アニメ『銀魂』は、2004年から「週刊少年ジャンプ」にて連載されている「空知英秋」が原作の作品。爽快なアクションシーンと大胆なギャグとのギャップが魅力の、コメディーを主体とした内容となっている。また、登場するキャラクター名の殆どが歴史上の人物の名前をもじったものとなっており、時代劇とSFが交ざった様なストーリー構成が斬新で面白い。
ハチャメチャで大胆で、割とバカバカしいけど時にハッとさせられる。『銀魂』というのはそんなアニメ。子供達にはもちろんのこと、大人だからこそ一度は見てもらいたい今作の魅力を、少しだけご紹介したい。
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アニメ『銀魂』は、2004年から「週刊少年ジャンプ」にて連載されている「空知英秋」が原作の作品。爽快なアクションシーンと大胆なギャグとのギャップが魅力の、コメディーを主体とした内容となっている。また、登場するキャラクター名の殆どが歴史上の人物の名前をもじったものとなっており、時代劇とSFが交ざった様なストーリー構成が斬新で面白い。
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物語の舞台は、「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人諸国に開国を迫られ、銀河の文明が導入された江戸という設定。主人公は、そんな江戸にある歌舞伎町の一画で万事屋を営む青年「坂田銀時」。
彼は以前、開国を迫る天人と、天人に反発する侍との間で勃発した攘夷戦争に於いて、「白夜叉」と恐れられる程に活躍した凄腕の侍だった。その戦争から二十年後、とある事件で知り合った少年「志村新八」と、戦闘種族「夜兎」の少女「神楽」、巨大な犬「定春」を仲間にした「銀時」は、後に出会った「真選組」の侍達、再会したかつての仲間と共に、再び、江戸を脅かす強大な敵へと、立ち向かって行く事になる。
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作品の主体となるギャグ部分では、現実にはあり得ないぶっ飛んだ事を繰り広げ、憂鬱さを吹き飛ばすくらいに笑わせてくれるし、そんなお笑いシーンにこちらが油断していると、それまでの雰囲気をがらりと変え、手に汗握る様なシリアス且つかっこいいバトルシーンで、「漢の生き様」というものを見せつけてくれる。
『銀魂』の世界で生きる彼らは、その誰もが、世間一般から見たら「ずれてる」存在であるが、でもそんな彼らの「自分に正直に生きる」姿や「信じた道を進む」姿勢には、誰もが羨ましいと感じてしまう事だろう。
この作品が人の心を惹きつけてやまないのは、そういった良い意味での狡いギャップが大きな一つの要因となっていると思われる。
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『銀魂』を語る上で欠かせないのがそのぶっ飛んだギャグ要素。下ネタなどは当たり前、作中で絵にモザイク処理がされるのなんて日常茶飯事。実在する芸能人と思わしきキャラクターが登場し、苦情ものレベルのネタにされた事もあった。普通ならばそんな部分はカットの対象になってもおかしくないだろうが、このアニメの凄い所は、そういった原作の要素を限界ギリギリまで忠実に再現してしまう所。
子供達も目にする「TVアニメ」というもので、ここまで思い切った事をしてしまう作品は、余り例を見ないだろう。また、放送の中で何度か「PTA」という単語がキャラクターの口から飛び出しているが、そういった「作中のまずい部分」を自虐的にネタにしてしまう所も、他のアニメでは余り見られない面白い要素である。
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主人公「坂田銀時」を始め多くのキャラクターが、先程まで見せていたギャグ要素を引っ込め、どんな困難や強大な敵にも恐れず信念を持って立ち向かって行く姿は、「これぞ漢」としか言いようがない程に心を熱くさせてくれる。また、そういったストーリーの展開に合わせたバトルシーンも素晴らしく、原作の魅力を損なうことなく、それどころかより一層輝きが増して見える程に作り込まれ、その一瞬一瞬に、作り手の愛情が伝わって来る様な完成度となっている。
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