これぞ青春!? 部活アニメ5選!895 Pt.

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「美術部」
「月杜中学校」の美術部で、二次元の嫁をこよなく愛する「内巻すばる」と、彼のことをそこはかとなく気にしている「宇佐美みずき」を中心に個性的で問題のある部員達が何かとドタバタするコメディ作品。
特筆するような大きな事件などはなく、時々ふたりの関係が進展するのをドキドキしながら見守ってしまう。
美術部をテーマにした作品ならば絵を描く姿が描写されるというのが常だが、本作が描いているのはそこだけではない。美術部が絵を描く姿を描きたいというだけではなく、美術部というコミュニティを軸にした群像劇を描いているのだ。それぞれの登場人物が思い思いに、生き生きとしている姿を観て、ほっこりしてみてはいかがだろうか。

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「ロボット研究部」
タブレット型端末「ポケコン」が日常に普及し、拡張現実が当たり前となった近未来の「種子島」が本作の舞台だ。
「中央種子島高校」の「ロボット研究部（通称：ロボ部）」は、部の存続を賭けて、二足歩行ロボット競技の全国大会「ROBO-ONE」で優勝を目指し奮闘する。
圧倒的逆境から始まり、最初はやる気のない主人公が仲間達と力を合わせて困難を乗り越えてゆく姿は正に青春の1ページという印象を抱かせる。
登場するロボットのデザインや設定など、作り込まれた世界観が大きな魅力になっていて、ついつい引き込まれてしまう。
また、本作は同名ゲームソフトのアニメ化作品という一面も合わせ持っているので、アニメにハマった方はゲームのほうもプレイしてみると新たな発見があるかもしれない。

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「勇者部」
「讃州中学校」に通う中学2年生の「結城友奈」は自らが所属する部活の「勇者部」で、迷子の猫探しなどのさまざまな活動に励む毎日を送っていた。
しかし、ある日、部長の「犬吠埼風」から勇者部設立の真実と「神樹」に迫る危機を聞いてしまう。
「友奈」達は「神樹」と人類を守るため、「神樹の勇者」として未知なる敵「バーテックス」に立ち向かっていく。
これまでの作品はあくまでも学校内の話だったのに対し、こちらは世界を救うというスケールの大きな作品となっている。
とはいえ、あくまで等身大の少女達の物語なので、彼女達が戦いの中でどのように成長していくかというのも見所のひとつとなっている。

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「ごらく部」
本作は「七森中学校」の「ごらく部」に所属する4名と、それを取り巻く面々の日常を描いた作品である。
「ごらく部」という部を作ったものの、実際には集まってお茶をのみつつ、ぐだぐだとしているのだが、合間に挿入される会話のテンポが良く、癖になってしまう。
「歳納京子」の身体を張りすぎなギャグや、存在感が薄すぎて独自の効果音とともに視認できなくなってしまう「赤座あかり」など、登場人物が非常に魅力的な点も素晴らしい。本作は女子高なので、男子はほとんど登場しない。可愛い女子達の日常を見ることが出来る作品だ。

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「軽音部」
この作品の影響で実際に楽器を始めたという方も多いのではないだろうか。
「私立桜が丘女子高等学校」の軽音部で、「唯」「律」「澪」「紬」「梓」の5人の生徒がバンドを組み、活動していく様を描いた作品。
楽器や音楽を主題に日常を描いた作品であると共に、主人公である「唯」の成長物語という一面もある。特に最終話の疾走感には言い知れぬ凄みがあり、初めて観たときには圧倒されてしまった。学校、部活、友情、音楽などが奇跡的なバランスで渾然一体となっており、傑作といえる作品ではないだろうか。非常に有名な作品だが、そのネームバリューに見合った完成度と青春度を誇っている。