1992年おススメアニメ
101 Pt.

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「連合地球歴」192年。地球は謎の宇宙生命体「ラダム」に侵略され、対抗する術もなく黙って見ていることしか出来なかった。しかし、ある時「外宇宙開発機構」の乗組員が記憶喪失の青年を発見する。「Dボウイ」と名付けられた彼は、実は「テッカマンブレード」へ変身し「ラダム」と渡り合える力を持っていた……。本作の特徴は、何と言っても主人公「Dボウイ」に降りかかる数々の鬱、またはハードなストーリー展開だろう。時には心ない言葉をぶつけられるのだが、それでも地球の平和のため戦う彼の姿に“何か”を感じる視聴者が多かったようだ。

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ドジで泣き虫な普通の中学生「月野うさぎ」は、ある日人間の言葉を喋る不思議な猫「ルナ」に出会う。これがきっかけで彼女は愛と正義の美少女戦士「セーラームーン」となり、仲間と共に街を襲う敵と戦っていく。「スーパー戦隊シリーズ」のように女性キャラクターが変身して複数人で戦うという、新しい試みがされた作品。当時の放送を見ていた子どもたちにとっては、恐らく憧れの変身ヒロインだったことだろう。年齢・性別を超えて愛された本作は、2010年代になっても未だに根強い人気がある。一度視聴してみれば、その理由が分かるかもしれない。

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ロマノフ王朝時代の旧ロシア帝国は、当時アメリカに次ぐ世界第2位の金保有国だった。ところが、ロシア革命勃発後に大量の金塊が流出し、行方不明になっていたのだ。この金塊を巡り、「ルパン」ファミリーと「グリゴリー・ラスプーチン」の孫「ラスプートン」が激しい金塊争奪戦を繰り広げる。本作は1992年に「金曜ロードショー」で放送されたTVスペシャルシリーズの第4作目。「次元」や「五ェ門」、「不二子」といったいつものキャラクターたちはもちろん、キーパーソンとなる「ジュディ」、教祖として暴利を貪る「ラスプートン」、ニューヨークマフィアまで登場し、ストーリーはクライマックスまで加速していく。何百トンもある金塊を「ルパン」はどうやって盗み出そうとするのか、その方法に注目だ。

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「世界最強の殺し屋」とされる「ガンマ団」一の実力を持つ「シンタロー」は、弟のために「青い秘石」を盗み逃走。その果てに辿り着いたのは、たった1人の人間「パプワ」と、人の言葉を話す「生物（ナマモノ）」が住んでいる「パプワ島」だった……。『月刊少年ガンガン』で連載されていたマンガのアニメ化。「パプワ」や「ナマモノ」に振り回される「シンタロー」たちが織りなすギャグシーンが見どころである。またピンク色の巨大なカタツムリ「イトウくん」、人間の脚が生えている鯛の「タンノくん」など個性的すぎる「ナマモノ」たちは作品に欠かせないキャラクターだ。

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主人公「浦飯幽助」は、子どもをかばい交通事故で死んでしまった。しかし「霊界」にとっては予想外の死であったため、条件付きで生き返るチャンスを得る。そして見事生き返った「幽助」は、「人間界」で悪事を働く妖怪を取り締まる「霊界探偵」として働くことになるのだった。『週刊少年ジャンプ』で連載していた大人気作のアニメ化。『ジャンプ』における「友情・努力・勝利」を基盤とした熱い展開、バトルシーン、格好いい魅力的なキャラクターなどが登場する。終盤のストーリーはアニメオリジナル展開となったが、恐らく1990年代を代表するアニメだと言える。