数あるスポーツアニメの中でも、現在トップクラスの人気を誇っている『ハイキュー!!』。8月19日は「日本記念日協会」からも正式に認められている“ハイキュー!!の日”という事で、今回は、実際にバレーをやっている人もそうでない人も魅了する本作の魅力とは一体どこにあるのか、その理由についていくつかご紹介して行こう。
8月19日は“ハイキュー!!の日”。それに合わせて人気アニメ『ハイキュー!!』の魅力を本記事でご紹介しよう!
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数あるスポーツアニメの中でも、現在トップクラスの人気を誇っている『ハイキュー!!』。8月19日は「日本記念日協会」からも正式に認められている“ハイキュー!!の日”という事で、今回は、実際にバレーをやっている人もそうでない人も魅了する本作の魅力とは一体どこにあるのか、その理由についていくつかご紹介して行こう。
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宮城県の「烏野高校」男子バレーボール部のメンバーが、ライバル達と鎬を削りながらバレーの全国大会を目指すというストーリー。2014年に第1期が放送され、2015年には第2期『ハイキュー!! セカンドシーズン』が、2016年には第3期として『ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校』が放送された。『ハイキュー!! セカンドシーズン』放送開始前には、第1期の総集編として前後編の劇場版が公開され、2017年秋頃にも再び第2期第3期の総集編となる前後編の劇場版が公開される予定となっている。
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かつて強豪と呼ばれた「野高校排球部」エースだった「小さな巨人」に憧れた主人公「日向翔陽」。「小さな巨人」のようになりたいと自身もバレーを始めるが、中学での部員は「日向」一人しかおらず、まともな練習など出来た試しが無かった。おまけに「日向」はバレーボール選手としてはとても小柄で、三年生になり最後の大会に寄せ集めのチームで挑むも、「コート上の王様」と呼ばれる「影山飛雄」有する強豪と一回戦で当たり惨敗。試合終了後、「影山」と対峙した「日向」は涙ながらにリベンジを誓う事となる……。中学卒業後、「小さな巨人」がかつて所属していた「烏野高校排球部」へと入部した「日向」。しかし、初日に意気揚々と体育館へと向かった彼を待っていたのは、リベンジを誓ったはずの相手「影山」との再会だった。しかも、互いに気に入らない相手である「日向」と「影山」は、主将である「澤村大地」の話も聞かず勝手に勝負を始めてしまい、挙句教頭のカツラをふっ飛ばした事でとうとう「澤村」の怒りを買ってしまう。チームメイトである自覚を持たないなら部には入れない、と体育館から追い出されてしまった二人は、入部の条件として後日行われる3対3の試合でチームを組み、勝利しなければならなくなるが……。
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有名な野球アニメに代表される「消える魔球」のように、『ハイキュー!!』という作品にもまた現実では有り得ないような斬新なプレイスタイルが一つ存在する。それが、「日向」と「影山」による攻撃手段であり、俗に「変人速攻」と呼ばれるものである。天性のスピードとバネを活かした「日向」が相手のブロックを躱しつつ跳び、振り下ろされた彼の掌ドンピシャに「影山」がトスを上げるというとんでもないもので、更に有り得ないのがボールを打つはずの「日向」が目を瞑りつつそれを行っているという事。掌ドンピシャという「影山」のトスの精度も然る事ながら、その彼のトスを100%信じて飛ぶ「日向」もなかなかに有り得ない事をしている。しかしそのその有り得なさが本作の大きな魅力であり、ファンを一気に惹きつけた一つの要因ともなっているのだろう。
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『ハイキュー!!』という作品の一体何が魅力かと聞かれたら、やはりキャラクターという答えを真っ先に返したくなるだろう。バレーボールというスポーツを通して展開される胸が熱くなるストーリーも勿論素晴らしいが、そのストーリーを彩る登場人物一人一人の魅力は何一つ欠かせない。主人公「日向」を始めとした面々は、ライバル校も含めてなかなかに灰汁も癖も強いキャラクターばかりなのだが、皆バレーというものに対して非常に真摯で、そんな彼らが目標に向かって努力し成長して行く姿はとても眩しく、発せられる言葉の数々には幾度もハッとさせられる。それぞれがそれぞれに魅力的であるからこそ、ストーリーや試合に見る者の心を熱くさせるドラマが生まれるのだ。
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本作の魅力として挙げるとしたら、もう一つ、やはり試合中の描写は欠かせないだろう。主人公「日向」が天性のバネや瞬発力を発揮してコート内を駆け回る際のスピード感や、強い選手達から放たれる強烈なスパイクやサーブの重み、そして一球一球を巡る息つく暇も無い程の攻防。「日向」と「影山」による「変人速攻」など現実味の無いプレースタイルはあれど、そういったキャラクター一人一人の動きやプレーなどが緻密に描写されており、現実の試合とはまた違った楽しみを与えてくれる。丁寧に描かれた試合だからこそ、その先に訪れる勝負の行方に、ファンの多くは喜びや悲しみといった感動を覚えるのだろう。
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「日向」と「影山」、チームメイト達の出会いからライバル校である「青葉城西高校」とのインターハイ予選三回戦までを描いた本作。第1期は「烏野」がチームとしてスタートラインに立つ様子が描かれている為、「日向」と「影山」というコンビ誕生から、欠けていたメンバーの復帰、ライバル校との出会いなど、見どころとなる要素は実に満載である。敢えて一つ注目ポイントを挙げるとしたら、やはり「日向」と「影山」がコンビとして歩み始めるきっかけとなった「変人速攻」誕生の話だろうか。始めはいがみ合っていた「日向」と「影山」が、3対3の試合を通して少しだけ歩み寄りを見せたこの回。中学時代、勝利に固執したが為にチームメイトから孤立し、その事がトラウマとなっていた「影山」と、そんな彼に対しその真っすぐな性格と言葉で正面からぶつかって行った「日向」。無意識に相手の心に響く言葉を発する「日向」だから、その時も決して立ち直らせようとした訳ではなかったのだろうが、結果的にそうした日向の行動と言葉が「影山」を少しだけ成長させ、それが「変人速攻」誕生へと繋がったのだ。『ハイキュー!!』という作品を知る上ではやはり欠かせない回であると言えよう。
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インターハイ予選終了後から、春高予選の準決勝までを描いた第2期。本作では、第1期に登場した「音駒高校」のメンバーに加え、「梟谷学園高校」といった他校の強豪校が新たに登場。東京で行われた合同合宿にて、「烏野」の面々は更に一歩成長する事となる。「変人速攻」で目を瞑るのをやめると決意した「日向」と、「日向」の意志は必要ないと言う「影山」の衝突。そして、そうした苦難の末に辿り着いた新たな速攻……。「変人コンビ」や他メンバーの成長など見どころは満載で、そうした彼らの姿が歯車となって嚙み合って行く様子が何とも印象深い。東京合宿で得た新たな武器を手に春高予選へと挑んで行く彼らから目が離せなくなってしまう事だろう。
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春高予選の決勝である「白鳥沢学園高校」との試合が描かれた第3期。ハラハラドキドキな展開が繰り広げられる今作の見どころを一つ挙げるならば、やはり「烏野」のメンバーである「月島蛍」が大きな成長を見せるところだろうか。負けず嫌いな性格でありながらも、バレーボールを「たかが部活」と断じる「月島」は、他のメンバーと比べバレーに対していまいち本気になれない面があった。彼の兄との間で起こった過去の出来事がその要因となっていたのだが、第2期では幼馴染みの「山口忠」からの喝や「梟谷」の主将である「木兎」の言葉、そして兄「明光」との対話もあって、少しだけバレーに対する姿勢が変わった様子を見せている。そしてとうとう迎えた春高決勝戦にて、「白鳥沢」に果敢に食らい付いて行く他のメンバーを見て次第に感化されて行った「月島」は、ついにミドルブロッカーとしての自身の能力を開花。今までに無い活躍をその試合で見せ付ける事となる。それまでの「月島」を見て来たファンなら、あの試合で見せた彼のガッツポーズに誰もが胸を熱くさせた事だろう。
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