あなたの元へ必ずお届けいたします！運び屋漫画オススメ５選46 Pt.

魔王を倒すためには、竜騎士を司る竜神を倒す必要があった。それを実行したアクセルは、魔王を倒したものの竜騎士ではいられなくなってしまい、転職することになる。転職の神がアクセルに与えた新たな職業は「運び屋」。転職神殿の巫女は、最強の竜騎士が初級職に就いてしまうことに戸惑いを隠せない。転職をすると、能力値はどうしても下がってしまう。特に初級職である運び屋であれば、その能力値は最低レベル。しかし運び屋になったばかりのアクセルのステータスは、何故か竜騎士を上回るチートレベルのものだった。こうして、史上最強の運び屋になったアクセルは、竜騎士だった頃以上に街の人々や勇者たちから頼られ、忙しい日々を過ごすようになる。

女の死体を始末してもらおうと、ヤクザたちは運び屋を呼び出した。やがて現れたのは、1台のタクシーとベストとワイシャツ姿の男。彼は自らを英語で運び屋の語源となった動物「騾馬（ラバ）」と名乗り、運びの条件にワンメーター1万円を提示してきた。とても裏社会の人間には見えない男からの高額な請求に苛立ったヤクザは彼に絡むが、呆気なく返り討ちに遭う。さらに運び屋はまだ息のあった女をタクシーに乗せてその場を去るのだが、そのドライブテクニックは走り屋の目から見ても尋常ではないレベルのものだった。スポーツカーを飛ばしても追いつけず、先回りして道を塞いでも壁を走ってそれをかわすラバの運転は圧巻の一言。迫力満点のカーアクションを堪能しよう。

祖父の興した彦星運輸の大株主であり次期社長である姫子は、女性専用の引っ越しコースの営業を試験的に始めた。スタッフは姫子と、瞳、空美（そらみ）、菜緒子、真樹の5人。実はこの5人は、会社に入社する以前から関係があった。かつて5人は女暴走族「クイーン」として活動していたのだ。瞳たちは姫子に心酔しており、姫子に誘われて彦星運輸に入った。そんな彼女たちの経歴が、立ち上げたばかりの女性専用引っ越しコースで生かされることになる。彼女たちはただ引っ越しの手伝いをするだけではなく、悪い奴から逃げたい女性や弱者の手助けをする「織姫運輸」としても活動することにしたのだ。5人の女性が悪を成敗する様子に、読者はスッキリとした気分になるだろう。

イオは孤児だった自分を拾って育ててくれた「おじい」という人物に頼まれ、あるチップを「ミノタウロス」に届けに荒れ果てた東京へとやってきた。ミノタウロスは人なのか組織なのかすら一切不明の謎めいた存在。調べてみると、ミノタウロスはかつて栄えていた新宿という都市の地下にいることがわかった。新宿の地下は巨大な迷路になっており、命の保証はできない危険な場所。それでもおじいとの約束を果たすべく新宿を目指すイオに心を打たれたタロは、宅配屋としてイオという荷を確実にミノタウロスのもとまで運んでいくことを決める。イオが持つチップは何なのか、そして彼女を追う組織やミノタウロスの正体とは何か。数々の謎とアクションが見所の作品だ。

裏社会に属する組織や人間たちが集まった、世界屈指の犯罪都市ロアナプラ。主人公のロックこと岡島緑郎が所属することになる「ラグーン商会」も、ロアナプラを拠点に活動している非合法の運び屋だ。メンバーはロックを含めて全部で4人。ボスであり、運びの足となる魚雷艇「ブラック・ラグーン号」の船長でもあるダッチ。本作のヒロインで「二挺拳銃（トゥーハンド）」の異名を持つ女ガンマンのレヴィ。メカニックと情報収集を担当しているベニーがいる。彼らは金さえもらえれば、武器でも犯罪者でも麻薬でも何でも運ぶ。そんな職業ゆえに、生活は常に命の危険と隣り合わせ。銃弾が飛び交うアウトローな世界を駆ける者たちの生き様は不思議な魅力を放ち、読者の視線を釘付けにする。