愛があれば大丈夫？料理下手なヒロイン漫画オススメ５選30 Pt.

本作に登場する料理下手のヒロイン、天道あかねは親同士が決めた乱馬の許嫁。しかしあかねは男嫌いで、父と同じく武道の修行に明け暮れていた。あかねは運動神経が良く、武道の腕前は達人級だが筋金入りの不器用。そのためスポーツでも道具を使うものなどは苦手である。あかねの不器用さは日常生活でも顕著で、料理や裁縫も苦手というより壊滅的に下手だ。食材を力任せに切って、まな板の破片を料理に混入させたり、生卵を電子レンジで爆発させたりと、不器用なだけでなくドジな要素も加わって、食べた者に地獄を見せる。ちなみにあかねの味覚は正常で、完成した自身の料理を食べてあまりのマズさに驚くこともある。

本作に登場する料理下手のヒロインは、明久の同級生である瑞希だ。明久は誰もが認める「バカ」だが、人のために行動できる性格で仲間や友人たちから好かれている。明久が振り分けられたFクラスは、おんぼろの設備で学び舎として最悪な環境であった。だがFクラスに本来はAクラスに入れる優秀な生徒である瑞希も入っていた。瑞希はテスト中に体調を崩し、途中退席になったため、無得点となってしまったのだった。瑞希は頭脳明晰でスタイルも良い美少女だが、料理の腕前は壊滅的に下手だった。瑞希の料理を食べた者はごく一部を除き死線をさまようことになる。周囲は瑞希が傷つくことを恐れ、その事実を明かすことがなかったので、瑞希自身は料理下手であることを自覚していない。ちなみに明久は並みの女子よりも料理上手である。

本作に登場する料理下手のヒロインは、楽と偽装の恋人となる千棘だ。楽は、クラスメイトの小野寺小咲（おのでらこさき）に密かに想いを寄せていた。しかし楽は抗争回避のため、親に命じられてギャングの娘、千棘と恋人を演じることに。楽と千棘は親に紹介される前に学校で出会っていたが、第一印象が最悪でお互いに苦手な相手だった。だが偽とはいえ、お互いに恋人同士を演じているうちにふたりの関係は改善されていく。楽はやくざの息子だが、外見はごく普通の高校生である。一方、千棘はアメリカ帰りの美少女で、勉強も運動もできるが、性格は大雑把で男勝り。そのせいか千棘の料理の腕は壊滅的で、毎度のごとく失敗していた。一方の楽は日頃組員たちに食事を作っていたために料理上手。千棘はそんな楽に協力してもらい、初めて料理作りに成功する。

本作に登場する料理下手のヒロインは、草原エルフ「カラカラ族」の少女、ポポだ。そもそもカラカラ族には「料理をおいしく作る」という概念がなかったのだ。ポポの料理はブツ切りの肉や野菜などを煮込んだだけで味付けもなにもしないという豪快なもの。サブローはポポの料理のあまりのマズさに死にかける。そこでサブローは料理をさせてほしいと申し出た。実は村の掟で、食べ物をムダにした者には死が待っていた。そのためポポは灰汁を取ることも野菜を細かく切ることもしなかったのだ。サブローの料理方法を見たポポは、サブローが族長に殺されてしまうと心配する。だがサブローの料理は族長に認められ、ポポたちは初めて「おいしい」という言葉を知り、食事を「食べたい」と思う気持ちを持つようになったのだった。

本作に登場する料理下手のヒロインは主人公の未海だ。未海は中学生時代、地元ではケンカ最強のヤンキーだった。しかし一目惚れした人に「優しくてしっかりした委員長タイプの女の子が好き」とフラれてしまう。以降、モテるかわいい女の子になるべく、清楚な服装やメイク、しっかり者でみんなに信頼される委員長になろうと決意し、日々の努力の甲斐あって高校ではクラスの委員長に抜擢される。しかし未海のクラスにはイケメンでモテるが問題児の三人組がいた。問題児のひとり東條潮（とうじょううしお）に振り回されながらも彼との距離が縮まっていく。また未海は恋に悩む周囲の女の子たちにファッションやメイクで完璧なアドバイスをする。そんなパーフェクトな未海だが、彼女にも苦手なものがある。それが料理であった。