『七つの大罪』はブリテン島を舞台としたレガシーなファンタジーをモチーフとした物語。
主人公は喋る豚、残飯処理騎士団団長のホークではなくて、リオネス王国を転覆させようと画策し国を混乱に陥れた大罪人の一人と言われている「憤怒の罪メリオダス」。
彼らは全員で7人いて、大罪人として国から追われる身となっているのだ。人々から「七つの大罪」と呼ばれている彼らは、王国の何処かに今も潜伏している。
そんなメリオダスを探して一人旅をしていたのが、リオネス王女「エリザベス」。
彼女は王国聖騎士団がクーデターを起こした時、間一髪で逃げ出し、国を取り戻す為に「七つの大罪」を探して旅を続けていた。
エリオダスとエリザベスが出会ったとき、運命の歯車は廻り始める。
『七つの大罪』はエリザベスと「七つの大罪」たちが、国を取り戻す物語なのだ。
週刊少年マガジン連載、現在最新20巻まで発売されている。
前巻でついに全員がそろった「七つの大罪」。7人目は「傲慢の罪 エスカノール」。彼は十戒のガランとメラスキュラをいとも簡単に倒してしまう実力者だった。
また新しく始まろうとしているのが「バイゼル大喧嘩祭り」。
優勝者のいかなる望みも叶えるというこの喧嘩祭りは、十戒が仕掛けた罠。それを知りつつメリオダスたちは参加するために旅を続けるのだ。
祭りには国中から多くの参加者が集まっている。まず乗り越えるべきは巨大迷宮。この迷宮を乗り越えた者のみが、大喧嘩祭りへ参加する資格を得ることができるのだ。
一方、十戒の謎も明らかにされていく。七つの大罪「色欲の罪 ゴウセル」が十戒の「無欲のゴウセル」と同一人物だというのだ。
果たしてゴウセルは敵か!? それとも味方なのか?
現在鋭意制作中のテレビアニメスペシャル「七つの大罪 聖戦の予兆」。これは新シリーズではなくて、鈴木央書き下ろしによる完全オリジナルストーリーとなっている。
放送は今夏8月。日曜日午後5時より、全国28局ネットで放送予定となっている。
物語はリオネス王国を取り戻した後、十戒との闘いに旅立つ前の束の間の平穏な時期。
「七つの大罪」たち日々の暮らしを満喫する話となっているようだ。
アニメの放送前に、『七つの大罪』を読んだ事のある人も、これから読む人も、是非コミックを読み込んで予習復習してみてはどうだろうか。
21巻は6月21日に発売予定なので、続きが気になる人は、こちらもチェックだ。