人間の心の闇は果てしなく、真の平和などは永遠に訪れないのかもしれない。そう思ってしまう程に、世には陰惨たる事件が横行しているのが現状である。しかし、安心してほしい。闇のあるところには光もあるもの。頼りになる名探偵たちを集めてみたので、困ったときはページを開き、彼らに相談してみてほしい。
事件があるところには探偵が現われる。しかし、逆に探偵こそが事件を引き起こしている気もする。謎は謎を呼び、事件は探偵を呼ぶが、探偵は何も呼ばず、ただ終わらせるのみの存在である。数々の事件を集めたので、是非ご覧頂きたい。
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人間の心の闇は果てしなく、真の平和などは永遠に訪れないのかもしれない。そう思ってしまう程に、世には陰惨たる事件が横行しているのが現状である。しかし、安心してほしい。闇のあるところには光もあるもの。頼りになる名探偵たちを集めてみたので、困ったときはページを開き、彼らに相談してみてほしい。
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「平成のシャーロック・ホームズ」と言われた高校生探偵の「工藤新一」は、幼馴染みである「毛利蘭」と共に遊園地に遊びに行った帰りに、黒尽くめの怪しげな男を目撃する。黒尽くめの男を尾行していた「新一」は脅迫の取引現場の証拠を写真に収めている最中、背後から頭部を殴打され、謎の組織が開発したという毒薬を飲まされてしまう。一命を取りとめ、意識を取り戻した「新一」は薬の副作用によって身体が小学生程度の状態にまで退行してしまっていた。
自宅に戻った「新一」が「阿笠博士」に現状を伝えたところ、自らの生命と周囲の人間を謎の組織から守るため、正体を隠して生活するように博士から言われる。「工藤新一」を心配して自宅にやってきた「毛利蘭」には「江戸川コナン」と名乗り、以降、元の姿に戻るために「江戸川コナン」として数々の事件を解決しながら謎の組織を追い掛けてゆく。
劇場公開作品が20作を超えているほどの人気を誇り、テレビアニメは10年以上放映され続けている。無関係な事件があまりに多すぎて、黒尽くめの組織を追うという本筋を見失いがち感が否めないが、原作者によれば少しずつ真実が明らかになりつつあるらしい。
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ヨーロッパの聖マルグリット学園に在籍する留学生の「久城一弥」は、真っ黒な髪と真っ黒な眼から「黒い死神」と呼ばれ、学園では浮いた存在となっていた。担任教師である「セシル」より、クラスの皆と共通の話題を持つよう勧められ、言われるがままに向かった図書館で金髪碧眼の少女「ヴィクトリカ」との邂逅を果たす。
彼女のところには様々な人間が事件を持ち寄り、「ヴィクトリカ」は「一弥」が集めた情報を元に、安楽椅子探偵さながらに事件の謎を解き明かしてゆく。
初見の方は、「ヴィクトリカ」の「カオスの欠片を再構成する」や「退屈だ」などの口癖や、ゴシックロリータな外見とは裏腹に、老獪な口調で物事を語る姿に面食らってしまうかもしれない。しかし、回を重ねる毎にそのギャップにハマっていくことだろう。また、徐々に明らかになるソヴュール王国という国家自体が孕む闇も作品を牽引する魅力となっている。
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進学校である神山高校に通う「折木奉太郎」は、姉の手引きにより「古典部」という廃部寸前の部に入ることになる。
部室で出会った「千反田える」、友人の「福部里志」、「福部里志」に想いを寄せる「伊原摩耶花」の4人で様々な謎に挑んでゆく。
本作は日常の中に潜む謎を追う形で物語が進む。文集に隠された謎や、文化祭中に起こった盗難事件など、とりわけ学園の中の謎が題材となることが多い。
やたら好奇心旺盛な「千反田える」と、省エネ主義だが押しに弱い「折木奉太郎」のコンビの掛け合いが面白く、それ以外の登場人物も魅力的で、学園物のミステリーとしては鉄板である。
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北海道旭川市の時間が停止したかのような街に住む「館脇正太郎」は、やたらと死体に出会ってしまう「九条櫻子」の助手役として、事件を通し様々な人の死に関わることになる。
探偵役の「九条櫻子」は標本士という本職を持ちながら、検視官としての技能も持つため、死体や遺骨を発見しては推理を行なうのだが、他にない作品の特徴として大の骨好きという点が挙げられる。
何せ砂浜で人間の頭蓋骨を発見してはしげしげと眺め、「やあ、こんにちは」などと嬉しそうに語りかける始末。世のありとあらゆるミステリー作品をしても、全体を通して骨を主題に扱った作品は貴重なのではないだろうか。
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N大学工学部建築学科助教授の「犀川創平」とゼミの学生たち、それに「犀川」の恩師の娘である「西之園萌絵」たちは夏休みのゼミ旅行として、「真賀田研究所」が設置されている「妃真加島(ひまかじま)」のキャンプ地に上陸していた。
キャンプ初日に好奇心から研究所を訪れた「犀川創平」と「西之園萌絵」が目にしたのはウエディングドレスを身に纏い、両手両足を切断された若い女性の死体だった。
孤島、密室などのキーワードは一見すると古典のように思えるが、学術的な単語やコンピュータ用語などが他にない味わいを持たせている。
また、登場人物たちのつながりの描写は希薄なのだが、「どこにいるのかは問題ではありません。会いたいか、会いたくないか。それが距離を決めるのよ」など、印象に残る台詞が多く、個としての主張は強い。
物語や事件とは全く関係のないところで語られる独白こそが、本作の思想であり、本質であるようにも思う。
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