七つの大罪

とある事情から反逆者として手配されているメリオダスが、国の荒廃した現状を嘆く王女・エリザベスと出会い、かつて共に戦った仲間たちを探しながら旅を続けていく冒険ファンタジー。講談社の発行する少年漫画雑誌「週刊少年マガジン」において、2011年52号に同タイトルの読切作品の掲載を経て、2012年45号より連載開始。2015年には第39回講談社漫画賞少年部門を受賞している。

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正式名称
七つの大罪
作者
ジャンル
ファンタジー一般
 
アドベンチャー一般
レーベル
講談社コミックスマガジン(講談社)

総合スレッド

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世界観

王国や騎士といった中世ヨーロッパ的な世界をベースに、魔法や魔族が登場するファンタジー作品。作者自身は「アーサー王伝説の鈴木央的前日譚です」と述べており、『アーサー王物語』から引用された地名や人物名が散見されるが、設定やストーリーは完全に本作オリジナルのものである。

作品構成

基本的には連続したストーリーとなっているが、単行本の13巻において第一部が完結。引きつづき同じ世界と登場人物によって、物語は第二部に突入している。なお、『七つの大罪』というタイトルではあるが、第一部の時点ではまだ七人のメンバーは揃っていない。各部のあらすじは以下の通り。

あらすじ

第一部

ブリタニアで最大の国であるリオネス王国は、聖騎士たちの起こしたクーデターによって荒れ果てた内情となっていた。そんな国を憂いた第三王女・エリザベスは、10年前に当時の聖騎士長を殺害した罪によって手配されている伝説の騎士団「七つの大罪」の助力を求めて旅立つ。やがて追手に捕らえられてしまうエリザベスだったが、その危機を救った少年こそ「七つの大罪」の団長、憤怒の罪(ドラゴン・シン)のメリオダスだった。そしてメリオダスもまた、散り散りとなってしまった団員たちを探して放浪の身であり、ふたりは旅路を共にすることになる。

その後メリオダスたちは、波乱万丈の末にかつての仲間の一部と合流。しかしその頃、リオネス王国を戦乱に導こうとするヘンドリクセンの一派によって、魔神族の血を使った聖騎士たちの強化が行われていた。やがてその行為が破滅的な事態を引き起こし、魔神の力を手にしたヘンドリクセンによって、世界は存亡の瀬戸際へと追い込まれていく。

第二部

死闘の末、ヘンドリクセンを打ち倒した七つの大罪は、ようやく10年前の聖騎士長殺害が濡れ衣であったことを認められる。リオネス王国も平穏な日々を取り戻しつつあったが、七つの大罪の団員たちは、思惑のすれ違いや止むに止まれぬ事情によって、再び袂を分かつ者もいた。そんななか、完全には死に至っていなかったヘンドリクセンが復活。しかし、それはさらなる災厄の前兆でしかなく、彼を利用して常闇の棺に封印されていた魔神王直属の近衛部隊「十戒」が復活を遂げてしまう。そして、それを察知したメリオダスは、自身から切り離して封印していた魔神族の力を、再び取り戻すことを決意する。

特殊設定

七つの大罪

メリオダスを団長とする、リオネス国王の騎士団。他の騎士団が聖騎士長の指揮下にあるのに対し、七つの大罪は国王直属の独立部隊である。メンバーとなる七人それぞれが突出した魔力を持つが、それゆえに様々な事態を引き起こしており、「最悪の大罪人」と呼ばれている。そのような成り立ちであるため、出自も盗賊から妖精の王まで様々であり、一般的な騎士のイメージからはかけ離れたものとなっている。また、「大罪人」の集まりと言われてはいるが、その罪は止むに止まれぬ事情であるものや、あるいは「濡れ衣」によるものであり、いわゆる犯罪集団のように好んで暴力行為を行うわけでは決してない。表面的には非道に見える行為も、それぞれが信念を貫いた結果であることがほとんどである。ただし、その信念ゆえに、たとえば弱者に対して横暴な態度をとる聖騎士といった輩とは対立を起こし、その結果として「お尋ね者」にされることは少なくない。

メンバーはその集団名が示す通り、それぞれキリスト教において「七つの大罪(または七つの罪源)」と呼ばれる「傲慢」「憤怒」「嫉妬」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」になぞらえられている。また、各自が体のどこかに自らを象徴する動物にちなんだ刺青を施しており、それらを併せて「憤怒の罪(ドラゴン・シン)のメリオダス」や「嫉妬の罪(サーペント・シン)のディアンヌ」などと呼ばれている。

なお、作者の鈴木央のコメントによれば、七つの大罪の団員全員が本作の主人公とされている。

魔力

いわゆる「魔法」に相当する、様々な超常現象。または、その源となる力のこと。本作で中心的な役割を果たす多くの登場人物は魔力を備えており、使い手の性格や特性を色濃く反映して様々な能力を発揮する。たとえば、七つの大罪のメンバーのひとりである強欲の罪(フォックス・シン)のバンは、もともと盗賊であるがゆえに魔力も「強奪(スナッチ)」であり、相手の所有物ばかりでなく、身体能力をも奪うことができるものとなっている。

なお、魔力のネーミングは「全反撃(フルカウンター)」「災厄(ディザスター)」など、日本語に英語のカタカナ読みが当てられており、応用技にも「昇天隕石(ライジング・メテオ)」「飛び回る蜂(バンブルビー)」など、同様のネーミングがされている場合が多い。

神器

魔力をより効率的に使いこなすためには武具が必要であり、中でも特にその効果が高く、大きな魔力を引き出せるものは「神器」と呼ばれている。

七つの大罪のメンバーには、それぞれリオネス国王から神器が賜わされているが、様々な事情によって登場の時点では神器を失っている者も多く、それらを再び手に入れる過程も、物語の重要な展開の一部となっている。

聖騎士

王国に仕える騎士のうち、魔力を備えた強大な力を持つ者を指す。その実力は、聖騎士ひとりで一国の通常の兵力に匹敵するとされているが、なかには力におぼれて本来の騎士道精神を失い、弱者を虐げるなど傍若無人なふるまいを見せる者も存在する。

また、聖騎士のなかには、秘密裏に魔神族の血を取り込むことによって能力を強化された「被験者(リアクター)」と呼ばれる者が存在する。当初は聖騎士をベースとしていたが、もとの力が強大であるがために暴走することも多かったため、やがてまだ技量の未熟な「聖騎士見習い」に魔神族の血を与えることで危険性を抑え、「量産」にも成功している。その急速に力をつけた者たちは「新世代」と呼ばれている。

種族

作中では人間族のほかに、魔神族、巨人族、妖精族、女神族といった種族が存在。三千年前に起きた聖戦では、魔神族に対抗し、それ以外の4つの種族が手を結んで戦ったことが物語の歴史的背景となっている。それぞれの種族の特徴については、以下の通り。

人間族

本作の舞台となるブリタニアにおいて最も数が多く、現在は世界を支配する立場にある種族。しかし五種族の中では最も短命であり、肉体的にも他の種族からは「脆弱」「惰弱」と蔑まれることもある。

巨人族

人間族と比べて非常に巨大な身体を持つ一族。七つの大罪のひとり・ディアンヌは巨人族の少女であり、通常時の身長設定は9mとなっている。強固な肉体と怪力に加え、大地を司る能力を持ち、魔力とその応用技は、すべて大地のエレメントに関連するものとなっている。

妖精族

ほとんどの者が森での生活を守っている種族。リオネス王国とは友好関係を結んでいる。背中に羽の生えた者が多く、非常に長寿。なお、七つの大罪のひとり・キングの正体は、妖精王ハーレクインであり、通常の見た目は少年のようであるが、年齢は1300歳となっている。

女神族

聖戦において魔神族を封印したとされる種族。その代償として現在では力を失い、「ケルヌンノスの角笛」を介してのみ、他の種族との交信が可能となっている。しかし人間をたぶらかすような言動も見せており、未だ謎の多い存在である。また、七つの大罪と行動を共にするエリザベスは、「森の賢者(ドルイド)」の巫女の血を引く「女神族の使徒」と言われており、戦いの中で治癒能力を覚醒させている。

魔神族

破壊的な魔力を持つ邪悪な種族。かつての聖戦において封印されたが、世界の支配を目論む者たちが魔神族の死体を発見し、そこから得た力を利用している。そしてさらに、魔神族そのものの封印が解け始めたことによって、再び世界に危機が迫ろうとしている。

なお、メリオダスは生まれながらに魔神族の血が混じった存在であり、桁外れの戦闘力はそれに由来する。

メディアミックス

TVアニメ

TVアニメ作品は原作の第一部に相当するエピソードをもとに、2014年10月より2015年3月まで放送された。基本的には原作に忠実なアニメ化だが、一部のエピソードがカットされたり、設定が変更された点も存在する。また、2016年より新シリーズのアニメが放映されることもアナウンスされている。

小説

幼き日の聖騎士たちを描いた『小説 七つの大罪 ─外伝─ 昔日の王都 七つの願い』と、七つの大罪が聖騎士長を殺害したとされた事件から、彼らが王国に戻るまでの空白の期間を描いた『小説 七つの大罪 ─外伝─ 彼らが残した七つの傷跡』が、それぞれ2014年12月と2015年10月に発刊されている。著者は松田朱夏。また、原作単行本の第4巻に収められた『外伝バンデッド・バン』のノベライズ作品である『七つの大罪 セブンデイズ』も2014年12月に発刊された。こちらの著者は岩佐まもる。

ゲーム

ニンテンドー3DS用ソフト『七つの大罪 真実の冤罪(アンジャスト・シン)』が2015年2月に発売。ジャンルはアクションアドベンチャー。また、スマートフォン用ゲームである『七つの大罪 ポケットの中の騎士団』が2015年1月より配信されている。こちらのジャンルはバトルRPG。

スピンオフ

七つの大罪』のキャラクターたちによる学園ものという公式スピンオフコメディー『迷え!七つの大罪学園!』が、「別冊少年マガジン」2014年9月号より連載中。作画は球木拾壱の手による。

コラボレーション商品

2013年9月より資生堂の男性向け化粧品ブランド「uno」とのコラボレーションを実施。広告展開において、主要キャラクターたちの漫画本編では見られない髪型が披露されたほか、専用サイトでは第一話の没になったネームが特別公開された。

二次創作物事情

本作は公式サイドより、同人誌やコスプレといった個人の二次創作活動について、全面的に許可することが宣言されている。

作家情報

作者の鈴木央は、1977年2月8日生まれ。福島県出身。1994年に集英社の月例新人賞である「ホップ☆ステップ賞」で佳作を受賞したことが契機となり、1998年より『週刊少年ジャンプ』において『ライジングインパクト』の連載を開始。その後、他誌へも活躍の場を広げ、『週刊少年サンデー』では『ブリザードアクセル』(2005年~2007年)、『金剛番長』(2007年~2010年)を連載。さらに2012年には『週刊少年チャンピオン』で『ちぐはぐラバーズ』を、そして『週刊少年マガジン』において本作『七つの大罪』を連載。これによって、現在発行されている週刊少年漫画誌すべてに連載経験を持つ作家となった。

作風の特徴としては、趣味であると公言している少女漫画に影響された繊細なタッチの絵柄と、少年漫画独特の激しい表現を併せ持っていることが挙げられる。また、『アーサー王物語』をはじめとした中世ファンタジーへの傾倒がしばしば見られるが、作品としてファンタジーに分類されるのは、少年誌で連載されたものでは『七つの大罪』が初となる。

登場人物・キャラクター

主人公
「豚の帽子亭」の店主。左の腕に龍の印が刻まれている。見た目は少年のような姿だが、かつてはダナフォール王国の聖騎士団団長も務めた実力者。魔族の血が混じっており、10数年前から外見が変わっていない。極度の...
主人公
メリオダスを心から信頼し、想いを寄せる。リオネス王国の第3王女で16歳。国王の実子ではなく養女であり、そのことは周知されている。リオネス王国の王室奪還ために伝説の騎士団「七つの大罪」を探していたところ...
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「七つの大罪」の一員で、身長30フィート(約915cm)にも達する巨人族の少女。蛇の印が左の大腿部に刻まれている。体が大きく、団員の中でもかなりの怪力を誇るが、精神的には非常にセンシティブな乙女らしい...
「七つの大罪」の一員。狐の印を左わき腹に刻む。メリオダスとは互いに数少ない「本気で戦っても大丈夫」な相手で、ときに衝突することはあっても信頼は強い。表面的には軽薄にふるまい、語尾に「♪」が付くのが特徴...
「七つの大罪」の一員。熊の印を左のふくらはぎに刻む。通常は少年のような姿で空中をふわふわと漂っているが、実際は1000歳を超える。正体は「精霊王」のハーレクインで、「不死の泉」の番人であるエレインの兄...
「七つの大罪」の一員。山羊の印を右の胸に刻む。手配書には巨大な鎧の男として描かれているが、本体は鎧の巨人と行動を共にしていた、読書の好きな眼鏡をかけた少年。中性的なルックスと無機質な口調が特徴で、彼の...
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場所

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アニメ

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