アニメに登場する先生たち「男性編」392 Pt.

出典：TVアニメ「３月のライオン」 @3lion_anime

主人公「桐山零」は幼少期両親を失い、父の友人で棋士の「幸田」に引き取られ15歳でプロ棋士となるが、周囲に溶け込めない孤独を抱えていた。そんな「零」がある3姉妹と出会い変わっていく青春物語。「零」の高校1年生の時の担任である「林田高志」は、将棋ファンで「零」を棋士としても知っており、棋士の対局の為学校を休んだりしなければならない事情や、棋士と高校生活との両立が大変な事に理解を示している。また、校内で孤立しがちな「零」を気にして、1人で屋上に居る彼に渇を入れ応援したりと、何かと気にかけてくれる面倒見の良い先生である。2年生になり担任ではなくなっても、「零」が孤立しないように「放課後理科クラブ」に一緒に行ったり、「零」を加えた「放課後将棋科学部」の顧問をしている。

出典：TVアニメ『響け！ユーフォニアム』公式サイト

「宇治高校」に入学した主人公「黄前久美子」は、友人に誘われるがまま吹奏楽部の見学へ行き、新入部員の中に中学時代に一緒に吹奏楽部員として頑張った「高坂麗奈」を見つけ、入部することとなった。部活動を通して本気でぶつかっていく少女たちの青春ストーリー。「久美子」が所属する吹奏楽部の顧問「滝昇」は、顧問として初めに、「全国を目指すならそれなりに厳しく・全国を目指さなくてもいいならハードな練習をしなくてもいい。」と部員達に告げ、多数決で全国を目指すことに。整った外見と物腰やわらかな温厚で爽やかな性格だが、音楽教師ということもあり厳しく評価を下し、また指導することから、「粘着イケメン悪魔」のあだ名がつく。しかし、部の活動に真剣に取り組む姿勢がかっこいいとても好感の持てる先生だ。

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古より怪物と呼ばれ迫害されていた特別な性質を持つ「亜人（デミ）」。それが個性として一般社会に溶けこんだ世界で、「柴崎高校」の生物教師である主人公「高橋鉄男」は、「亜人」に興味があり、様々な方法で接触を試みたが失敗していた。「亜人」は数が少ないため、諦めかけたが赴任4年目、数学教師として着任した「サキュバス」の「佐藤早紀絵」、新入学生「バンパイア」の「小鳥遊ひかり」、「デュラハン」の「町京子」、「雪女」の「日下部雪」ら4人の「亜人」と出会う事になる。「鉄男」は基本的に白衣を着ており、米粒のような目が特徴的で、筋肉質で良いガタイをもちしばしば荷物運び役を負うことが多い。考え事からデリカシーに欠いてしまい変人扱いされる面もあるが、「亜人」の学生3人の悩み相談を受けるなど優しい面も併せ持つ。さらに、恋愛には疎いが知らず知らずのうちに多数の女性から好意を抱かれている。

出典：TVアニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)」公式サイト

前職を辞めてから1年間無職である主人公「グレン＝レーダス」は、育ての親「セリカ=アルフォネア」に養ってもらっていたが、しびれを切らした「セリカ」に「アルザーノ帝国魔術学院」の非常勤講師を強制的にやらさせられることになる。「グレン」は初めての授業で遅刻、眠いからと自習にして、授業終了のチャイムと同時に終わり、そんなやる気ゼロかつ「魔術」は三流なため生徒に「ロクでなし」と言われる。また、ある理由により「魔術」を毛嫌いしており、一刻も早く講師を辞めたいと考えていたが、生徒の「ルミア」と「システィーナ」の夢を聞いてから真摯な授業を行うようになる。細身だが大食漢、子供っぽい性格で口と素行が悪く、給料をギャンブルに使ってしまっていつも金欠状態。しかし、お人好しなところをもち、身を削ってまで生徒たちを助ける良き教師である。

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小学生時代にTVで見た「小さな巨人」をきっかけにバレーを始めた主人公「日向翔陽」。彼が「烏野高校」バレー部に入部し、「天才セッター」の「影山飛雄」らと共に全国大会を目指す物語。バレー部顧問の「武田一鉄」は、バレーに関してはルールも知らない素人であり指導する事は出来なかった。人脈がない中、必死に頭を下げて強豪校との練習試合を組んだり、OBの「烏養繋心」に何度も何度もコーチを引き受けてくれるよう頼みに行ったりと陰ながら涙ぐましい努力をしている。バレーについてメモをとる真面目な性格で、強くなりたいと願う部員たちのため自分が出来ることに真摯に取り組み、奔走する姿には心打たれる。現代文教師のためか「ポエミー」な表現が多く、実は酒豪。

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進学校「椚ヶ丘中学校」3年E組は、成績不振や素行が悪い生徒が集められたクラスで、ある日突然地球の滅亡をかけた謎の超生物の暗殺が託された。防衛省より来た「烏間惟臣」は、名目上はE組担任となっており、保護者との面談なども行っていて、体育の時間を使って生徒達に戦い方教えている。突然送り込まれた暗殺者「イリーナ・イェラビッチ」と生徒の間に溝が出来きた時に、生徒から「あの人の事好きになれません」と言われるが、国からの指示を優先し仕事に実直な事が分かる。超生物「殺せんせー」の遊び心満載な数々の行動に、ツッコミを入れる場面では視聴者の笑いを誘う。

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「文月学園高等部」に通う主人公「吉井明久」は「試験召喚システム」により最低ランクのFクラスになってしまった。教室の設備が最悪で、その中で授業が行われていた現状について質問すると、担任「福原慎」は「我慢してください」だけで通し、冗談を言ううだつの上がらない初老の教師であった。しかしFクラスが余りにバカなので新しくFクラス担任になった「西村宗一」は通称「鉄人」と言われるだけあって、トライアスロンが趣味でアマチュアレスリングをしているマッチョ派教師。補習をさぼろうとする生徒の気配を察すると人間離れした能力を発揮する。「生活指導の鬼」として生徒たちから恐れられ、たびたび問題児に鉄拳制裁をしているが、どんな素行が悪い生徒であっても根拠なく疑うことはなく、真摯に向き合う良い先生である。