うっちゃれ五所瓦

うっちゃれ五所瓦

武蔵山高校相撲部唯一の部員・五所瓦角は、地区大会で団体優勝を目指し奮闘する。なかいま強の正統派スポーツ漫画。

正式名称
うっちゃれ五所瓦
ふりがな
うっちゃれごしょがわら
作者
ジャンル
相撲
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概要・あらすじ

かつて栄光を誇った武蔵山高校相撲部は、今や主将の五所瓦角ただ一人。不器用だが相撲への情熱は人一倍の五所瓦角は、地区大会団体優勝を目指してまずメンバー集めにかかる。

登場人物・キャラクター

五所瓦 角 (ごしょがわら かく)

角刈りに屈強な身体、朴訥な風貌の男子。少しどもった話し方をする。武蔵山高校3年生。かつて高校相撲界を席巻した武蔵山高校相撲部最後の一人であり、主将をつとめる。不器用だが相撲への情熱は強く、土俵に上がると人が変わる。地区大会の団体優勝を目標としている。

清川 薫 (きよかわ かおる)

短髪で長身、老け顔の男子。武蔵山高校3年生。柔道部主将で昨年度のインターハイ優勝の実績を持つ実力者。五所瓦角の熱意に動かされ、相撲部の助っ人を賭けて対戦する。五所川原角を「五の字」と呼ぶ。

難野 一平 (なんの いっぺい)

痩せて小柄だが態度は大きい。武蔵山高校1年生。応援部に所属していたが、相撲部主将五所瓦角と、柔道部主将・清川薫の勝負を見て感動し、相撲部の門を叩く。自称「硬派」だが、勝負では姑息な手を使う。

関内 孝之 (かんない たかゆき)

薄い眉につり上がった目で逞しい男子。武蔵山高校1年生。レスリング部員で上級生を差し置いて大会選抜メンバーに選ばれるほどの実力の持ち主だが、横柄な口調と態度で誤解されやすい。プロレスラーになることを目標としている。五所川原角達相撲部のハードな練習を見て興味を覚える。

雷電 五郎 (らいでん ごろう)

太った大きな身体に眼鏡をかけた男子。武蔵山高校2年生。囲碁部員。強そうな名前と巨体だけを理由に、相撲部助っ人に引っ張り込まれる。気弱だが囲碁は2段の腕前。

田門 泰造 (たもん たいぞう)

体格が良く、厳しい顔つきの黒島高校3年生。相撲部主将。2年連続インターハイ個人戦優勝の高校横綱。五所瓦角とは過去の対戦で勝利しているが、その実力を認めている。勝つためには手段を選ばず、部内では顧問の神田八十次とともに密かに「ダーティーコンビ」と言われている。 一方で厳しい練習を己に課す努力家でもある。

丙馬 一郎 (ひのえうま いちろう)

220cm長身で長い顔と手足が特徴。杉田工業高校の1年生で相撲部の選手。ジャイアントハエ叩きと呼ばれるはたき技で、1年生ながら団体戦の大将を任されている。気弱で、血を見ると気が遠くなる。

小岩井 一 (こいわい はじめ)

体格が良く、厚い唇が特徴。神山産業高校相撲部の主将。過去の地区大会個人戦では田門泰造に次いで準優勝をしており、全国でも8強には入る実力者。いくつかの相撲部屋からも誘いが来ていると言われる。

アントニオ・マロセロ

巻き毛の長髪、濃い体毛の陽気な男性。和樽高校相撲部員。アルゼンチンからの留学生。母親は大阪出身の日本人のため、流暢な関西弁を話す。恵まれた体格とパワーで無名に近かった和樽高校相撲部を引っ張る。

藤木 (ふじき)

坊主頭で真ん中から曲がった鼻が特徴の男子。堀大附属高校1年生。武蔵山高校の関内孝之と同じ中学の出身。いつもマムシドリンクを飲んでいる。目的のためにはどんな卑劣な手段でも躊躇なく使う。

二瓶 (にへい)

坊主頭で、前頭部の真ん中に十円玉大のいハゲがある男子。玄海学園相撲部員。その十円ハゲは部内で「白星ハゲ」と呼ばれ、効力確かなジンクスとされている。本人はいたって真面目な好青年。

神田 八十次 (かんだ やそじ)

禿げた頭と厳つい風貌の男性。いつもジャージ姿で下駄履き、竹刀を持ち歩く。黒島高校の相撲部顧問。選手を見る眼は確かで、高校横綱田門泰造を育てる。一方で勝利のためなら悪辣な企みも平気で行う。

長谷川 清 (はせがわ きよし)

メガネをかけた白髪交じりの壮年の男性。武蔵山高校柔道部部長。柔道5段で国体優勝経験もある実力者。教え子を信頼し、その意思を尊重している。柔道部主将・清川薫はこの部長を慕い目標としてきた。

瀬戸 (せと)

押売新聞のスポーツ担当記者。七三分けの髪型とメガネが特徴。高校相撲を担当して12年から13年のベテラン。今までノーマークだった武蔵山高校と五所瓦角に興味を持つ。

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