ボードゲームはこんなに熱い!ボードゲームを用いたアニメ7作137 Pt.

出典：Amazon.co.jp

麻雀日本一を決める大会「全国高校生麻雀大会」への出場及び優勝を目標とする「清澄高校麻雀部」。絶対的エースである「原村和」はある日、偶然見かけた対局に参加していた「宮永咲」に奇跡的な麻雀センスを感じ、対局を申し込む。その戦いの中で互いに認め合い、そして共に麻雀を極めんと動き出すのである。日本でもポピュラーなボードゲームである「麻雀」を題材に描かれた作品で、技術面ではプロの雀士が検証しているため確かな描写を楽しむことできる。麻雀に興味を持つきっかけになる作品だろう。

出典： Amazon.co.jp

『WIXOSS（ウィクロス）』は女子中高生を中心に流行っているトレーディングカードゲームであるが、このゲームにはとある都市伝説があった。それは「ゲームに勝ち続けると願いを叶えることが出来る」というものである。中学生の「小湊るう子」は友達作りの一環として兄から譲り受けたカードゲームで、カードバトルをしていくことになる。本作は「トレーディングカードゲーム」を題材にしたアニメであるが、魔法少女的な要素もある。そのため、どちらかというとゲーム好きな子供向けというよりは、心理描写を楽しみたい大人向けアニメとなっている。

出典： Amazon.co.jp

「『　』（くうはく）」とは、世界中のあらゆるゲームにおいて最強を誇る天才ゲーマーの名前である。その正体は「空」と「白」という義理の兄妹なのだが、そんな彼らの元にある日、一通のメールが届く。そしてそこに記されていた質問に答えた彼らは、全てがゲームによって決まる異世界へと連れ込まれてしまうのであった。ゲームによって人生を作り出す兄妹の物語である。様々なゲーム要素を含んだ本作の中でも最も注目すべきは、「チェス」である。「チェス」という無限の可能性を秘めたゲームの楽しさを知ることができるアニメの1つだ。

出典：Amazon.co.jp

小学生の「進藤ヒカル」はある日、訪れた祖父の家の倉で古い碁盤を発見する。しかもその碁盤には平安の世で活躍した天才棋士「藤原佐為」の魂が憑りついていた。この出会いをきっかけに、「ヒカル」と「佐為」の碁を追求する物語が始まる。日本古来のボードゲームである「囲碁」が、小中学生を中心に大流行するキッカケを作った作品。登場人物たちの細やかな心理描写や本格的な「囲碁」の描写も相まって、視聴者をハラハラさせる素晴らしい展開が魅力的である。

出典：Amazon.co.jp

「安岡紫音」は幼少期に両親を殺された後遺症から、当時の記憶を失くした上に人と喋ることができなくなってしまった。そんな悲しい過去を持つ彼女はプロ棋士であった「安岡八段」に引き取られ、将棋の才能に目覚めていく。そして将棋界で頭角を現していくと同時に、少しずつ事件の記憶を思い出していくのだ。果たして彼女は事件の真相にたどり着くことができるのか……。「将棋」と「サスペンス」を掛け合わせた、何とも斬新なボードゲームアニメ。将棋の描写はしっかりしており、推理からも将棋からも目が離せない作品となっている。

出典：Amazon.co.jp

事故により幼くして親を亡くした「桐山零」は、父の友人でプロ棋士の「幸田」の元に、内弟子として厄介になることになった。元々将棋の才能もあった彼はメキメキと力をつけていき、若干15歳でプロの棋士としてデビュー。しかし上手くいかない日常生活が、彼の勝利を阻んでいた。そんな中、「川本あかり」という少女と出会ったことで、彼の運命は大きく動き出す。「将棋」を題材に、人の心理描写や青春を描いた作品。どちらかというと人間ドラマに近いが、その中でも将棋描写が効果的に使用されている。

出典：Amazon.co.jp

いじめられっ子の高校生「武藤遊戯」は、祖父から貰った「千年パズル」を数年越しに完成させる。しかし突如として、彼の中に別の人格「闇遊戯」が生まれた。そんな彼に挑む猛者たちとの、戦いの日々を描いた作品。「トレーディングカードゲーム」というものを日本でメジャーな存在に押し上げた、今なお続く人気作品。ダークファンタジーの要素のあるため、主人公の存在は悪役とも取られかねないが、作者としては彼の「友情」の記録として制作したと話している。