アニメ制作会社「GONZO」が手掛けた作品【2000年～2005年】297 Pt.

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2001年10月から2002年1月まで放送されていた作品。舞台は20世紀末の英国。国と教会を化物から守るための組織、通称「ヘルシング機関」の団長にして「ヘルシング家」当主「インテグラ」と、機関の鬼札（ジョーカー）「アーカード」。そして、婦警「セラス」を中心に、吸血鬼と吸血鬼ハンターたちの戦いを描く。原作は『ヤングキングアワーズ』で連載されていたバトルアクションマンガ。作者は「平野耕太」。アニメは原作と比べ、ソフトな表現になり（ナチス、プロテスタントとカトッリクの対立など）、オリジナルエピソードが多い。なお、「原作そのまま」をコンセプトに制作されたOVAが2006年2月に発売され、大きな話題を呼んだ。

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2002年7月から10月にかけて放送されていた作品。北海道のある街で暮らす高校生の「シュウジ」と「ちせ」は恋人同士。ところが、ある日突然「シュウジ」たちの街は謎の「敵」に襲撃されてしまう。避難する中、彼は兵器として「敵」と戦う「ちせ」を目撃したのだった……。原作は『ビッグコミックスピリッツ』で連載していた、「高橋しん」によるマンガ。テレビアニメ化だけではなく、アニメのOVA版もリリースされ、2006年には実写映画化された。マンガ・アニメ・実写映画とそれぞれ結末が異なるのが特徴である。泣けるアニメとしてもよく挙げられる。

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2002年1月から6月まで放送されていた作品。物語の舞台は、軍事技術が異様な発展を遂げた現実世界のパラレルワールド。対テロ軍事武装組織「ミスリル」に所属する少年兵「相良宗介」は、日本の女子高生「千鳥かなめ」を秘密裏に護衛する任務により、彼女のいる高校に転校生としてやって来たのだが……。原作は「賀東招二」によるライトノベル。本作の他、原作の短編シリーズをアニメ化した『フルメタル・パニック? ふもっふ』、アニメオリジナルエピソードが含まれる『フルメタル・パニック! The Second Raid』、OVA版も制作された。なお、2015年10月24日に『フルメタル・パニック! Invisible Victory』のタイトルで新作アニメの企画が進行中だと発表されている。

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2004年4月から6月にかけて放送されていた作品。高校1年生「玄野計」は、小学生時代の親友「加藤勝」と線路に落ちた酔っ払いを助ける最中、ホームに戻り損ね、電車に轢かれて死んでしまう。ところが、気が付くと彼らはマンションの一室におり、黒い大きな謎の玉「ガンツ」から「ミッション」を与えられる。原作は『週刊ヤングジャンプ』で連載されていた、「奥浩哉」によるSFマンガ。アニメは、『GANTZ 〜the first stage〜』として第1期を、『GANTZ 〜the 2nd stage〜』として第2期を放送した。また、2011年には全2部作で実写映画化され、大ヒットを記録。2016年にはフル3DCGアニメ映画になるなど、メディアミックス展開が行われた。

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2004年10月から2005年3月まで放送していた作品。パリに住む貴族「アルベール」は、退屈な日常に刺激を求め、親友と月面都市へ出かける。彼はそこで出会った大富豪「モンテ・クリスト伯爵」の魅力に惹かれていくが、この出会いは壮絶な復讐劇の始まりに過ぎなかった。原作は「アレクサンドル・デュマ」の名作『モンテ・クリスト伯』。本来は違う作品のアニメ化を予定していたが、著作権の問題から、その作品のモチーフになった『モンテ・クリスト伯』をアニメ化した経緯がある。舞台が幻想未来のパリであったり、宇宙船であったり、原作にはないアレンジが施されている。演出、ストーリーなどの面で高い評価を得た。