― The world is not beautiful: therefore it is. ―
旅人キノが相棒のモトラド、エルメスとともに様々な国を巡るこの物語。キノが旅するこの世界は、様々な都市国家が散在する架空の世界である。国の様子は様々で、文化や文明、技術レベル、国民の意識など千差万別だ。共通するのは城壁に囲まれているということ。また、城壁は牢獄になっていたり、形だけの境界線といったように本来あるべき城壁がない、といった国も存在する。そんな個性豊かな国を一人と一台が旅する。
本記事では、様々な国を旅する旅人キノとその相棒、エルメスとの旅の記録を描いたファンタジー物語。時雨沢恵一原作『キノの旅 -the beautiful World-』を紹介する。
出典:Amazon.co.jp
― The world is not beautiful: therefore it is. ―
旅人キノが相棒のモトラド、エルメスとともに様々な国を巡るこの物語。キノが旅するこの世界は、様々な都市国家が散在する架空の世界である。国の様子は様々で、文化や文明、技術レベル、国民の意識など千差万別だ。共通するのは城壁に囲まれているということ。また、城壁は牢獄になっていたり、形だけの境界線といったように本来あるべき城壁がない、といった国も存在する。そんな個性豊かな国を一人と一台が旅する。
特別な場合を除き、一つの国に滞在するのは最大三日というルールがある。三日間と決めているのは、三日もいればその国に関することがわかる。そして、それ以上いると多くの国を巡ることができないからだ。また、長く滞在してしまえば旅人ではなくなってしまうという。
本作の主人公であり、華奢な体格で短い黒髪に大きな瞳、整った顔つきをしている。
一見、少年のように見えるが女の子。運動神経は抜群で、パースエイダーの才能に優れている。銃の腕だけでなくナイフ術にも優れており、戦闘・サバイバル技術は高く、頭の回転も早い。旅をする上で身を守る為に必要なものを全身に隠している。
キノがともに旅する相棒であり、モトラドと呼ばれる乗り物。この世界では人間以外のものが言葉を話す。言葉を話すことはできるが、それ以外は普通の二輪車と変わりなく、自律走行することはできない。
第1話「人の痛みがわかる国」
入国審査所に入ると人間ではなく機械に出迎えられる。簡単な入国審査を終え、国の中に入るとすぐに出会ったのはまた機械。ご飯を食べようと向かったレストランにいた従業員も機械だった。人間を探すキノとエルメス。そこで出会ったのは、一人の男性だった。この国では全ての人が一人きりで生活している。それは人の心が分かる薬により、人々は傷つき、傷つけ合ったせいだった……。
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