猟奇的で危険な彼女に惹かれてしまう！オススメ漫画５選94 Pt.

本作には猟奇的な女性が多数登場する。その筆頭が翠と藍。2人は、物心が付いた時から殺し屋になるための訓練を受けてきた少女。彼女たちは卓越した戦闘技術の持ち主で、主の命令があれば、眉ひとつ動かさず残虐な拷問や人殺しができるキリングマシーンだ。その一方で、情緒不安定な面があり、知識欲によって心の平衡を保つようにマインドセットされていた。そのため、翠と藍は日本の学校に通うことに。後に、的場伊万里という少女と遭遇するが、一見無害そうな彼女もまた殺し屋だった。政府の極秘組織で悪を狩る任務をこなす伊万里と、闇の狩人である翠と藍の運命は、複雑に絡み合っていく。

本作のメデューサ症候群とは、特定の「スイッチ」が入ることで、大量殺人鬼の人格が発現するというもの。交代した人格の行為は、全く記憶に残らない。つまり、天城千歌は身に覚えのない罪で無期懲役となった。羽黒刑務所には、メデューサ症候群で罪を犯した殺人者たちが収監されており、猟奇的な女性たちが集められた刑務所だ。そして、民間企業の出資で造られたこの刑務所では、恐るべき実験が行われていた。それは、メデューサ症候群を意図的に発症させ、少女たちに殺し合いをさせるというもの。物語が進行するにつれて、このデスゲームの目的とメデューサ症候群の真実が、徐々に明らかになっていく。

本作に登場する猟奇的な女性は、ヒロインの真城舞。彼女は、過激な投稿動画で閲覧数を競い合う闇のサイト「デッドチューブ」の参加者。デッドチューブの勝者には高額な報酬が与えられ、犯罪行為すら帳消しになる。そのため投稿者は、閲覧数を稼ぐために殺人すら平然と行う過激さだ。実際に、舞も智浩に依頼した密着撮影で、かつて彼を苛めていた同級生の山本を鉄パイプで撲殺してしまう。智浩は、予想外の事態に戦慄すると同時に、カメラマンとしてとてつもなく興奮していた。当初、この感情を否定していた智浩も舞のパートナーとなり、過激で危険極まりない映像遊戯デッドチューブの世界にハマっていく。

本作の舞台となる聖アヴァリーン学園は特殊な場所だ。表向きは歴史のある全寮制の名門ミッションスクールだが、そこに集う女生徒は皆、特殊な事情を抱える者ばかり。主人公の穂村蛍は、幼い頃に目の前で両親を殺されたことで、この学園に引き取られた。その殺害現場はかなり異様で、辺り一面に血痕が飛び散っていたが、遺体は発見されずじまい。クローゼットの影から犯行を目撃した蛍は「両親は化物に食べられた」と証言するも、彼女の言葉を信じる者はいなかった。ところが学園内で、かつての出来事に酷似した事件が発生する。状況から考えると、12人の女生徒の誰かが「化物」というわけだ。物語は、正体不明の猟奇的な女性を追いながら展開していく。

本作に登場する猟奇的な女性は、主人公の一弥に思いを寄せる三堂三姫だ。彼女は小学生の頃、一弥が恋心を抱いていた相手である二美香をカッターナイフで殺害している。この出来事がトラウマとなり、一弥は高校2年までほとんど友達も作らずに過ごしてきた。しかし、そんな彼に恋愛感情を抱く少女が現れる。彼女の名は四谷四乃（よつやしの）。高校入試の際、一弥の何気ない優しさに触れた彼女は、彼に想いを抱き続けてきた。何度も告白を断る一弥に対し、四乃はめげずにアプローチを繰り返し、やがて彼女の一途な想いは一弥の頑なな心を溶きほぐしていく。だが一弥が四谷の想いに応えようと決意したとき、彼の前に再び三姫が現れた。