日本人に多い苗字の主人公が登場する漫画オススメ５選0 Pt.

本作の主人公である佐藤一郎は自称ごくふつうの男子高校生。日本で最も多い苗字の佐藤という名前も含め、平凡だと自認していた。だが彼は不死身の魔物であるトルシアスの息子で、母の死後に父に引き取られてから魔界で暮らすことに。人からよく「冷静」だと言われていた一郎は、魔界のびっくりな状況にあっても常に落ち着いているほど順応性が高かった。その順応性は朝一番に父の半身がぐしゃぐしゃに潰れてしまい、その不死身の力で再生している姿を目の当たりにしても食事を続けるほど。さらに学校では全身ガイコツの死神であるフレディの美しい骨に惚れ込み、一方的に彼の「親友」だと自称するなど魔界の学生ライフを満喫。「普通」を自認している一郎だが、こうした性格や父の血の影響で再生能力を有しているなど、ちょっと変わった主人公だ。

本作の主人公である鈴木は29歳のプログラマーで、同僚から名前をたびたび「佐藤」と間違えられるため、ゲーム内の名前を全て「サトゥー」に統一している。ある日、締め切りに追われる「デスマーチ」の最中、仮眠を取っていた鈴木は目覚めると見知ったゲームの世界に転生。10代の少年まで若返った姿で「サトゥー」として異世界に来た彼は、レベル1状態で荒野に放り出されたうえに、蜥蜴人間の大群に襲われてしまう。だが初心者救済システムの「流星雨」を使ったことで、サトゥーは蜥蜴人間の軍勢だけでなく、竜神までも倒してしまいレベルは一気に310まで上昇。一瞬にして最強になったステータスと大量のドロップアイテムで成りあがったサトゥーは、人助けをしながら異世界生活を平和に満喫するのだった。

本作の主人公でありタイトルにもなっている「高橋さん」こと高橋エナは、中学校の時にスカウトされてアイドルとなった女の子。エナは芸能人ゆえに周囲から少し距離を置かれていた。しかしとあることがきっかけで友人を作ることに成功し、親しい者からは「エナっち」と下の名前で呼ばれるようになる。そのきっかけが、クラスメイトの奈良と御影の会話の盗み聞きだった。奈良はクラスの委員長、御影は地味系男子。ふたりは思わずツッコミを入れたくなってしまうような延々とボケ倒す会話をしている。エナは周囲に盗聴していることを知られたくないために度々ツッコミを入れたくなるのを我慢しているが、時に我慢できずに弾けてしまうことがあった。

本作の主人公はである田中京子は、有能だが地味な年増OL。若い女子社員からは「ああはなりたくない」と噂されていた。しかし朱里は以前から田中のスタイルの良さに密かに注目していた。そんな田中が露出の高い衣装で踊るベリーダンスのダンサーをしていたことに朱里は驚く。田中は自分のコンプレックスを克服して、背筋を伸ばして生きようとベリーダンスに挑戦していた。彼女のそんな強さに勇気をもらった朱里は、婚活で男受けする会話や服装ばかり心がけて自分を見失っていたことに気づく。朱里は田中に憧れを抱き、彼女と友情を育んでいく。そんな時、朱里が合コンでトラブルを起こしたエリート会社員の笙野が田中に出会い、彼女の秘密を知ってしまう。

本作は同じ日に軟葉高校に転校してきた男子高校生、三橋と伊藤のふたりが無敵のコンビとなって青春を謳歌する物語。コンビの片割れである伊藤は、そのありふれた名字とはうってかわってトゲトゲと逆立てた目立つヘアースタイルをしている。伊藤は当初、三橋とはケンカに対するスタンスの違いでソリが合わずにいた。伊藤は曲がったことが大嫌いで、卑怯なことは見て見ぬフリをすることができない。一方、三橋は勝つためには手段を選ばない卑怯者。だがそんなふたりは、ひょんなことからコンビを結成。やがて周囲の者たちから恐れられながらも慕われるような、伝説の最強コンビとなっていく。