現実になりそうで怖い! ! 『闇金ウシジマくん』313 Pt.

表社会からも見捨てられた人々の人間模様と社会の闇を描いた経済マンガだ。「カウカウファイナンス」と呼ばれる超暴利闇金融の営業者「丑嶋馨（うしじまかおる）」が主人公となる。10日5割の超暴利で金を貸す。これは1万円を1年放っておくと二十一億八千四百十六万四千四百十円となる計算だ……。

丑嶋 馨は自称23歳の強面な人物だ。職業は「カウカウファイナンス」闇金融の社長をしている。10日5割の高金利貸し付けであるにも関わらず、毎日たくさんの「闇」を抱えた人物達がカウカウファイナンスに訪れる。闇金の客は、社会の最底辺ギリギリの連中で、普通の金融機関からは見放されたブラックリストの連中だ。「人並み以下のクセに人並みに暮らしてる、身の程知らずのクズどもに終止符を打つのが、闇金の仕事だ!! 」と丑嶋は新入社員の高田に教えた。丑嶋はこの金の亡者達を「奴隷くん」と呼んでいる。パチンコ依存症の主婦「加山」が、借りたお金をスッてしまった。もう限度を超えているので旦那に話すと伝えると、それはできないと訴えたため、売春をさせて全額返済させた。加山は旦那とは別居中で、家には小学生の子供がゲームをして待っていた。泣きながら息子を抱きしめパチンコをやめると誓う。高田は、丑嶋が加山にしたことで気が滅入っていた。そんな高田に丑嶋が言い放った。「客を人間と思うな! 同情したら金にならねェ。お前に罪悪感があるなら、なぜ日常では感じない? 豚を殺す 罪悪感もなくコマ切れ肉を食い、自然を壊す 罪悪感もなくモノをゴミにする。今の生活は負担を感じないように出来ているから人間が鈍感になる。」そして、主婦加山は自分の欲求を抑えきれずまたパチンコへ行ってしまう。丑嶋は言った「客の中には同情に値する人間なんて、一人もいねェ。」と＿＿。

丑嶋馨役に山田孝之がはまり役で2010年放送開始のSeson1から始まり現在までに10作品も映像化に対し出演してきている。アイドルグループ「東京電波Ink.」の最強スタイル保持者、最上もがも映画に出演する。現在ドラマも放映中で、MBS 毎週日曜深夜24:50〜・TBS 毎週火曜25:28〜ドラマイズム枠『闇金ウシジマくん Season3』が放送中である。