っているだけではなく奥が深い。そんな刺青を入れたキャラを10人紹介しようと思う。
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「成田良悟」によるライトノベルが原作の作品で、イラストは「エナミカツミ」が担当。単行本は累計100万部を突破し、アニメの他にコミック、ゲームなどによっても展開されている。物語の舞台となる300年前、洋上に浮かぶ船には不老不死を求めた錬金術師たちが悪魔の召喚を試みた。召喚された悪魔は不老不死になる酒を錬金術師たちに与え、製造法を召喚主に伝授。しかし翌日、1人の錬金術師が仲間を食らい始めた。魔の手から逃れるためにと錬金術師たちは世界中に飛び散ることになる。そして300年後、舞台となる1930年代、禁酒法が制定されているアメリカにて不老不死の酒を巡り、ギャングやマフィアがバカ騒ぎを巻き起こす。作中に登場する少年ギャング集団「ジャグジー一味」のリーダー、「ジャグジー・スプロット」。顔に大きな刺青を入れているのが特徴。泣き虫で臆病、さらには人見知りという内気な性格の持ち主。こんな彼が何故ギャング集団のリーダーかというと、やるときにはやる男だからである。いざというときの爆発的な行動力はすさまじく、そのときは決して泣かないのだ。そんな彼の行動力に惹かれ、仲間は集い、一大勢力と成りあがったのである。同じ一味の仲間である「ニース・ホーリーストーン」を恋人に持ち、いつも彼女の行動に驚かされてばかりの「ジャグジー・スプロット」。彼の顔の刺青は、目がほとんど見えない彼女が自分を判別できるようにするためという、愛の秘話が隠されている。優しさも備えつつ、男の中の男という呼称が相応しいキャラだ。
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「大森藤ノ」によるライトノベル原作のアニメ。アニメは2015年に放送され、2017年には『外伝』と称した「アイズ・ヴァレンシュタイン」を主役とした物語も放送された。地下迷宮「ダンジョン」を中心に栄える迷宮都市に住む「ベル・クラネル」は、「ヘスティア・ファミリア」に入団したてのまだまだ駆け出し冒険者。まだ右も左も分からぬというのに、「ミノタウルス」に襲われてしまった。その窮地を助けてくれたのは「アイズ・ヴァレンシュタイン」。そのあまりの美しさと衝撃的な出会いに一目惚れした「ベル・クラネル」は、彼女のような冒険者を目指すと志すのであった。彼の冒険の軌跡を描く、異世界ファンタジー物語である。「ロキ・ファミリア」の一員で「凶狼」という2つ名を持つのが「ベート・ローガ」。灰色の癖がかった髪と、左の頬に刺青をしているのが特徴。口調が荒く、罵詈雑言の嵐の彼は、入団当初にファミリア内での人望は皆無に等しかった。しかしその罵詈雑言が彼なりの愛情であると団員たちが気付いたことをきっかけに、人望が集まるように。つまり、とんでもないツンデレなのである。戦闘は速さを活かした接近戦を得意としており、強力な蹴りを叩きつけるというスタイルをとる。幼き頃から「獣人部族」の長であった父の教えに従い、弱肉強食をモットーに鍛錬を続けてきた。どこまでも強さを求める理想を「アイズ・ヴァレンシュタイン」に重ね、密かに想いを寄せているという、可愛らしい一面もあるイカついキャラ。
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「ジャンプSQ.CROWN」にて連載されている漫画原作のアニメ。アニメは2006年から2年に渡り放送され、2016年には続編も放送された。悲劇や魂を材料に造られる兵器「AKUMA」。それを使い世界をわが手中にしようと目論む「千年伯爵」。これらに対抗できるのは「イノセンス」と呼ばれる神の力を備えることができる「適合者」、「エクソシスト」だけであった。次々に襲ってくる「AKUMA」と、人類存亡を駆けた「エクソシスト」たちの戦いを描いた物語。白い髪と顔の左側に刻まれた逆さペンタクルが特徴である本作の主人公、「アレン・ウォーカー」。幼少期に左腕に「AKUMA」を宿し、師である「クロス・マリアン」に拾われて「エクソシスト」となった。お人よしで礼儀正しい性格をしており、爽やかな印象を与えてくれる少年。他人に対しては常に敬語で接し、相手を敬う態度をとるが、「リナリー・リー」など親しい一部の人に対しては敬語が抜けていくように。また、「神田ユウ」とは犬猿の仲で、彼に対しては言葉遣いが悪くなる。顔を合わせればいがみ合い、常に喧嘩している。師である「クロス・マリアン」にもざっくりとした態度で接しており、案外子どもらしい一面も見られる。「イノセンス」は左腕に埋まっている十字架。発動と同時に巨大な鉤爪へと変質、硬質な「AKUMA」も粉砕する攻撃力を備える。本作の重要人物であり、優しさとときに見せる幼い面が可愛らしい少年。
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「週刊少年ジャンプ」で連載していた大人気漫画のアニメ化作品。家族を守るために死神になった「黒崎一護」を主人公とした、死神たちの活躍を描く。「護廷十三隊九番隊副隊長」を務める「檜佐木修兵」。トレードマークは左頬に彫られた「69」の刺青。そして「六車拳西」への憧れから、ノースリーブの死覇装を身にまとい、顔の右側には額から顎にかけて3本の傷跡がある。仲の良い「松本乱菊」曰く「美男で手練れ」なキャラだとか。かつて「真央霊術院」の入試には2回落ちたが、在学中に「護廷十三隊」への入隊及び席官入りが確実とされた優等生だった。「69」の刺青は、幼い頃に「虚」の襲撃を受けた際に救ってくれた「六車拳西」への憧れから彫られたとされている。元上官の「東仙要」を尊敬しており、「自分の剣に怯えぬ者に剣を握る資格は無い」という彼の言葉を胸に秘めて日々戦っている。戦いに関しては、かつてに「虚」に襲われたことから恐怖を抱いていたが、「東仙要」の教えもあり、恐れを抱きながらも前線に立っているのだ。使っている「斬魄刀」は「風死」。能力解放と共に2枚の互い違いに刃のついた特殊な鎌へと変化する。鎖の部分を持ち、本体を回転させて投げることで予測不能な攻撃を可能にしている。本人は「風死」を嫌っているようで「命を刈り奪う形をしてるだろう?」と言っていた。10年後には「卍解」を習得したようだが、作中では登場しなかったため「卍解するする詐欺」と言われてしまったちょっと可哀想なキャラであった。
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「週刊少年ジャンプ」にて連載されている大人気海賊漫画。長年に渡り幅広い層のファンから愛されており、今なおアニメ、映画、舞台など、多くの展開がされている。海賊王を目指す「モンキー・D・ルフィ」が「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探して冒険していく。「ナミ」は「麦わらの一味」の2人目の仲間。航海士で世界地図を描くことが夢。好きなものはお金とミカン。船には故郷の「ココヤシ村」から持ってきたミカンの木を持ち込んでいる。特徴はオレンジの髪と左肩に刻まれた刺青。この刺青は風車とミカンをモチーフとしており、故郷の「ゲンゾウ」が頭に挿していた風車と、育ての親が作っていた大切なミカンを合わせた、大切なものを詰め込んだ刺青となっている。本職である航海術は相当のもので、身体で天候を感じることができる天性の才能を持っている。予測不能と言われている「偉大なる航路」の天候にもすぐさま順応し、常識では考えられない天候も航海術も、自在に操って一味をどこにでも連れて行く。様々な分野の知識にも長けており、交渉事は専ら「ナミ」の仕事。幼い頃、故郷の「ココヤシ村」が「アーロン一味」に支配された。村を救うために「アーロン一味」に加わり、幹部として海賊専門の泥棒をしていたが、「アーロン」と交わしていた村を買い戻すための約束は簡単に裏切られた。これらの過去から海賊を忌み嫌っている。ただし「麦わらの一味」だけは特別である。戦闘に関しては補助的な役割であったが、「新世界」に入ってからは主要戦闘員に並ぶほどの実力を発揮。「クリマ・タクト」で天候を操り、強敵を翻弄。美人で頭脳明晰、スタイル抜群、辛い過去をも乗り越えて明るく過ごしている大人気キャラである。
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どこにでもいる日本の普通のサラリーマン「岡島緑郎」は、東南アジアで「ラグーン商会」という海賊に拉致されてしまった。「ラグーン商会」は元ソ連の精鋭部隊から構成される「ホテル・モスクワ」というマフィアからの依頼で、「岡島緑郎」の勤める会社「旭日重工」のとあるものを奪いにきていた。その報酬の足しに、と「岡島緑郎」を拉致したが、「旭日重工」はあっさりと彼を切り捨てた。現実を打ち付けられた「岡島緑郎」は、そのとき傍にいた「ラグーン商会」の一員となることを決意、「ロック」と名乗り海賊となったのだ。これは「ロック」と「ラグーン商会」の要「レヴィ」という、相反する2人が次第に「相棒」になり、様々な任務をこなしていく物語である。「レヴィ」は「ラグーン商会」の紅一点、「二挺拳銃」の異名を持つ凄腕の銃使いの女。首筋から右肘にかけてトライバル系の刺青を入れおり、いつも煙草を吸っているのが特徴。数ある戦闘シーンからも分かるように、身体能力は恐ろしいほどに高く、トレーニングも怠らない。過去のことに触れられると死んだ魚のような虚ろな目つきになり、急に逆上したりもするが、銃撃戦となると生き生きと戦場を駆け回る。性格はかなり短気で男勝り。口調も荒く、正論ばかりを口にする「ロック」と度々言い争いをしている。一方で、戦闘に関しては全く無能な彼を常に助ける優しさも見せており、「相棒」として信頼を寄せているようだ。ここまで格好良い女もなかなかいないであろう。
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「週刊少年マガジン」で連載されていた漫画を原作に、2001年から全51話のアニメが放送された冒険ファンタジー作品。「光の聖石・レイヴ」と「闇の魔石・ダークブリング」の戦争により、世界の10分の1を破壊した「オーバードライブ」が起こってから50年後の世界。1人の少年「ハル・グローリー」は老人「シバ」と出会い、「初代レイヴマスター」であった「シバ」から「レイヴ」を引き継いだ。再び起ころうとしている世界の戦いに、「2代目レイヴマスター」として「ハル・グローリー」は挑んでいくことになる。旅の道中で出会う様々な人々との関りや、別れと死を乗り越えて、「ハル・グローリー」が知った世界の真実とは。「ハムリオ・ムジカ」は「ハル・グローリー」と共に旅をした銀術師。額につけた3連ピアスと、胸から下げたドクロのシルバーアクセサリーが特徴。極度の女たらしで、旅の行く先々で女を引っ掛けている。「ハムリオ・ムジカ」はかつての師「リゼ」の修行と天性の才能から、銀を自身の意思で変形させる能力を持っている。胸から下げているドクロのシルバーアクセサリーも戦闘時には銀槍グングニルなどに変形させて使用している。最終決戦前に「ハル・グローリー」の武器の最終形態が存在しないことを知り、己の魂を込めて武器を作成した。作中きってのプレイボーイでもあるが、場を盛り上げ、「ハル・グローリー」の良き理解者として、また、愛しき者の死をも乗り越えた強きキャラ。
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「週刊少年ジャンプ」にて連載されていた忍者漫画が原作のアニメ。テレビアニメは『NARUTO -ナルト-』と第2期にあたる『NARUTO -ナルト- 疾風伝』が長きに渡り放送された。主人公の「うずまきナルト」は所謂落ちこぼれ忍者であった。その身体にはかつて里を襲った「九尾の妖狐」を宿しており、強大すぎる力を上手くコントロールできていなかったからだ。そして「九尾の妖狐」を宿していることから里の者からは恐れ嫌われ、孤独に生きていた。そんな彼が一人前の忍となるべく成長してく様子を描いた、手に汗握る作品である。「うずまきナルト」と同じく、生まれたと同時に「一尾」を身体に封印された人柱力の1人、「我愛羅」。背に大きな瓢箪を背負っているのが特徴。「四代目風影」の息子で、「テマリ」「カンクロウ」を姉と兄に持つ。周囲の砂を操る力を持ち、攻撃、並びに防御にも利用できる。幼少の頃は「うずまきナルト」と同じく里の者から恐れられ、実父「四代目風影」からも幾度となく刺客を送られるほどに疎まれ育った。それ故に人間全てを憎むように。額の「愛」という刺青は、自分だけを愛するという証として自らの砂で刻んだものである。利己的で冷酷非道な性格のまま臨んだ中忍試験にて「うずまきナルト」と出会い、同じ境遇から次第に心を開くように。現在では「五代目風影」として尽力している。心を開いて、仲間のために戦う姿が格好良いキャラである。
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「エルリック兄弟」は錬金術の才に長け、幼き頃からその才能を発揮させていた。母を病で亡くし、その現実を受け止められなかった「エルリック兄弟」は錬金術の禁忌、人体錬成で母を甦らせようと考えた。しかしその行いは失敗に終わり、弟の「アルフォンス・エルリック」は肉体全てを失った。自身も左腕を失った兄の「エドワード・エルリック」は、弟の身体を取り戻すべく、弟と旅に出るのであった。通称「鷹の目」とも呼ばれる「リザ・ホークアイ」。「ロイ・マスタング」の部下で、常に彼の近くにいて行動を共にしている。金髪で容姿端麗、普段は髪をまとめているが、おろすと印象がガラッと変わる美人。非常に仕事熱心で冷静な判断能力を備えている。「ロイ・マスタング」からはその能力を高く評価され、信頼されている描写が多く見られる。戦闘においては射撃の腕を存分に振るい、その正確な狙撃から「鷹の目」という異名がつけられた。しかし仕事を抜いては普通の優しい女性であり、笑った顔なども多く見られる。仕事時の冷徹でどんなときでも感情を表に出さない面とのギャップがみられるのである。ときに感情的な一面を見せるが、常に気丈で気高きキャラ。しかしその背中には刺青が彫られており、かつて、「ロイ・マスタング」の師であった父に刻まれた「焔の錬金術」の秘伝が隠されていた。彼女自身の頼みで焼き潰してもらったが、闇も隠されているキャラである。
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「雲田はるこ」による漫画作品のアニメ化。本作は計3つの賞を受賞し、高い評価を得ている。その人気を背景に2016年にアニメ第1期、翌年2017年に第2期が放送された。落語の世界にて名人と弟子が出会い、名人の孤独な過去、そして孤高の芸、さらには様々な人との憎愛劇が繰り広げられる。第1期では元チンピラの「与太郎」が「八代目有楽亭八雲」に弟子入りをするところから始まる。「八代目有楽亭八雲」の過去の話を中心に展開し、続く第2期では「与太郎」が真打に昇進、「三代目助六」に襲名する。そして落語界の発展に勤しんでいくさまが描かれる。「与太郎」は本作の主人公で元チンピラ。周囲からは「ヨタ」「ヨタちゃん」などの愛称で親しまれている、愛されキャラ。兄貴曰く「一度受けた恩は犬っころのように忘れない」性格だそうで、他者に思いに共感する優しさで溢れている。しかし基本はお調子者で単純な性格。刑務所服役中に「八代目有楽亭八雲」の「死神」を聴き感動、出所後に弟子入りを心に決めた。これまで1人も弟子をとってこなかった「八代目有楽亭八雲」を説き伏せ、見事弟子入り。「小夏」との出会いや「二代目助六」の落語を知り、また、「八代目有楽亭八雲」の落語を何度も練習し、後に「三代目助六」を襲名するまでになった。落語を心から愛し、落語の行く末を考えながら、周りの人間たち皆を大切に包んでいくのが「与太郎」の良いところである。
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