1クールアニメとは、放送期間約3か月を目安とした、13話前後で構成されるアニメのことである。話数は作品によって異なるが、今回は13話前後の中にもみっちりとストーリーが凝縮された、珠玉の1クールアニメを紹介する。
約300分で全話制覇! 5時間程度で楽しめる1クールアニメを紹介する。
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1クールアニメとは、放送期間約3か月を目安とした、13話前後で構成されるアニメのことである。話数は作品によって異なるが、今回は13話前後の中にもみっちりとストーリーが凝縮された、珠玉の1クールアニメを紹介する。
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「再上映(リバイバル)」――。それは、自分の周囲で起こる事件や事故等をきっかけとして起こり、その原因が取り除かれるまで、事件や事故等が起きる直前の時間に巻き戻されるという特別な能力。本作の主人公であるマンガ家「藤沼悟」はその「リバイバル」能力を有していたが、特別な力といえども自分にとってはマイナスになることばかり……。マンガ家としても特に結果を出せずに、ピザ屋のアルバイトで食いつなぐ日々に辟易していた。しかしある日、母親「藤沼佐知子」を巻き込んだ事件をきっかけとして、2006年から1988年へと「リバイバル」してしまう。10歳の小学生の姿となった「藤沼悟」は、「リバイバル」の原因となった2006年の事件、そして1988年に起きた事件を解決し、日常を取り戻すことができるのか。作中では誰もが怪しいと思ってしまう描写が随所に散りばめられており、ほんの僅かな行動ですら伏線になっているため、最初から最後まで気の抜けない全12話となっている。
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「ACCA(アッカ)」と呼ばれる民間組織により国民の平和が守られてきた「ドーワー王国」は、13の自治区により構成される鳥の形をした島国だ。タバコに高額課税がなされるこの国において「もらいタバコのジーン」の異名をもつ男、主人公の「ジーン・オータス」は、各地におかれた「ACCA」の支部において不正が行われていないかを見て廻る、監察課副課長の業務を日々淡々と務めていたのだが……。国をめぐる不穏な噂や怪しい視線が、主人公の「ジーン」や妹の「ロッタ」をも巻き込んでいく様は、じわじわと沼に沈められていくような、「渦中にいるのに本人が一番何も知らない恐怖」を感じることができる。本作は、「ジーン」やそれを取り巻く周囲の人間の動向、物語が進むごとに明かされる真実はもちろん見どころなのだが、「ジーン」の学生時代からの親友「ニーノ」の生き様や、彼らが大事にしている「おやつの時間」にも注目してもらいたい。全12話を見終えたとき、あなたはきっと、とてつもなくパンを食べたくなっていることだろう。
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世界大戦の火種が燻る昭和12年、情報は勝機とする帝国陸軍の「結城中佐」により、スパイ養成学校「D機関」が設立される。本作は、「D機関」でスパイ活動におけるあらゆる技術を習得した機関員たちの、各国任地でのスパイ活動を描いた作品である。敵国のスパイによる工作をかいくぐることは、もちろん一筋縄ではいかない。しかし、あらゆる手段を行使して情報をつかみ取る「D機関」機関員たちの超人的な頭脳や技術には、驚きの連続だろう。戦争に勝ち抜くために繰り広げられる情報戦――。スパイの勝機は最後までどちらに転ぶかわからない。国のために裏で暗躍する男たちのクールな生き様は、全12話にて描かれている。
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「見滝原中学校」に通う中学二年生「鹿目まどか」は、大好きな家族や親友たちに囲まれ、時には笑い、時には泣き、そんな平穏な日常を送っていた。しかし、ある日突然、謎の生き物「キュゥべえ」に「僕と契約して、魔法少女になってよ!」と言われる――。この出会いが、彼女の日常、運命を変えてゆくのだった。本作は、どんな願い事でも一つだけ必ず叶えてもらう代わりに、人類の敵「魔女」と戦う使命を課せられた少女たちの物語。日常系アニメかと思うほど、かわいいキャラクターたちが登場するが、一転して内容はダークファンタジーに分類される。途方もないほどの魔法少女としての素質を持ち合わせる「鹿目まどか」の運命は、果たしてどこへ帰着するのか――。かわいさと残酷さと少しの哲学が織りなす『魔法少女まどか☆マギカ』、全12話とは思えないほどのボリュームと怒涛の展開に、誰もが圧倒されることだろう。
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ある日突然100億円を与えられ、日本を「正しき方向へ導く」義務を課せられたなら――。あなたはどうやって日本を救うだろうか? 本作は、そんな義務を負うこととなった12人の「セレソン(選ばれし者)」たちの生き様と、主人公の「滝沢朗」を含む「セレソン」たちに翻弄される日本の行く末を描いた作品である。「セレソン」中で最も年若い「滝沢朗」の国の救い方は? そして、正しい日本のあり方が定義化されない中での、「セレソン」たちのそれぞれの100億円の使い道とは……? 閉塞感漂う日本を変えるといった重苦しいテーマに反して、明るく前向きで柔軟な思考を持つ「滝沢朗」の行動には魅入られるものがあり、登場するキャラクターも個性的かつ話の展開が早いため、息をつく間もなく全11話を一気見できてしまうだろう。なお、テレビアニメ版全11話では物語は完結せず、劇場版二作をもって「セレソン」たちの戦いに終止符が打たれるため、劇場版二作もあわせて見てみてほしい。
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