魂が! 性別が! 見た目が! 大変身を遂げたキャラクターたち150 Pt.

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腐女子で太めの主人公「芹沼 花依(せりぬま かえ)」はイケメンとイケメンが仲良くしているのを見て、妄想しては楽しんでいる女子高生。いつでもどんなときも、イケメンとイケメンをカップリングしているのを生き甲斐にしていた。そんな彼女のお楽しみはアニメ「ミラ・サガ」の「シオン」という2次元世界のキャラクター。しかし、アニメの中でシオンは敵に破れ、死んでしまう。シオンに恋していた「花依」は一週間飲まず食わずで寝込み、なんと激やせしてしまう。しかもそれだけでなく、肉で埋もれていた目が実は大きく美人だった事が判明。その姿で教室に登場するが、誰も「花依」だとは気付く訳も無かった。そして「花依」を待ち受けていたのは、見守るボーイズラブ生活ではなく、一気に主人公の地位にのしあげられるような、所謂「乙女ゲー」のような生活であった。周りのイケメン達、クラスメイトの「五十嵐」、シオン似の「七島」、委員の後輩「四ノ宮」、部活の先輩「六見」が「花依」を狙ってまとわりついてくる日常……。しかし、見た目は変わっても心は腐女子。この緊張状態を「花依」はどう乗り切っていくのであろうか?

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「鈴白 瑞樹(すずしろ みずき)」は、普通の女性より可愛らしい男子高校生。家は武道をしている家系で、母親が亡くなってから、父親に厳しく育てられていたが、周りからは女の子に間違われる事が多く、よく男子から愛の告白をされていた。そんな「瑞樹」を唯一男として扱ってくれる幼なじみ「十文字 猛(じゅうもんじ たける)」は、悩める「瑞樹」に「彼女をつくれ」と助言する。クラス委員で一緒の「藤原さん」のことが好きであった「瑞樹」。「猛」は「藤原さん」とうまくいくことを応援してくれ、ファミレスで二人っきりにさせてくれるが、「瑞樹」は「藤原さん」に「女の子と話してるみたい。」と言われショックを受けてしまう。しかも、そんな「瑞樹」は人でない者にも見初められてしまった。イタズラの神「ロキ」である。ロキは人間のみならず、妖精や神にさえもイタズラをしかける神であったが、最近は神も妖精も「ロキ」のイタズラを受け流すようになっており、ヒマをもてあましていた。しかし、「瑞樹」の顔を見たとたんイタズラ心がわき上がってしまい、やる気を出してしまったのだ。そうして、最悪のイタズラを「瑞樹」に仕掛けたのである。それが、「瑞樹を女にしてしまうイタズラ」だった。男子寮に通っている「瑞樹」はどうなってしまうのか? 唯一男扱いしてくれる親友「猛」は、女になった姿を見てしまい、「瑞樹」を助けようとするが、「瑞樹」の女らしい姿を見てしまったが為に、彼を意識しだすようになってしまう。しかも、女になったが故にますます「藤原さん」からは遠のいてしまい……。

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「赤月町(あかつきちょう)」には、地形と光の反射による錯覚から、真昼に赤い月が浮かぶ不思議な日があり、観光客が押し寄せたりするお祭り行事があった。そこに住む「小日向 あゆみ(こひなた あゆみ)」。大好きな「しろちゃん」という彼氏と、そのお祭りでデートをする約束をしており、そこへ向かう途中に非通知で携帯に電話が入った。相手は同じクラスの「海根 然子(うみね ぜんこ)」。突然の電話に驚く「あゆみ」は「然子」がビルの屋上から電話をかけているのを見つける。彼女は言った、「私……これから死ぬから…… 」と。突然の告白に驚く「あゆみ」は「然子」を助けようとその場に向かおうとする。しかし、「然子」はそれを制し「見てて」と言う。そして彼女は飛び降り……。「あゆみ」が目を開けた瞬間、世界は変わっていた。瞼も体も鉛のように重たい。そこは病院だった。目を覚まし、看護婦さんに「然子」無事を尋ねると、「海根さんはあなたですよね」と言われてしまう。なんのことなのかわからない「あゆみ」。朝起きても元に戻らない。そのことを周りの人にだけでも分かってもらおうと、学校へ行くと、「あゆみの体」が登校していた。「然子」だとわかり、勢いで問いつめるが「あゆみ」の男友達の「加賀」に止められる。自身に起こった出来事を話したくても、「然子」には話しかけてくれる友達は誰も居なかった。信じらない現実に耐えきれず、屋上へ泣きながら走り「もとに戻りたい」と叫ぶ彼女。そこへやって来た「あゆみ」の姿をした「然子」から「これからは私が小日向あゆみとして生きるね。」と言われてしまい……。「あゆみ」は無事自分の体と「しろちゃん」を取り戻す事ができるのか……??