現役学生もそうではない人も、思わず納得? インターネットでも一時期話題になった、学校アニメではよくあるが、現実では起こらない光景や出来事を紹介する。
アニメでは「あるある」だが現実では「ないない」と首を横に振ってしまうような光景・人物を紹介する。
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現役学生もそうではない人も、思わず納得? インターネットでも一時期話題になった、学校アニメではよくあるが、現実では起こらない光景や出来事を紹介する。
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『キルラキル KILL la KILL』に登場する「本能字学園」は、着るだけで常人を遥かに超えた能力を得られる「極制服」や、その制服に織り込まれている「生命繊維」が存在する、少し特殊な世界が舞台。だが、絶対的な権力を持つ生徒会が登場する作品のひとつだ。学園の理事長「鬼龍院羅暁」の娘「鬼龍院皐月」が生徒会長として君臨し、学園全体を支配しているため、教師ですら逆らえない。また、「皐月」からの信頼も厚く、彼女に絶対的忠誠を誓う生徒会役員「生徒会四天王」も存在し、生徒会の権力を更に誇示しているのである。『キルラキル』以外の作品でも、生徒会が大きな権力を持つ学校は多くある。現実では生徒会の権限で部活を廃部、または新設したり、教師陣より発言力があったり、役員だけ制服が他の生徒より違う、ということはまずない。影が薄い印象のある現実の生徒会ではあるが、アニメのように権力を持っていたら面白いかもしれない。ただ、生徒会役員であれば学校生活は楽しいかもしれないが、一般生徒であれば、振り回されて散々な目に遭う可能性は否めない。
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学校生活のシーンで欠かせない場所。それが、屋上だ。『3月のライオン』では、主人公の「桐山零」が担任の先生とお昼ご飯を食べたり、『黒子のバスケ』では、「誠凛高校」のバスケ部が目標を叫んだり、『涼宮ハルヒの憂鬱』では、自主映画の撮影をしていたりと、様々なシーンで屋上が使われている。例に挙げた他にも、たくさんのアニメ作品では屋上が登場しており、出入りが普段から許可されているようだ。しかし、現実では大抵の学校は屋上が立ち入り禁止であり、屋上へ出るドアも施錠されているケースが多い。青春ラブコメのような学校生活を送るためにも欠かせない場所だが、実際はそうそう自由に出来ない幻の場所。それが屋上である。
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『SERVAMP‐サーヴァンプ‐』の「城田真昼」は、制服の上着もズボンもまくり上げ、『政宗くんのリベンジ』で登場する「藤ノ宮寧子」は、夏服の着こなしがノースリーブと、かなり斬新である。それから、『監獄学園〈プリズンスクール〉』の「白木芽衣子」も忘れてはいけない。彼女は女性らしい体型と、とある体質のせいで扇情的な制服の着方になっている。その他のアニメ作品でも、現実ではお目にかかれない着こなしが多いのだが、実際にいると学校の教師陣に叱られる格好である。学校によっては女子のスカート丈の長さやシャツの裾、男子の頭髪などに厳しい場合がある。例に挙げた作品のキャラクターのような着こなしは、教師に呼び出されること間違いなしだ。制服の着こなしはそれぞれのセンスや個性が光るが、それは私服で見せた方がいいのかもしれない。
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『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』には「自演乙の会(自らを演出する乙女の会)」、『撲殺天使ドクロちゃん』では白い木工ボンドが乾いて透明になっていく過程を眺める部「木工ボンド部」、『SKET DANCE(スケット・ダンス)』では、人助けを目的とする「スケット団」など、人のために役立ちそうなものから、「わざわざ部活にするほどか⁉」とツッコミを入れたくなるものまで、多種多様な部活が設立されている。名称から、どんなことをするのか心惹かれる部活もあるが、実際は存在しないのが残念なところだ。設立するにしても、教師が納得出来るような説明もしなければならず、簡単には部活を作れないようだ。
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『中二病でも恋がしたい!』の「丹生谷森夏」は、主人公と同じクラスにおり、クラス委員長を務めているマドンナ。クラスで一、二を争うほどの美少女で男子から人気だが、外見だけではなく成績も優秀である。また、『オオカミ少女と黒王子』の「佐田恭也」は、学校で「王子」と騒がれる美形で、頭も良く運動も出来るため、女子から絶大な人気がある高校生だ。クラス、もしくは学校全体でその存在が認識されている生徒は、学校を舞台にしたアニメではよく登場する。外見が優れているだけではなく、成績も運動も、あらゆる分野で優秀であることが多い。だが、目立った人気者は現実ではあまりおらず、いたとしても容姿と共に勉強や運動まで優れている完璧な生徒はいない。アニメなどの創作物ならではの、理想のキャラクター像と言えるのだろう。
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