化物が主人公!? ダークファンタジー作品『ドロヘドロ』143 Pt.

魔法使いの世界と人間の世界が存在しており、2つの世界のドアの役目を果たしている「ホール」と呼ばれる街が存在する。作風としては、ダークファンタジーを全面に出しているためグロテスクシーンも多く存在するが、主人公のカイマンの性格や会話のコミカルなやり取りなど、笑いや心あたたまるシーンも存在する。

作品の所々に伏線が貼られ、人間と魔法使い、そして十字目がそれぞれの主観や思惑を巡らす重厚なストーリーが思わず手に汗握ることだろう。果たしてカイマンは自分の後頭部と記憶を取り戻し、自分を取り戻すことが出来るのだろうか。