野湯ガール

野湯ガール

大自然の中にあり、人の手が加えられていない天然の秘湯「野湯(のゆ)」。そんな野湯の魅力にとりつかれた女性・大鷹ヒバリが、広大な自然に溶け込み、湯と一つになる究極の開放感を求めて全国を巡る姿を描く。基本的に実在の野湯を取り上げており、各話の最後には、温泉についてのうんちくが掲載されている。小学館「やわらかスピリッツ」にて、2021年8月20日から2022年8月5日まで連載。

正式名称
野湯ガール
ふりがな
のゆがーる
原作者
麻生 羽呂
作画
ジャンル
その他ゲーム・趣味・実用
レーベル
ビッグ コミックス(小学館)
巻数
既刊3巻
関連商品
Amazon 楽天 小学館eコミックストア

概要・あらすじ

東北地方北部。まだ残雪深い山道を一人で登る女性がいた。彼女の名は大鷹ヒバリ。大自然に覆われた秘湯「野湯(のゆ)」に魅せられた女性である。途中で熊に遭遇しながらも、ヒバリはなんとか「鬼ヶ砦」の火口湖に到着する。この火口湖は、温度は低いが温泉成分が含まれる温泉なのだ。火山ガスに含まれる硫化水素を避けるため、ガスマスクを着用して野湯に入ったヒバリは、空も山も湯もすべて独り占め。至高の開放感を味わった。そして、泥湯から出た瞬間、二人の男性登山客とばったりと遭遇してしまった。ガスマスクをつけただけの素っ裸の女性に驚いた彼らは、「痴女か変態か」と小声でヒバリのことを噂するのであった。(第1湯 東北某所 鬼ヶ砦火口之湯)

登場人物・キャラクター

大鷹 ヒバリ (おおたか ひばり)

カフェ「タスマニア」で働く女性。金髪のロングヘアーが特徴。輝かしい成績で将来を嘱望されたエクストリームスポーツ選手だったが、18歳のとき、雪山での滑落事故で選手生命を絶たれた。失意の中で出会った「野湯」で、大自然と一体となる至高の感覚を味わい、その虜となる。以来、様々な困難を乗り越えて、全国の野湯を巡ることを喜びとしている。

クレジット

原作

書誌情報

野湯ガール 3巻 小学館〈ビッグ コミックス〉

第1巻

(2022-03-11発行、 978-4098612819)

第2巻

(2022-06-10発行、 978-4098613724)

第3巻

(2022-10-12発行、 978-4098615025)

SHARE
EC
Amazon
logo