「ガンダムは怖くない!!」初心者向け作品集!!6,014 Pt.

本記事では、「ガンダムって敷居高そう」「何から見ればいいかわからない」そんな人にオススメする、事前知識無しでも楽しく鑑賞可能な作品を紹介する。各作品の紹介に合わせて、「バンダイチャンネル」1話無料のリンクを掲載しているので、是非確認して頂きたい。

地球は「ユニオン」、「AEU」、「人類革新連盟」の世界三大国家群に分かれ、熾烈な軍事開発競争による冷戦状態が続いていた。その他の小国は、紛争や内戦を繰り返し、小さな子供までもが戦争に参加する惨状であった。このような世界情勢に対して、私設武装組織「ソレスタルビーイング」は、「武力による戦争の根絶」を宣言。戦争、紛争、それに準ずる全ての戦闘行為に対して、4機のガンダムによる武力介入が始まった―――。

この世界のガンダムは、異次元的な強さを誇っており、どちらかと言えば世界の各国家がこのガンダムに対して、どのように戦っていくかが、他作品とは異なる世界観となっている。また、主人公の「刹那・F・セイエイ」が、進化した人類の「イノベイター」として開花していく過程で、人として成長していく様子も見どころの一つである。

かつて「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから、約300年経って世界が舞台。地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。仮初めの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。

そんな火星の民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ（以下：CGS）」を中心に物語は始まる。「CGS」に所属する主人公の少年、「三日月・オーガス」は、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、「クーデリア・藍那・バーンスタイン」の護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織「ギャラルホルン」の襲撃を受けた「CGS」は、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。少年達のリーダー、「オルガ・イツカ」は、これを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗を翻してクーデターを決意。オルガに「ギャラルホルン」の撃退を託された三日月は、「CGS」の動力源として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ、「ガンダム・バルバトス」を用いて戦いに挑む。

見どころは、不誠実な大人達に虐げられてきた少年達が、受けた依頼や仕事に対しての真摯に対応していく様と、皆で家族のように支えあいながら成長していく様である。また、2016年秋に2期が放送されるので、この機会に1期を確認して、2期をリアルタイムで楽しめるのもオススメポイントの1つである。

月の民（ムーンレイス）である主人公「ロラン・セアック」は、地球先行潜入員 として地球に潜入。川で溺れた所を助けられてから、ハイム家の下で働くようになった。2年後、成人式のお祭りにより祝福されるロランと「ソシエ・ハイム」であったが、突如、月の女王の軍ディアナ・カウンターに襲撃される。ディアナ・カウンターのビーム兵器により、地元民よりホワイトドールと呼ばれる「∀ガンダム」が勝手に動き出す。ロランは起動し始めた「∀ガンダム」に乗り込み戦闘に巻き込まれる。結果として、初戦において、「ディアナ・カウンター」を退けることに成功する。戦争を無くし、美しい地球を守るため、ロランは戦っていくこととなる。

本作の見どころは、人類は戦争を無くすことができない事が書くガンダム作品でよく見られるのだが、常に平和を求めるロランの名言を確認して頂きたい。