世界中の子供たちに愛される映画を作り続ける会社「ピクサー」。そんな「ピクサー」において長編アニメーション作品は名作の宝庫である。今回は初の作品となる1995年の『トイストーリー』から2007年までに制作されたものを主にご紹介する。
「ディズニー」の子会社である「ピクサー」。1995年~2007年に「ピクサー」が制作した作品の特徴と見所を紹介。
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世界中の子供たちに愛される映画を作り続ける会社「ピクサー」。そんな「ピクサー」において長編アニメーション作品は名作の宝庫である。今回は初の作品となる1995年の『トイストーリー』から2007年までに制作されたものを主にご紹介する。
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「デイビス家」の子供「アンディ」の部屋には、おもちゃがいっぱい。その中に「カウボーイ人形」の「ウッディ」がいた。「アンディ」が他のおもちゃを気にいると、用済みのおもちゃは処分されてしまうという不安と彼はいつも戦っている。そんな中に現れた最新宇宙ヒーローのおもちゃ「バズ・ライトイヤー」。この出会いから始まるドタバタホビーコメディ。「ピクサー」が初めて長編映画作品としてフルCGアニメーションを採用した作品。この作品の功績を称え、監督「ジョン・ラセター」に対して1995年の「アカデミー賞」では「特別功績賞」を授与している。その後、続編が2作も制作された人気作である。
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アリたちの住処「アント・アイランド」が舞台。「アント・アイランド」の女王の長女「アッタ姫」、発明家「フリック」を中心に、アリたちが未来を守るために困難に立ち向かうアニメ作品。『トイ・ストーリー』のスタッフが手掛けた「ピクサー」における長編作品の二作目。『トイ・ストーリー』制作中にスタッフがふと呟いた内容が始まりで、「イソップ童話」の内容をヒントに制作された。『トイ・ストーリー』制作時より数十倍の能力アップしたコンピュータを採用し、よりクオリティーを上げた作品でもある。
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子供の部屋に「モンスター」を派遣し、子供の悲鳴をエネルギーに変換するという企業「モンスターズ・インク」。徐々にモンスターを怖がらなくなった子供たちに対し、何とか怖がられようとする「サリー」と「マイク・ワゾウスキ」。その二人が出会った一人の少女「ブー」との心温まるストーリー。「ディズニー」らしいファンタジーあふれる本作は、2001年の「アカデミー賞」において「長編アニメ賞」を始めとする4部門にノミネートされ、その内「主題歌賞」を受賞。作品内容として初めての受賞に輝いている。
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オーストラリアのグレートバリアリーフにて、「カクレクマノミ」の「マーリン」は「オニカマス」の襲撃によって亡くした妻の「コーラル」との間にできた子「ニモ」と暮らしていた。しかしある日「ニモ」がダイバーに捕らえられてしまう。彼を取り戻すため、「マーリン」と「ナンヨウハギ」の「ドリー」は壮大な冒険へと旅立つ。「魚」を題材にして、綺麗な海の世界の映像美を素晴らしいCGで表現している。2004年の「アカデミー賞」では「ピクサー」初の「長編アニメ賞」を受賞した作品でもある。
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世界の平和を守る「スーパーヒーロー」。しかし活動の中で起きる二次災害が問題となり、この世から姿を消した。「Mr.インクレディブル」として活躍した「ボブ・パー」もその一人。そんな中で襲い来る脅威。同じく「スーパーヒーロー」であった妻と血を受け継ぐ子供たちと全員でその脅威に立ち向かう。映画評論家からは評価を受けていたが、商業的にまだブレイクしていなかった「ブラッド・バード」を起用した作品。これまでの作品とは違い、「人」を主役とした初めての作品。そのストーリー性が大きく評価され、「アカデミー賞」の「長編アニメ賞」や「アニー賞」、「サターン賞アニメ映画賞」など10以上のアニメ映画賞を受賞し、「ピクサー」史上最大の評価を得た作品と言える。
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2005年のカーレースカップ「ピストン・カップ」で初の新人チャンピオンを目指す「ライトニング・マックィーン」。しかし最終戦で起きた不運から、彼の運命は大きく変わっていく。富や名声ばかりを追いかけていた彼の心に芽生えた、それ以上に「大切なもの」。彼が悩みぬいた先に最後に出した結論を描いた作品。当初は『Route 66』という題名を考えていたが、以前に同名のTVドラマがあったために『カーズ』に変更となった。この作品は「ピクサー」の長編アニメにとって初めて「ゴールデングローブ賞」での「アニメーション映画賞」を受賞した作品となった。
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フランス料理のシェフになることを夢見ているねずみの「レミー」。華の都パリについた彼が出会った見習いシェフ「リングイニ」と共に「天才」と謳われた「グストー」のようなシェフになるため奮闘する姿を描く。当初はすでに出来上がっていた脚本があったが監督降板という出来事があり、前作で『Mr.インクレディブル』を手がけた「ブラッド・バード」が監督を務めた。スタッフにはフランス料理の講習などを受けさせ、リアリティを追求した結果、2008年の「アカデミー賞・長編アニメーション映画賞」ほか4部門、「グラミー賞」「ゴールデングローブ賞」などの多くの映画賞で受賞を果たした。
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